令和3年2月25日
決意を固め死んだ目をしながらゆらりと歩くその姿はゾンビそのもの。よく観ると社畜JKみなみであった。
一日中辞めるの三文字しか頭になかったと言ってもいい。体力と気力が切れ、頭に靄がかかったかのような時間が過ぎてその瞬間は訪れた。
「辞めたいです」
そこから数分で話は済んだ。代案として私を教室長ポジションから下ろし、新教室長を据えるというものを提示されたが、そのような空手形を信じるほどピュアではないし、そもそもそんな人間がこの会社には入らない。よってそれも蹴った。
「いつまでに辞めたい?」
「規定は知っているので、5月末までは続けるつもりです。それを期限に」
「分かった。明日また来てくれ」
こうして退職といういきなりの最後通牒第一弾は無事に済んだ。
しかし問題は辞めるまでに3ヶ月かかるということだ。これを好機と捉え、あらゆる転職活動、副業などの方策を模索したいところである。
会社を辞めるのも楽では無い。ここからは脱出編のスタートである。
果たしてトラブル無く辞められるのか。退職代行サービスという最後の切り札を使わずに済むのか。そもそも明日になったらこの話忘れられてはいないか?
しっかり辞め切るまで、私は社畜JKみなみの名を変えない所存である。
追伸
昼間の更新にリアクションをしてくれた同志に心からの感謝を示すと共に、同志の幸運を心より祈る