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いちばんだいじ

日々の暮らしの中で、人生で。一番大事なこと、大事なモノを見つけるために

後ろめたい?

2006-06-14 23:18:10 | My Sweet Alligator
「今度話すよ」
でも、その機会はなかなかない。

7月には、いよいよ出発間近となった上司の本格的な送別会もあって。
そこで、彼と一緒になった。
他にたくさんの人がいて、思うようには話せない。

あれから電話もメールもあまりしなかった。
でも。
やっぱり逢いたい。
ある日、実家に帰っていたときに、電話した。
相変わらず、留守電だったけど。
しばらくたってから、ダメ元でもう一度電話してみた。
彼が出た。
「おぉ。今、留守電聞いて、電話しようと思ってたんだよ」
ホント?
実家にいることを告げると
「自宅に電話するところだったよ」
確かに、どこにいるかまではメッセージ残してなかった。

それから、いつも通りとりとめのない話。
お互いの近況とか仕事の話とか。

でも、私の聞きたいことはただひとつ。
「今度、いつ逢えるの?」

いつもなら、結構難色を示して、
なんだかんだと忙しい事情を話し始める彼だけど、
今回はあっさりOK。
「8月なら逢える」というので、具体的な日も決めた。
久々の1日デートになりそう。
とーってもうれしかった。

だけど。
妙にすんなり約束してくれたことが、ひっかかる。
結婚の話を自分からできなかったこと、うしろめたいのかな?


衝撃の事実

2006-06-13 23:48:09 | My Sweet Alligator
あの人と私の直属の上司だった人が海外勤務に。
あちこちで送別会が行われ、仲の良い取引先と一緒のときには
退職した私まで招待された。

彼が同席していない、とある送別会で。
後輩が言った。
「知ってます?○○、結婚が決まったらしいですよ」

あまりにも突然で、驚いた。
でも、ここで動揺を悟られてはイケナイ。
「へぇ、そうなんだ」
冷静にそう言ったつもり。
でも、顔は引きつっていたかも。

彼女がいるらしいことは、何となくわかっていた。
彼は何も言わなかったけれど。
そもそも、二股かけられたとか、そういう問題でもない。
どちらかといえば、その逆?
ま、五分五分かな。
なので、私も問いつめたこともなかった。

ただ。
本当なら、彼の口から聞きたかった。

2次会はカラオケに。
ちょっと抜け出して、会社で残業している彼に電話した。
「聞いたよ。決まったんだって?」
彼は少し困った感じで
「あー、聞いたんだ…。自分の口から言いたかったのに…」
私だってそうだよ。
気まずい雰囲気にはならなかったけど、
「今度、ゆっくり話すよ」
そう言っていた。

今度っていつ???
もう逢えないのかな。

いつかは来ると予想できたことなのに。
あまりにも突然やってきた、すごい喪失感。

たかが結婚。
彼がいなくなるワケじゃない。
それなのに。


どういうつもり?

2006-06-12 23:56:49 | My Sweet Alligator
もうあの5月のデートが最後かも
そう思いながらも、こちらから連絡はしたりして。

ホントは毎日でも逢いたいくらいだったけれど、それは無理。
でも、せめて月に1回くらいは逢いたいと思っていた。
月の後半には、翌月の予定を聞いてみる。
私の中では、それが毎月の恒例行事になっていた。
「6月はいつ空いてる?」

今みたいに携帯もなかったので、
連絡方法といえば、会社のアドレスへメールするか、
あるいは留守電にメッセージを入れるか。

夜電話してもなかなか出ない。
ホントに帰ってないときもあれば、
お風呂や洗濯で部屋にいないだけだったりする。
昔ながらの寮なので、何でも共同。

電話にせよメールにせよ、返事はなかなか来ない。
あまりしつこくしても嫌がられそうで、
しばらくは我慢するんだけど、
「もしかして気づいてないかも」と思って
いないとわかっている平日の昼間に電話して
メッセージを残したりして。
もしも直接話して
「しつこいな」という雰囲気が伝わってきたらと思うと
こわかったから。

やっと返事があったと思えば、「6月は忙しい」だって。
週末は仕事を含め予定が詰まってるらしかった。

ホントは他のコと会ってるんじゃないの?
そんな不安もあったけど。
彼の言葉をそのまんま信じるしかない。
嫉妬深いとか独占欲が強いと思われたくないし

その6月半ば。
私の女友達と会社の後輩を引き合わせようと
ゴルフの打ちっ放しにみんなで一緒に行く計画を立てた。
集合は我が家。
夕食もみんなで食べようということになっていた。

