バイクで行くか?電車で行くか?散々迷った末に「雨の心配も無さそうだから・・・」ということで、前者に決定。小菅JCTが近付くにつれノロノロ・・・。堀切JCTから向島線に入ると予想通りの渋滞に嵌りました。隅田川沿いの桜を背景に浅草駅へゆっくりと入っていく伊勢崎線はいい組み合わせですなぁ。狂ったようにすっ飛ばしていくスクーターのあんちゃんに露払いを任せ、地獄の箱崎JCTまでなんとか辿りつきました。その後はスムーズに深川線→湾岸線でビッグサイトに到着。駐輪場へも思ったほど待たされず入れました。

都心の桜は満開です。今年の開花は早いですね。

会場脇の駐輪場はご覧の通り。2010年の際にも書きましたが、低迷する二輪業界どこ吹く風・・・といった盛況振りです。

近くに停めてあった「MVX250F」コレですよ!これ!こういった個性的なバイクが出てこないとねぇ。純正のセンター&アンダーカウル付きでいい具合に維持されていますね。さて、MVXを上回るニューモデルには出会えるのか!?

会場入りするとステージが賑やか。昨年お世話になったRISE福島の方々が福島へのツーリングをPRしてましたよ。今年もお邪魔します!

ステージ近くには各地の観光協会的なブースが並んでいます。一部では有名のあの方も生で拝見できました。黄色いプリンみたいのは何だったのだろう?
メーカー各社の出展で気になったものだけをH.Y.S.Kの順で取り上げてみます。

ハンターカブの再来か?「クロスカブ」。マフラーやガード類は純正のオプションパーツが組み込まれています。カラーが当時の真っ赤ではなく今風の赤ですね。

CT110ではなくCC110!洒落の効いたロゴが「ニヤリ」。

モタード風の「グロム」。ホンダはこの手の小排気量も積極的ですね。これにもオプションパーツが追加されています。

初登場の「CBR400R」・・・外装は勇ましいがツインでCB"R"400"R"ですかぁ。2010年のVFRの時も同じような印象を受けたことを思い出しました。同じエンジン&車体を利用したネイキッドコンセプトのCB400Fはあれで「アリ」だとは思うのですが。

オプションのキャストホイールを履いた「SR400」。往年の400SPを彷彿とさせます。なにかの間違いでSRに乗るようになったらこれは外せません。

セローに装着されていたPIAAのフォグランプだかスポットランプ。電飾系も今はこういうのが流行っているのでしょうか?

隈取りされたライト回りが印象的なGSX-R1000の「シリーズ100万台記念エディション」。専用グラフィックやシリアルプレートが奢られていますが、乾式クラッチとかアルミタンク&FRP外装的な特別仕様は無いようです。

ハヤブサにもABSが付きました。いつの間にか車名が「GSX1300R Hayabusa」から「Hayabusa1300」に変更されていました。「インプレッサWRX」が「WRX」に変わったのと同じようで、ちょい寂しいですね。
期待されている次期250オフ車は・・・メーカーの方と話す機会があったので「タンクは15L以上、価格は目を瞑るから国内生産で!油冷でなくてもいいですよ(笑)」と伝えておきました。

Ninja&Z祭りのカワサキ・・・小排気量はやはりツインなんですよね。けっして4気筒至上主義という訳ではないのですが、昔のクォーターマルチを知っているから・・・・。作る側にもコストやなんたらかんたら難しいことがあるのは承知していますけどね。
メーカー以外の車両ではこんなものがありました。

国内仕様も販売される「GSR750」の改造車。高価なパーツを大量に投入しているようですが、スイングアームは鉄のまま?

モナカ管と異常に長いステアリングダンパーが目を引いた「1000カタナ」。1100ではなく1000というのがレア。

カタナに特化したショップとして有名なユニコーンジャパンが販売しているバンディット1250をベースとした「KATANA1250」プロが手を入れるときっちりと納まりますね。

こちらはGSX1400べースの「KATANA1400」油冷1400ccエンジンが大迫力!後ろの金屏風で刀>和風でしょうか?配布していたパンフレットもショップ系とは思えぬほど気合が入っていました。

Mr.Bikeだったかで連載されていたような・・・ハヤブサの大改造車。東北道だったか北関道だったか?高速で実際に走行していたのを目撃しています。ガンダムだかなんか、ロボットアニメのイメージなんでしょうか?その類はよく分かりません。

ホンダのデザインはいまだにこれが最高だよなぁ・・・の「CB750F」 タンクにBEL-RAYはありますが、タイヤはBS。集合管がべラスコじゃないのは狙いか?
用品関係は

お馴染み、東単ブースの巨大ヘルメット。2010年はシュワンツ・ペプシカラーでしたが、今回はスタウト・カラー。23を2013にアレンジしています。「気が利いているよな」「エヘッ、どーも」「もういっちょい行く?」「ウッス!」といった出来栄えです。お子様たちが記念写真撮影しているのも前回と同じく(笑)。

今月リリースされたばかりのラパイドIRの東単オリジナルカラー。ヘルメットは艶消し系の色が流行なのでしょうか。

ネックブレースPRのため、一緒に展示されていた高橋国光風カラー。星野一義風の黄/白もありました。どちらも非売品。

Agipからeniにブランド名が変わったイタリアのオイル。六本足の火を噴く犬?は健在です。

「モーターサイクリスト」誌の八重洲出版では簡単なクイズに答えてこんなものを頂きました。

三栄書房のブースにて。3/23発売の「RACERS」最新号はCBX750FべースのモリワキZERO。空冷Zじゃないところが「気が利いてるよな」・・・以下、省略。

開場内で忠さんこと鈴木忠男氏に遭遇!「Mr.Bikeバイヤーズガイドの連載、拝読しています!」と握手をして頂いていると、周囲は「誰だろう?」の雰囲気・・・目玉ヘルメットの元祖ですよ!
一服しに建物から出ます。
正午過ぎということでケータリング各店には数kmは続いているとさえ思える人の列!死ぬほど腹が減っているのか?はたまた並ぶことに意義があるのか?各地の能書きラーメン屋や蕎麦屋でスマホ片手に行列をなすプロたちがここ帝都湾岸に集結しています。そしてその先では・・・

警視庁の女子白バイ隊がデモ走行を披露。一糸乱れぬその走りに多くの視線が集中していました。
再度、会場内に入ろうと思いましたが、雲行きが非常に怪しい・・・。駐輪場を一回りして、ビッグサイトからさようなら~。交差点を一箇所間違え、何故か歌舞伎座の前を通り、宝町ランプから首都高へ。大混雑の蓮田SAでやっと昼食。なんとか雨に祟られることもなく、今回のモーターサイクルショー終了です。