山間の小さな村のただ一人の医師、伊野が失踪した。村人たちに全幅の信頼を寄せられていた伊野だったが、彼の背景を知るものは誰一人としていなかった。やがて刑事が二人やってきて彼の身辺を洗い始める――。失踪の2か月前、東京の医大を出たばかりの研修医・相馬が村にやってくる。看護師の朱美と3人での診察の日々。そんなある日、一人暮らしの未亡人、かづ子が倒れたとの一報が入る……。
ディア・ドクター - goo 映画
前回の西川監督作品「ゆれる」がここ最近の一番のお気に入り作品。
その西川監督の最新作となれば観るっきゃないでしょ！
最初の出だしがなんとなく「ゆれる」とダブる。
「ゆれる」ではオダギリジョーがカッコイイ車で田舎に向かう。
「ディア・ドクター」は車の趣味は違うにしても瑛太がカッコイイ車で田舎に向かう。
イイオトコと車と田舎。
今回の主役は鶴瓶。
この人って…笑わない顔って怖いよね（・ω・；A）
笑ってても瞳がみえない分、本当に笑っているのか心配になる。
そう思うのは私だけ？
表裏が見えないことが凄くこの作品を深くしているような気がします。
また今回のキャストもすんごくベストマッチです！！
さすが西川監督(。￫ˇܫˇ￩。)
看護師の朱美役の余貴美子さんなんてハマりすぎ！
絶対はじめっから知ってたよね、彼女。。。
今回の香川さんも前回同様“らしく”て良いです♪
はぁ～(*´艸｀*)
八千草様、ステキすぎます！
井川遥って顔っは凄く好みの顔なんだけど
演技ってちゃんと観たことなかったけど
病気の母と医者という職業と恋人の間でゆれる感情を巧く表現してたかも。
「ゆれる」ほどのインパクトはなかったけど
これまた人の“表と裏”を巧く微妙に表現した作品でした。
エンドロールが終わっても考えてしまう。
“医者という資格”が大切なのか、“医者という心”が大切なのか。
“田舎は孤独”なのか、“田舎は温かい”のか。
伊野先生は“幸せだった”のか、“苦しかった”のか。
いろんなこと。
でも、最後のかづ子の笑顔で救われました。。。
西川監督の音センスも好みです。
今回もよかったな～♪
ところどころ音声を消して、音楽だけになるところとか好き。
考える時間をもらえているようで。
次回作も期待です。
段々と西川監督作品のハードルが高くなりそうです(´Д｀A;)
「ゆれる」を超える作品を期待しちゃうよね～。
これオモロイです♪
ほぼ日刊イトイ新聞－ディア・ドクターのすてきな曖昧－
