to the mountain

いつもハイボールを飲みながら書いています。ただの酔いどれ日記です。

十勝出張日誌

2019年12月06日 | 酔いどれ日記

久しぶりに1泊2日で出張です。行き先は帯広。前に帯広に行ったのはいつだろうと考えてみると2月だった。今年の夏は1度も来なかったのか。

朝はいつもよりかなり遅目の8時発。明るい時間に家を出るなんて久しぶりだ。時間にも余裕があるから朝からコーヒーなんていれて飲んだ。あー毎朝こんなゆとりがほしい。
しかし札幌駅に着いてみるとすごい人だった。これにはうんざり。アピアの蕎麦屋で朝飯食ったけど、これが全くもってうまくなかった。これにもうんざり。食ってて思い出したけど前にも来てるんだよな。もう絶対に来ないぞ。

帯広には昼頃に着いた。札幌に比べるとひどく寒い。何度あるのか。とりあえずインデアンへ。久しぶりに食うカレーがうますぎて感動した。毎日食べたい。
雪なんてないだろうと思っていたが、歩道はまるでスケートリンク。氷ばっかでびっくりした。
帯広の支社に入るのは10年ぶりですごく懐かしかった。
仕事が終わり、時間が空いたから走る。ホテルから西20条の「いっきゅう」まで白樺通りを走って往復10km弱、5'45。基本的にずっと氷の上を走っているようだったが、南側よりも北側歩道の方がアスファルトが出ている部分が多かった。なぜ?
夜は支社の社員が飲み会を開いてくれた。懐かしい顔に懐かしい店。帯広に住んでいた時によく行っていたバーのマスターとママが覚えていてくれてうれしかった。みんなありがとう。また来ます。


翌日は空いた時間を使って、街中をぶらついたり、当時住んでいたアパートなんかを見に行ったりした。アパートの辺りからは芽室岳が見えることが初めて分かった。当時は山登りなんてしてなくて休みの日は昼まで寝て、起きたら酒を飲んでまた寝るみたいな生活を送っていたから、見えている山がなんていう山なのかなんて関心がなかった。今から思うと実にもったいない3年間だった。でもそうはいっても仕事がマジで忙しかったから、休みの日に山に登るなんていうのは難しかったかもしれない。
街中を徘徊していると長寿庵東店と珈琲きんぐがなくなっていた。長寿庵は建物がぼろくてなぜか道路よりも低い土地に建っていてかなり謎だった。きんぐは時の流れが止まったかのような昭和な店だった。ああ思い出のチーミーよ…。
昼は今日もインデアン。そして気合の大盛り。やはりうまい。2日連続で食ってもうまい。腹パンパンで幸せ。当然持ち帰りルーを買った。

帯広では25〜28歳までの多感な時期を過ごした。それだけに職場にいたり、街中をふらふらしているとたくさんの思い出が蘇ってきて感傷的になる。2度目の帯広支社勤務はあるだろうか。またこの街に住みたいという気持ちはあるが、そういった異動の話は全くない。でももう独身じゃないし、帯広に転勤したらひもじい単身生活になるんだろうな。羊蹄もめっちゃ遠くなるし。そう考えると微妙かぁ…。