そしたら。
後輩が「彼も来ることになった」という。
え?忙しいんじゃなかったの??
彼に逢えることはとてもうれしかったけど、
心の中は何ともフクザツだった。

当日、彼に目で訴える。
そういうのには察しがいい。
みんなに気づかれないようにこっそり言った。
「あれ?6月は忙しいハズだったのにね」
もう!
どういうつもりなのか、わかんないよ

ゴルフも終わって、我が家でしばし休憩。
お昼ご飯は各自済ませることになっていたんだけど、
彼は食べ損ねたみたいで
「腹減ったぁ。ねぇ、何かない?」とキッチンへやって来る。
アンタは子どもか

キッチンからベランダへ出て煙草を吸っている彼。
丁度買い置きのパンがあった。
「パンでいい?」
「おぉ、ありがと」
まったく、世話が焼けるよね。
でも、甘えてくれるのはちょっとうれしい

そして、夕食のためにみんなで餃子を作る。
それから、飲み会スタート

さりげなく彼の隣に座る。
たまたまキッチンのすぐそばだったから、なんだけど。
彼が、こっそりちょっかいをかけてくる。
ホント、ガキなんだから。
でも、やっぱり幸せ

なぜ、二人で逢ってくれなかったのか、それは聞けなかったけど。
でも、私に逢いたくないなら、家にも来なかったろうし。
二人じゃなければ逢ってもいいと思ったの?

どういうつもり?
うーん。
彼が帰った後、色々考えてしまった。


嫌われた?

2006-06-11 23:12:47 | My Sweet Alligator
あの人と本当にひとつになれた、記念すべき素敵なデートのあと。

彼に次の予定を聞いても、
忙しいとかでなかなか決まらない。

私はすっかり待ちくたびれて、
強引な行動にでてしまった。

「○日○時に○○で待ってる。
 来れないなら連絡ちょうだい」

そんなメッセージを留守番電話に残した。

我ながらイヤな女だと思う。
でも、せめてひと目だけでも逢いたい。
そんな気持ちでいっぱいだった。

指定した場所は会社のすぐそばの書店。
来るか来ないか、私にとって大きな賭だった。
来ないことも十分に予想された。
第一、留守番電話を聞いてない、という可能性だってある。
あれから、彼と連絡をとってないのだから。

少し早めの時間から待ち合わせ場所にスタンバイ。
時間が近づくに連れ、心臓がキリキリ痛くなってくる。
泣き出しそうになるのを、ぐっとこらえて待ち続ける。
彼が来なくても、何時間でも待つ覚悟でいた。
それで来なければ、もう諦める。
これが最後のチャンスだ。
そこまで思いつめていた。

けれど。
時間に少し遅れたころ、彼が来てくれた。
「どうしたの?ここじゃマズイよ」
そう言って、駐車場へ。
休日だったけれど、仕事しに会社へ行くことが多かった彼。
この日も車で来ていた。

車に乗った私は、とても申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
なんで、彼の都合も考えずにこんな無茶したんだろ?
もう嫌われちゃったかも。

だけど。
彼は怒らなかった。
南の方へと車を走らせていた。

川沿いの大きな公園で、車をとめる。
堤防を二人で歩く。
いつものように話しているつもりだけど、
私はどうしてもぎこちない態度をとってしまう。
彼の顔色をうかがってしまう。

それでも、少しずついつもの自分に戻っていった。

公園を出て、さらに南へ車を走らせる。
夜になって、二人とも初めての街で夕食。
中華料理の店だった。
なんだかたくさんオーダーしてしまい、
ふたりともお腹いっぱいになってしまった。

車で店を後にして。

「あぁ、食べ過ぎたな~」
「うん。食後の運動しないとね」
「運動…大丈夫なの?」
「うん」
「前から思ってたんだけど、ダメな日ってないの?」
「そりゃ、ちゃんと考えて日を選んでるからね」

…やっぱり、そういうの気にしてたのね。

で、今回はお互い同意の上で、HOTELへ。

当時の彼は、煙草を吸っていた。
メンソール。
私は煙草を吸ったことがない。

「どんな味なの?」
「火をつけなくても、吸ってみるとわかるよ」

生まれて初めて煙草を口にくわえてみた。
息を吸い込んでみると、なるほどミントの香りが
口の中に広がっていく。

それから。
いつもは照明を落としてくれる彼なのに、
今日はシャワーも浴びないうちに、ベッドの上に。
「明るいままで」だって。

大好きな人が相手だと、この状況はかなり恥ずかしい。
なので、私は饒舌になっていった。
ずっと話し続ける私に、彼は言った。

「しゃべってるとできないんだよね…」

そこで中断してしまった

何やってるんだ、私。
でも、彼は怒るでもなく、ベッドで眠ってしまった

かなり時間が経って、目覚めた彼。
もう、外は明るくなりかけている。

「もうこんな時間だ。送っていくよ」

HOTELを後にして、車を私の実家へと走らせる。

帰りの車の中では、普通に話してくれている彼。
でも。
私の中には、わだかまりがずっとあって。
車から降ろしてもらうとき、KISSもできなかった。

やっぱり嫌われてしまったのかな。
もうこのままサヨナラなのかな。
帰ってから、ずっとブルーな気持ちを抱えていた。

2度目の…

2006-06-10 23:15:23 | My Sweet Alligator
何もなく終わった、あの人との映画デート。

その次に二人で逢ったのは、4月の終わり。
いつもあの人から誘ってくれることはなく、
私から彼の都合を聞いてスケジュールを決める。

その日はドライブに行こうということに。
彼の指定する場所まで、電車で行く。

とりあえずどこに行こうか?
ドライブ・スポットの情報誌を見ながら
とある公園に決めた。

緑が鮮やかな道を、彼とのんびり歩く。
いつも、ごみごみした都会の中で仕事してるから、
こういうところに来ると、解放感がある。

そのあと、有名なドライブ・ウェイへ。
山の頂上から海を見下ろす展望台。
柵によりかかって景色を眺めていると、
後ろから彼が寄り添ってきた。
軽く髪にKISSしたりして。
ドキドキしちゃうよ

だんだん暗くなってきたので、
街へおりることに。

海沿いの道を、目的もなく車を走らせる。
「こっちへ行くと何があるの?」
「うーん、○○海岸かな?」
でも、結局そこには行かず、Uターン。
そして。
いきなりHOTELの駐車場へ。

!!!!
びっくりした。
だって、この前は何もなかったし。
今日だって、そんな感じのことは何も言ってなくて。
まさか、こんな強引な行動に出るなんて。

もし、ダメな日だったらどうするつもりだったんだろ?

でも。
日を決めるときから、バイオリズムは考慮済み。
何かがあってもなくても、体調の悪いときには
楽しい時間を過ごせない。
せっかくの彼との時間、無駄にはしたくないから。

もちろん、ランジェリーだって。
彼に逢うときには、たとえ二人きりじゃなくても
悩みに悩んで決めている。

部屋に入って。
「シャワー浴びてくれば?」
「うん」
ドキドキ。
今日は大丈夫かな。

実は。
旅行の時にようやくひとつになれたのだけれど、
彼は最後まで行かなかった。
なので、余計に「誘われない」のが不安だった。
「幻滅」したんじゃないかと思って。

彼もシャワーを浴びて。
それからベッドへ。

この前より、自分のカラダがずっと素直に反応するのがわかる。
今日こそ、彼を満足させてあげたい。
そんな思いももちろんあったけれど、
彼に求められているといううれしさの方が大きい。

そして。
何とか満足させることができたみたい。

私のカラダの上に乗ったままの彼。
胸のあたりに顔を押しつけている。
頭を抱きかかえるようにして、軽く髪をなでてあげる。
とってもかわいい。

そうしたら。
子どもみたいにスヤスヤ眠ってしまって…
起こすと可愛そうだから、
そのまま髪をなで続けていた。

しばらくして、お目覚め。
自分の体勢に驚いた様子。
私だって、腹上爆睡なんて後にも先にも彼だけだよ。
もともとうつぶせ寝することが多いらしいし、
私の上は寝心地よかったのかな

それは私にとって区切りの歳を迎えた誕生日の翌日で。
一つ歳をとってから初めての相手が彼で。
そして、そのことを、とても幸せに感じていた。