メル返待ちのオンナ

この休日には結局来なかった

週の後半にはかなり頻繁にが来ていたので、
そのギャップにちょっと落ち込み気味

そのペースがずっと続くような気がして、しょっちゅうメールチェックしてる。
5分ごとにメールチェッカーがメールチェックしてくれる、にも関わらず。
こういうのを「メールの返事を待つ」ってことで
「メルヘン（メル返）待ちのオンナ」というらしい。
金曜は遠方へ飛行機での日帰り出張と聞いていたので、
「出張の移動時間が暇ならくるかも」と期待したり。
「でも、誰かと一緒なら隣の席で危ないは書けないし」とも。
そんな風に1日中、そのことを考えてしまった。
他のことをしていても、どこか落ち着かない。

そうして、夜も前に座って他のことをして待っていた。
日も変わるし、今日はもう諦めようかと思ったその瞬間、メールチェッカーが反応
に向かって思わずにやけてしまう私
怪しすぎて、誰にも見せられないよ。
すぐに返事を書いたんだけど、いっぱい書きすぎて遅くなっちゃった。
彼は最初のを書いて即寝ちゃったのかもしれない。
で、その返事は結局来ないまま、休日が終わってしまいました

想いが通じたかと思ったんだけどな。
たとえ通じたからといっても、相手がこちらのペースに合わせてくれるわけもなく。
冷たいワケじゃなくて、オトナってこういうことなんだ。
そういうことにしておこう

「はお互い好きなときに書く。返事は求めない」
そんなルールを提案した彼ですが、いつもたくさん質問してきます
もしかして「『返事まだ？』とか催促しない」っていう意味だった

私の質問にはすべて答えてはくれませんが、
私は彼の質問には全部答えるようにしています。
彼が知りたいと思うことなら、やはり知って欲しいから

しかし。
何も「関係」なんてないのに、
私たちの間にはどんどん「秘密」がなくなっていきます。
そう思ったので、
「もしも逢ってそういうことになっても、お互い初めてとは思えないんじゃ？」
「『初めてだっけ？』って聞いちゃいそう」
と書いておきました。

急展開♪

エレベーターの彼について、続編。

朝からが来ないので、話題がイマイチだったか～とちょっと心配になった
でも。お昼過ぎてから来ました。
質問にバッチリ答えてくれてました。

予想より、かなり遊んでいる人だってコトがわかった。
ショック、ではなかったけど、そういう人だって気づかなかった自分が不思議。
たいていわかるのにな。
でも、彼に魅かれたのはきっと何かオーラを感じたんだと思う。

「で、そっちはどうなの？」と聞かれた。
つまり、「パートナー以外にはそういうのないの？」っていうことだ。
正直に、そういうコトはないワケじゃないという程度だと答えた。
だって、彼に比べたら本当に微々たるモノだから。

そのあと、夕方にもが来てた。
「転勤してきて、私と一緒に仕事していたときには、遊んでなかったんでしょ？」と聞いてみる。
当時はどうしてもそうは思えなかったから。

夜になって、もう帰ってたらしく、珍しく早めの時間にが来た。
答えは「その当時は、遊んでない」。大当たりだ。
アプローチしたいと思える相手がいなかったらしい。
そのときに「おまえは可愛かったけど、色気がなかったからそういう対象には見てなかった」と言われた。
おぉ、質問しないうちに聞きたかったことが聞けた。ラッキー
もっともウレシイ言葉ではなかったけど。失礼だな

もうこうなったらアノことを聞いてやる。
「じゃ、この前はどうしてKISSしたの？」
あー、ホントに聞いちゃったよ。どうしよう

「そんなこと言うけど、一緒に仕事してたときにはおまえも俺になんか感情をもっていたわけじゃないだろ？」

お、ちょっと恋愛モード
よし。もうこうなったら、勢いで全部言っちゃえ。
「上司で初めて男性と思った人だった」
「転勤の時は本当にショックだった」
「でも、何も言えなかった」
「こんな遊んでる人と知らなかったので、アプローチしても引かれるかと思った」
「行く直前に手紙を書いた。それが精一杯だった」
「ホントは別れる前に思い出のKISSくらいしたかった」

あー、ホントに言っちゃったよ。
まるで告白してる感じだ。いや、してるのか。

ドキドキしながら返事を待つ。
今まで一連の、彼と私二人のこととか、恋愛モードな内容とかそういうのはまったくなく
ただただアダルトなきわどい内容だけ
お互いが単なる自分の暴露話をするだけとか。
だから、こんなマジメな？展開になって、彼がどう出てくるのか？
お互いのとんでもない話を知った上で、私をどう思うのか？
見なかったふりして、またいつものアダルトメールに戻るのか？

返事が来た。

KISSについては「誘ってる」と思ったんだって。私が。
最初の店で向かい合わせの席だったんだけど、
飲んでるとき、途中で私の目が変わったらしい
だからそうしたんだって。
突然の衝動、とか、酒の勢い、とも違ったのね。

「確かに、無意識に誘ってたかも」
「それは、昔、一緒に仕事していた頃のこういう気持ちがあったからで」
「だから拒否することなく受け入れたと思う」
「初めてだっけ？と言われたときは、非常にショックだった」

そのままの勢いで全部さらけ出す。
何だかスッキリした

すべてのことに返事があったわけじゃないけど、流されたわけでもなさそうな手応えがあった。

「出張はたくさんあっても、そっちに行く機会はなかなかなさそう」
「逢ったら、お茶飲んで話してバイバイ、で終われる自信がない」

避けてるモードで書いてきたんじゃなかったので、内心「やったぁ」
おー、そうか、茶飲み友達でいる自信がない、か。
オンナとして見てもらえなかったのに、昇格したじゃん！

「昇格できてウレシイです」
「『頼むから逢ってくれ』と言わせることができるくらいに精進します」
と返事しておいた

恋愛できますか？

エレベーターの彼からのメールは、またテーマが変わってきた。
自分の過去の暴露大会、って感じ。
夕方から、チャットのように素早いレスが続いた。暇だったのか？(^^)

ちょっと驚くような内容もあったけど、ま、男の人ならそんなもんか。
「風俗」系なんだけどね。私から見れば。
もっとも、彼はソレと風俗とはわけて考えているらしい。不思議だ。
「もう歳だから風俗に行くような元気はない。興味が薄れてる」だって。
そんなものかな？

じゃ、恋愛も興味ないのかな？
とっても気になる。
今の話題は「社内で付き合ったことあるか？」
私は、会社にいた頃はなかった。
正直に書いたけど、それってつまんないだろな。
きっと、期待してメール見てるんだろうし。

彼は社内結婚。奥さんにも会ったことある。
だから、それ以外に社内で付き合ったことあるか？って聞いてみた。
どんな返事が返ってくるかな？
軽く流されちゃうかも。

ホントは、恋愛はしたいと思わないの？って聞いてみたかった。
そんなの面倒、って返ってくるのがコワくて聞けなかった。

何だかフクザツ

エレベーターの彼とはまだ逢ってない。
でも、相変わらずメル友状態は続いている。
波はあるけれど、今までもらったメールを見てみたら、
結局、1日1回くらいは来てる。
平日の朝、始業前の時間がダントツに多い。
朝早くに出社してるみたい。
まさか、このメール書くため、ではないと思うけど。
エライ人だから、忙しいんだよね。
しょっちゅう出張でいないから、事務処理するのは朝しかないんじゃないかな。

私へのメールから彼の1日が始まるっていうのは、とてもウレシイ。
休みの日に来るときもウレシイな。単なる暇つぶしかもしれないけど。
ま、職場から朝や昼間に来るのも、周りを気にしながら書いてるとこを想像して
ニヤニヤしながら読んでるんだけど。

でも、何よりもウレシイのは、出張中のホテルから寝る前の時間に来るメール
1日の最後に私のことを考えて一人で眠る彼のことを考えると、まるで独占しているような気分になる。

私ばかり書くのはくやしいので、できるだけ彼のメールが来てから返事するようにしている。
でも、しょっちゅうメールチェックしちゃう。
私は、彼しか知らないWEBメールアドレスを用意している。
彼も、WEBメール。
もっとも彼の場合は、私と違って他にも相手がいるのかもしれないけれど。

内容は、もっぱらアダルトなことばかり
朝っぱらからよく書けるな、と感心することも多々。
最近は、ちょっと方向性が変わってきた。
アブノーマル嗜好なものが多い。
といっても、ムチとろうそく、とかではないけれど。
こっちがひいちゃうようなとんでもないことではない。
でも、あまり共感できない。
すると、メールの内容もいまひとつのノリになっているようで。
彼に「この話題にはあまり乗ってこないね」と指摘された。
うっ。気づかれたか

ホントは、彼が楽しめるようなこと書きたいんだけど、どうしても思いつけないんだよね。
書いたとしても、きっと無理があるとわかっちゃう。
でも、「つまんない」と思われるのはヤダ

もしかして、逢える機会があっても彼を満足させられないのかも。
そんなことまで心配になってくる。
オイオイ、気が早すぎるよ

でも、彼が秘密を話してくれる。
そして、気がつくと、私も誘導されるがママ、誰にも話していない秘密を打ち明けている。
二人で共有しているコトがある。
そのことは純粋にウレシイ。

今の心配は、このまま私がアブノーマルな世界に染まっていくのでは？ってこと。
それはないかな。

しょせん、幻想？

前にも書いたけど、恋愛関係ではない男女の仲って、ホントに難しい。

たとえば、一人暮らしを初めてから知り合った、仲良しの男友達。

彼は寮生活。職場の同期だ。
近いのでよく部屋にも遊びに来ていた。
学生時代から一人暮らしが長かった彼は、そういうのに慣れっこみたい。
よくウチで一緒に夕食を食べたりした。

車を買うと話してくれたときは「最初に乗せてやる」って。
そして、ホントに一番に助手席に乗せてくれた。
彼女がいるのに。
でもその話は本人から聞いたことはなかった。

恋愛モードに限りなく近い親友モード。
こっちからアクションに出たら、受け入れてくれただろう。
そんな危うい感じを楽しんでいた。たぶんお互いに。
夜中のドライブも良くいった。朝まで一緒。
でも、手もつながない。KISSもしない。
たくさん話して、たくさん笑って。ただただ楽しかった。
部屋で朝まで一緒だったことだって何度もある。

頭をなでてくれたりすると、ヤバイと思ったり。
ムードに流されないよう、自制することもあった。
そうなるのはあまりにも簡単だったから。
自分たちの中でストッパーがはずれると、もう行くとこまで行っちゃうのが目に見えていた。

でも。
彼が転勤して、私も転勤して、そして彼が転職。
ほとんど逢えない期間が続いた。
たまに電話くれることもあった。
そして、仕事で近くに来る予定があるとの連絡。
久々に二人で飲みに行くことになった。
昔に返ったようで楽しかった。

そのあと、流れでホテルの部屋までついていった。
昔と同じ、大丈夫。そう信じていた。

だけど。
お酒が入っているからか、KISSしてきた。
そのあと、抱きしめられて、かなりヤバイ雰囲気に…。

結局、大事に至る前に「帰る」と切り出した。
そんなつもりじゃなかったから。
そのあとも連絡は取っていたけれど、今はそれも途絶えてしまった。

だいじなひとだったのに。