先日のニュースによると、落語協会の会長に鈴々舎馬風師匠が就任することが決まったそうである。
それで思い出したのが、10数年前、私が高校生の時のことである。
先日放送40周年を迎えた笑点、当時は5:20~6:00の40分番組だったので、前半の演芸コーナーの時間が20分ぐらい取れるため落語がかけられることが多かったのであるが、そこで馬風師匠がよく高座にかけていたのが「会長への道」という漫談風落語。
当時は柳家小さん師匠(馬風師匠の師匠でもある)が会長でかなりの長期政権だったので、なかなか自分たちの世代にお鉢が回ってこないという愚痴を面白おかしくやった物で、「(小さん師匠は)あれだけ愛し合ったおかみさんに死なれりゃ、心有る男ならすぐ後を追うはず」とか「円歌師匠(当時ナンバー2)は血圧が高いから(次期会長(当時)になっても)2~3年が山じゃねえか」とか悪口のオンパレードで観客は笑いの渦であった。
# 無論洒落。本音も混ざってるかも知れないけど (^^ゞ
さて、昨日の大沢悠里さんのラジオ番組で、電話出演した馬風師匠が今考えているのは立川談志師匠門下のいわゆる「立川流」の人たちの寄席復帰の件だそうである。
立川流の人たちは現在寄席に出ることが許されていないのだが、そうなったきっかけの破門事件は破門した小さん師匠と破門された談志師匠の当事者間の問題が原因の大部分を占めてるのだそうである。
だから、その当事者の片方が既にこの世を去った今となっては拘る必要もないだろうし、志の輔師匠他実力を認められている人たちは少なくないし、幸い馬風師匠にとって談志師匠は兄弟子で交流も深いから、自分が中に入れる立場になった今こそ関係修復のときではないかと考えているわけである。
ともあれ、会長就任おめでとうございます。
それで思い出したのが、10数年前、私が高校生の時のことである。
先日放送40周年を迎えた笑点、当時は5:20~6:00の40分番組だったので、前半の演芸コーナーの時間が20分ぐらい取れるため落語がかけられることが多かったのであるが、そこで馬風師匠がよく高座にかけていたのが「会長への道」という漫談風落語。
当時は柳家小さん師匠(馬風師匠の師匠でもある)が会長でかなりの長期政権だったので、なかなか自分たちの世代にお鉢が回ってこないという愚痴を面白おかしくやった物で、「(小さん師匠は)あれだけ愛し合ったおかみさんに死なれりゃ、心有る男ならすぐ後を追うはず」とか「円歌師匠(当時ナンバー2)は血圧が高いから(次期会長(当時)になっても)2~3年が山じゃねえか」とか悪口のオンパレードで観客は笑いの渦であった。
# 無論洒落。本音も混ざってるかも知れないけど (^^ゞ
さて、昨日の大沢悠里さんのラジオ番組で、電話出演した馬風師匠が今考えているのは立川談志師匠門下のいわゆる「立川流」の人たちの寄席復帰の件だそうである。
立川流の人たちは現在寄席に出ることが許されていないのだが、そうなったきっかけの破門事件は破門した小さん師匠と破門された談志師匠の当事者間の問題が原因の大部分を占めてるのだそうである。
だから、その当事者の片方が既にこの世を去った今となっては拘る必要もないだろうし、志の輔師匠他実力を認められている人たちは少なくないし、幸い馬風師匠にとって談志師匠は兄弟子で交流も深いから、自分が中に入れる立場になった今こそ関係修復のときではないかと考えているわけである。
ともあれ、会長就任おめでとうございます。
