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TAMAの日記

【朗報】お袋が、ワクチン接種を決断してくれました。


こんにちは。

滋賀県南部は、午後から雨模様。



今日の天気のように、昼までは気持ちが「どんより」していた。


お袋も私も、コロナで命を落とすような最悪の事態は、
なんとか避けられそうだ。

そうなると、これからの不安は、自分の今後の事だ。

私の今月の手取りは0では無いと思うが、夜勤をやっていないので
有給や忌引きを使っても、確実に減る。

それ以前に、職場復帰しても、今まで通りに体が動いてくれるのか?

それ以前に、濃厚接触者だった私を、同僚や利用者さんはどのように
思うのか?

いや、それ以前に、私達家族は地域の人達と、今まで通りお付き合い
していただけるのか?

等々・・・



朝10時ぐらいの事だ。

土曜日は妻の仕事が休みで、午後には実家へ行くというので、肉屋が
朝に開店すると同時に、注文したステーキ肉を受け取りに行ってもらう。

しかし、あいにく路地の入口が道路工事中で、家の前まで行けないと、
妻から電話。

「よりによって、今かよ・・・」

もちろん、私は表通りまでは出られないし、帰りに車へ積んで欲しい
物もあるので、やむなく玄関から外に出て辺りを見回す。

一本向こうの道から隣家の農機具ガレージに入れば、ごく
短い距離でやり取りが出来そうだ。

幸い、隣家の住人が、さらに隣りの住人とガレージの奥で
立ち話をしていたので、遠くから 

「すいませーーん、工事で中まで入ってこれないので
一時、こちらに車を止めさせていただけませんかーー」

と声を張り上げてお願いした。

住人は、一瞬 怪訝そうな顔をされたが

「どうぞーーー」

と言っていただいたので、妻に裏道からガレージへ入って
車を止めるよう電話をして、携帯をOFFにした時だ。

住人がチラッと私の方を見ながら、コソコソ話をされてる姿が
見えた。

隣人が何を喋っていたのか知る由もない。

しかし、私の脳裏をなにか

「どす黒い」ものが、

掠めていった。



家に入ると、妻の分のステーキ肉を渡し忘れたことに気付き、
急いで電話。すると妻は

「まだいるよ、車まで持ってきてよ」

妻はいつもこんな調子なんだ・・・普段なら

「世話の焼ける奴やなぁ」

と言いながら、持って行くのだが・・・

「オマエ、俺の今の状況わかってんのか!」

大声で怒鳴ってしまった。


あの隣人の姿を見た後では、もう心に余裕が無かった。

自分の勝手な被害妄想かもしれないのに。

妻にあんな大声で怒鳴った事は、今まで一度もない。


あまりの後味の悪さに、何もする気が起きず

ウジウジと考え事をしていた時、携帯が鳴った。

お袋からだ。

「電話くれてた? もう昨日入って来た人がゲームばっかり
やってさ、もううるさくて、そっちに気をとられてねぇ。
また咳も凄いんだよ」

「ちゃんとマスクしてるか?あともう少しの辛抱なのに
大丈夫なんか?」

「大丈夫や。先生な、今日退院しますか?だって。まだ
心配やから6日までは置いてくださいって言ったわ」

「そんな人が隣りにいるなら、今日退院でも良かったん
ちゃうか?」

「ホンマやな。でも咳してるの聞いてたら、お父さんも
同じ咳してたわ。お父さんもコロナやったん違うやろか」

「そりゃ親父も多分濃厚接触者やしな。可能性はあるで。
どうするの?」

「いや、どうもせーへん。お骨調べられるの嫌やし」

「今日な、隣りの人らが俺の方見てコソコソ話してるんや。
ホンマ気分悪かったで」

「しょうがないな。でも、期間が明けたら、私はもう堂々と
町歩くで」

「お袋さ、それならワクチン接種しようや。もうな、国も
ワクチン打った人は、普通に生活出来るようにするみたい
やし、打っといたら何の文句も言われる筋合いないで。」

「そやな。コロナかかったら、普通免疫みたいの出来ない
ですか?と先生に聞いてもな、今度のウイルスはキツイから
落ち着いたら打ってくださいねってさ。打たなしょうがない」

「やっとワクチン打つ気になってくれたんやな」

「お父さんの訪問看護に支払いあるから、そこの系列で
打てへんか聞いてみるわ」


という事で、お袋がワクチン接種を決断してくれた事で
午後は幾分気分もスッキリした。

そして明日から、

親父のこともブログを通じて少しずつ整理しようと思う。






































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