外国人が中国への移住をしたがる理由―中国メディア

　

　九個頭条は１１日、外国人が中国移住をしたがる４つの理由について紹介する記事を掲載した。
　ＨＳＢＣによる２０１３年度世界移住先調査で、中国が２位のドイツ、３位のシンガポールを抑えて最も外国人に喜ばれる移住先に選ばれた。外国人が中国に移住する理由は、どこにあるのか。
　【経済の急速な発展に伴う活力】
　経済発展は新たなビジネスや発展のチャンスをもたらす。
　清華大学で法学博士を取得した、中国在住歴７年の日本人は「中国は活力のある国でチャンスが多い。日本はある程度発展して安定しているがチャレンジ性がない」と語る。新たな物事を求めるのが好きなニュージーランド人夫婦も「中国は世界で最も活力があり、発展のチャンスがある」と考えて広州での生活を選んだという。
　【生活コストが低い】
　ヨーロッパなど比べて生活コストが低く、快適に生活することができる。
　【文化的魅力】
　５０００年の歴史を持ち、４大文明で唯一現存する中華文明を慕ってやって来る人もいる。ネット上で先日話題になった、中国人の母と米国人の父が娘に中国で教育を受けさせた話では「中国文化は貴重な精神的財産だから」というのが理由の１つに挙げられた。
　【超国民待遇】
　古くから客をもてなす文化が改革開放でエスカレートして、内国民待遇を上回る待遇を外国人に与える「超国民待遇」が出現した。もともとは改革開放以降に政府が外資企業に与えた税収、投資、外国為替管理などにおける優遇を指していた。
　【独身女性が多い】
　経済発展に伴い、女性の教育レベルが高まったことで、高学歴高収入高職位の独身女性が増えている。将来的にはより多くの外国人移住を呼び込む要因になるかもしれない。
　（編集翻訳　城山俊樹）