SATOKの烏鷺うろ漫録

管理人の日常や趣味など。題名どおり囲碁の話題もそれなりに。

2006年夏の旅(その14)

2007-05-07 | 鉄道
さて、電車は朝倉駅前電停から県道274号線に入るのだ
が、この道なんと

双方向1車線しかな~い!!!!!

したがって高知市中心部へ向かう方は軌道と共用という
訳である。

この「軌道と共用」というのが曲者なのだが、旅をして
いた時は

(随分狭いとこ通るんだな)

とか

(へぇ、バスも走っててすれ違うんだ)

とか

(おい、こんな狭いとこにも信号所があるのかよ)

と言う程度の感想しかもっていなかったのである。

気づかされたのはその後、これを書く関係で土佐電に関
してネットサーフィンしていたときである。

あるホムペにそのことが書いてあった。

ちょっと考えればわかったことだが、土佐電はこの区間
単線である。つまり、はりまや橋方面も伊野方面も同
じ線路を走るわけである。

一方、高知市中心部へ向かう車は軌道の上を走っている
わけである。

そこへ伊野方面の電車が来たらどうなるか…。

そう、車と電車がお見合いする格好になるのであ~る。

目と目が合ったその日から、恋の花咲く時もある……。

んな暢気なこと言ってる場合じゃな~い!

当然車がよける必要があるのだが、しかし車線は一つし
かない。つまりよけるためには反対車線に出るしかない。
しかし、反対車線に出れば今度は車同士がお見合い……

筆者、自動車免許持ってるけどはっきり言って御免被り
たい道である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2006年夏の旅(その13)

2007-05-06 | 鉄道
筆者が乗ったのは伊野7:24発の知寄町行き(当時)。

大分席が埋まったところで電車は高知市中心部へ向けて
発車する。

伊野駅前、鳴谷、北山…と停留所に止まる度にお客を詰
め込み、電車はほぼ満員の状態になった。

考えてみれば今日(2006年8月30日)は平日、つまり筆
者を除けばほとんどの人はこれから勤めに向かうわけで
ある。

北山を出ると、車窓左手に工事中のショッピングセンタ
ーの建物が見えてきた。そして、そのショッピングセン
ターに隣接するように停留所(注)の新設も同時に行っ
ている。

筆者は非常に喜ばしいことだなと思いながら車窓を眺め
ていた。

今の所電車が行き違えるような設備が停留所にはなかっ
たので、どこで電車は行き違うのだろうと思っていたら
八代通を過ぎたところでと軌道が二つに分かれたなと思っ
たらそこで電車が止まってしまった。

特に客扱いもしてなかったので、

(ああ、信号所か)

と思っていると、やがて反対側に伊野行きの電車が入っ
てきた。

そこで筆者は非常に珍しい物を見てしまう。

(タ、タブレット!!!!!)

筆者がタブレットを見た機会はそれほどない。

つい最近でも大学生だったころに名鉄美濃町線を乗り歩
いた時に見て以来だと思うから、少なくとも10年ぐらい
はたっていると思う。

それほどもう普通の鉄道では見られなくなってしまった
代物なのだ。

次の宇治団地前を過ぎるといの町から高知市へ入る。

件の土讃線と立体交差するところを過ぎると高知市最初
の停留所「咥内」

筆者も最初は何て読むんかと首をひねったが、これで
「こうない」と読むそうだ。

電車はやがて朝倉の町に入るのだが、ここで筆者は信じ
られないものを目にする。

それがいったい何なのか、それは次回の講釈で。

(つづく)

(注)平成19年1月に開業し、「北内」という名前になり
ました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする