やっと、「ダ・ヴィンチ・コード」を観ました。

やっと観に行ってきました、「ダ・ヴィンチ・コード」
前にも、ココで書いたんですが。
原作を、途中までしか読んでなかった

正確に言うと、最初に原作本が出た時、「上巻」だけ買ったのが私。
で、下巻の前で、止まったまんまだった。
そのうち、文庫本で、「上・中・下巻」が発売されて、その「中・下巻」をダンナが買ってきて、先に読み始めてしまって。
待っている間に、続きを読みそびれていた・・と言うのが真相(笑)

で、映画を観に行くのが決まって、やっぱり、続きを読もうと思い立ち、読み始める・・・
上巻が終わってたので、文庫本の中巻の途中から読み始めることに。
最初、上巻を読んでいた時は、ずいぶんと前なので、頭に誰を思い浮かべることなく読んでたんだけど。
これだけ、ＴＶや雑誌で、主演のトム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、ジャン・レノなどの映像を見ていると、自然と登場人物の顔がその人達になってくるんですよ
まぁ、映画を観るまでは、できるだけ先入観を持ちたくないんで、できるだけ見ないようにはしてたんですが。

とにかく、昨夜遅くまでかかって、読み終えた(笑)

まず、感想から言うと。
映画自体は、悪くはなかったと思う。
ただ、これは、２時間半と言う短い時間に、この原作をおさめるとしかたないんだろうと思うけど、すごく、展開が早いというか、なんというか。

友人が、映画封切り直後に観たらしいんですね。
彼女は、原作も何も読んでない状態で行ったんですが。
「よくわからなかった・・」と言ってたんです。
今日、観てみて、その感想の意味がわかった気がした。

この映画を観にいこうと思う人は、まず、「興味がある」が前提ではあると思うんです。
いくら、話題作と言っても、まったく興味ない人は見ないじゃないですか。
私が、ホラー映画が苦手で観れないように(笑)

けど、この映画は、ある程度、前知識があるほうが、よけいに楽しめると思うんです。
私は原作を読んでいたので、「ここはこういう風に描かれるんだぁ」とか、「やっぱり、このへんは端折らないとしかたないか」とか、そういう風な見方もできるんですが。

まったく、予備知識が無く行くと、ちょっと、難解というか、展開早くてわからなかった・・な感想を持つ人もいるかも。
ダ・ヴィンチの絵画にまつわる謎とか、暗号（アナグラムなどの）とか、
宗教的な事、シオン修道会や、テンプル騎士団などの、興味ある人以外は、「聞いたことあるけど、なんだったっけ？」的な言葉の数々。
ちょっと知っておけば、興味増すと思います。

一緒に観にいった、ダンナの感想も聞いてみましたが。
「おもしろかった」と言ってました。
けど、
「原作読んでなかったら、としたらどうだった？」って聞くと、
「ちょっと、わかりづらいかも」とも。

まぁ、全部読んで行っても、反対に物足りなさを覚えるかもしれないんで(笑)
「上巻」だけ読んでいくとか
「ダ・ヴィンチ・コードの謎を探る」みたいな解説本を少し立ち読みするとか(笑)
多少、予備知識があると、より楽しめるかな、と思いました。

映画　ダ・ヴィンチ・コード公式サイト