前回は2013年でしたか。今年は都合よく休めたので久しぶりの帝都へお上りさんして来ます。
さて、先ずは問題となるのが交通手段。バイク&車は地獄の渋滞。電車は出発駅での駐車が困難。ということで、今回は高速バスを利用してみました。
バスターミナルには一日500円の駐車場も併設されているので便利ですね。
東北道から首都高へ入った辺りから予想通りの渋滞でしたが、神経を磨り減らされることもなく、車窓から東京見物。途中、王子駅に停車するため、C2王子北から下道へ。懐かしい本郷通りや新お茶の水界隈を通り東京駅へ向かいます。沿道では桜が開花していました。
定刻より十数分遅れで東京駅八重洲北ターミナルに到着。駅構内を通らずに帰路のバスターミナルを確認。ディズニーランド行きの子供たちでごった返す通路を延々と京葉線乗り場まで歩きます。
新木場でりんかい線に乗り換え、国際展示場駅には9:00過ぎに到着。駅すぐそばのコンビニで昼食を仕入れ、ビッグサイトへ向かいます。開場まではお約束の行列。多くの見学者は「先ずは試乗会」といった様子でした。
それでは国内四メーカーを見てみましょう。
まずはホンダ。
今年の目玉はやはりコレ、「RC213V-S」でしょうか。エンジン形式がファクトリーレーサーはV型、市販のレプリカCBRシリーズが並列四気筒では「ちょっと、否、かなり違うんじゃないの?」と感じていましたが、これはV型エンジンを搭載、しかもVFRを名乗らないでネーミングもファクトリーと同じ。ホンダファンの溜飲も下がったことでしょう。NR500超えは確実となるであろうお値段は如何ほどになるんでしょうね。
「アフリカツインの後継機?」コンセプトモデルの「トゥルーアドヴェンチャー」。エンジンはVツインではなく並列二気筒のようです。
HRCのワークスラリーマシンであるCRF450 RALLYをイメージした?「CRF250 RALLY」。ここまで本格的にしなくとも良いので、ビッグタックのツーリングモデルが欲しいですね。タイヤはミシュランのT63を履いてます。
SFAとブルドッグは・・・開場をあとにしてから忘れていたことに気付きました(苦笑)。
ヤマハ
ヤマハのレプリカ「YZF-R1」も2015年モデルは随分と気合が入ってます。超小型化されたヘッドライトを含めたスタイリングも凄みがありますね。価格はRCV213Sよりも現実的でしょうか。
400ccクラスのレプリカ「YZF-R3 ABS」も並列二気筒・・・しかも320cc・・・YZFのネーミングには、単気筒や二気筒の「CBRシリーズ」と同じような違和感を覚えました。

セロー250 30th Anniversary Special Editionの横には懐かしの最初期セロー225。磐田のコミュニケーションプラザから持ち出されたのですかね。スイングアームのモノクロスデカール、今でも手に入るのかなぁ。
それではスズキです。
今回はこれが見たいがために来たようなものですから(笑)。4年ぶりのGP復帰です。
2015年moto GPファクトリーマシンGSX-RRは、GSV-Rに搭載されていたV4エンジンを捨て、並列4気筒を採用。ホンダとは逆のパターンですね。プロトタイプレーサーにGSXの文字が入って嬉しいファンも多いのではないでしょうか?
ドライブチェーンがスイングアームを貫通!ファクトリーチームはBetaを使用しているのですね。ステッププレートとチェンジペダルはなんとなく市販車っぽい造形です。
ライダーはアレイシ・エスパロガロとマーヴェリック・ビニャーレス(ケニーJr.以来のアライ着用スズキワークスライダー!)のスペイン人コンビ。ということで、スペイン系の大口スポンサーが付くことを期待していましたが、なんとチーム名は「エクスタースズキ」純正オイルのエクスターですよ。昨年からGSFのオイルをエクスターに戻したので非常に感慨深いですなぁ。今年は10月の日本GP、行くか!?。
ステージ脇にはスズキらしい物販コーナー(苦笑)が設けられていました。入手したのはモーターサイクルショー限定モデルの湯呑み。画像中央が今回入手したもので、左のものの色違いですね。土曜日の販売数は120個だそうです。
ここで遠路遥々新幹線に乗ってやって来た隠れ?スズキファンのもー中くんと会うことが出来ましたよ。湯呑みは4個手に入れたそうです(笑)。また福島でお会いしましょう!
ステージ正面の最も目立つところにはインド生産のジクサーが展示されていました。英語圏(アメリカ?)ではGSX-Rを「ジー・エス・エクス・アー」→「ジクサー」と呼んでいるとか。現代的な外装&リヤモノサスとGN125を髣髴とさせる空冷単気筒エンジンが対照的で面白いですね。「9つのインドのバイクオブザイヤーを受賞」をアピールしているところがまたスズキ(笑)。
ネーミングが???なGSX-S1000&1000F GSRシリーズとは別ということでしょうか?「後出しジャンケン」感がタップリですね(笑)。
他社の過激なレプリカと較べると、ホンダで言うFコンセプトにも見えてしまうGSX-R1000 フルモデルチェンジに期待しましょうか。
Vストロム650に嘴カウルとスポークホイールで650XT ダートでの走りはどの程度なんでしょうね。
スズキの輪留めはこんなデザインでした。
カワサキは
この一台に注目が集まっていましたが、これほどのプレミアムモデルにアルミフレームを採用しなかった理由が知りたいですなぁ。私的にはこのジャケットのインパクトの方が強かった!「ライムグリーンの上着だけ写真を撮ってもいいですか?」と訊ねると、「ええですよ」と強烈な関西弁にノックアウトされました。「阪〇ファンで納〇は食べないんですよね?」とは訊けませんでした(苦笑)
その2に続きます。