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いちばんだいじ

日々の暮らしの中で、人生で。一番大事なこと、大事なモノを見つけるために

これだけは守りたいこと

2006-03-31 09:30:09 | だいじなこと
人生で「だいじなこと」。

恋愛にも通じるモノがあるんだけど
「逢いたい人には逢えるときに必ず逢う」
「なんだよ、それ」と思われるかもしれませんが。

いつでも逢えるから、と逢う機会を見送ってばかりいると、
逢えない状況になったときに後悔しちゃうから。
そして、逢えない状況っていうのは、遅かれ早かれ必ず来る。
人間である限り。命には限りがある。

もちろん、永遠の別れではなくても、
物理的に遠く離れてしまうこともあるし、
どうしても逢えない事情ができてしまうこともある。

あのとき、何で逢っておかなかったんだろうと悔やむのはイヤ。
だから「次はない」そういうつもりで、
だいじなひとに逢うようにしている。

1年位前。
だいじなひとが突然電話をくれた。
長い間逢ってないけれど、お互い、心のどこかでつながっているのを
確信しているような、そんな関係だった。
だから、わざわざ無理して逢う機会も作らなくて平気だった。
でも、その電話で、彼が命に関わる病にかかったことを知った。

治療のために遠くの病院に入院していた。
大きな手術が控えていて、成功の確率は高いとは言えないものらしい。

「逢いたい」と彼は言わなかったけれど、
「逢わなくちゃ」と私は思った。

すぐに病院の場所を調べる。
日帰りでなら行けないこともない。
彼とは携帯のメールで連絡がとれる。
行けそうな日を知らせる。
相手の家族や友人に遭遇することのないような時間を聞き出す。
「逢いたいけれど、無理するな」と言ってくれた。

どんなに心細いだろう。
死を覚悟しながら、手術の日を待つしかないなんて。
私に逢うことが、少しでも彼の心に希望を与えるなら。
そんな思いで、電車の時間なども調べ上げた。

でも。結局行けなかった。
行けない、とわかってすぐに彼に連絡した。
「行こうと思ってくれただけでうれしかったよ」と彼は言った。

そのあと、手術が終わって、彼からの連絡が来るまでは
毎日、心配で心配で落ち着かなかった。

結局、数十時間の大手術を乗り越えて彼は戻ってきた。

そのあとも、容態が急変しないかとか、
いつもいつも不安だった。
何で行かなかったんだろう、とずっと後悔していた。

苦しいリハビリを経て、職場に復帰するまでになった彼。
手術の半年ほど後に、再会することができた。
体のあちこちを治療のために切ったり削ったりしているのに
信じられない位に元気だった。

今も、ときどきその病院へ検査のために通っている。
そのたびに、報告をくれる。

いつ再発するかわからない。
転移だって。

だから、彼と逢うチャンスがあれば、もう逃したくない。
彼だけじゃない。
いつ誰と逢えなくなるか、わからない。

これからも、逢いたい人に逢えることの幸せを大切にしたい。

自分の恋愛の傾向について考えてみたら

2006-03-27 02:34:35 | だいじなこと
人生で「だいじなこと」ってなんでしょ?
私にとっては「恋愛」がそうなのですが、
オトナになると「恋愛」一色で毎日を過ごせるわけでもなく。

一日中、他のことは何も手につかないくらい、誰かを想っていたいものです。
そう想える誰かがいる、ということがまず必要なんですけどね。
社会との接点が少なくなっちゃうと、出会いも少なくて。
そうはいっても、出会い系サイトを使ってまで、とは思わないのです。
もちろん、そういうサイトで知り合っても、
幸せな恋愛をしているカップルもいるんでしょうね。

私の場合、行きずりの人、とかにはなかなか気持ちが向かないのです。
街で声かけられたって、恋愛にはならない。
長い間の知り合いで、同じ学校で、同じ職場で、などなど…
うーん、身元がハッキリしてないとダメなのかも(笑)。

そういう意味では、今まで好きになった人の連絡先は今でも知ってます。
あ、ストーカーじゃないですよ。
男女の関係ではなく普通におつきあいがあるというか、
直接じゃなくとも周囲で共通の知人がいるとか、そういう感じ。
昔好きになった人が今どこでどうしているのか、この先もずっと知っていたい。
幸せそうだとわかったら、安心。
もし、困ったことがあったら、できるだけ力になれる自分でいたいな。

人生に恋が必要なワケ

2006-03-24 07:44:51 | だいじなこと
つい最近、パートナーのことで悩んでました。
長い長い付き合い、もう20年になるかな。
恋愛関係になってから、ずっと変わらずに毎日のように
「好き」だの「愛してる」だの「カワイイ」だの言ってくれる人で。
日本人なんですけどね。
どうせ口だけでしょ、といえないくらい、とても信じられる誠実な人なんです。
あり得ないよね、こんな人。

一方の私はといえば、常にずっと別の恋愛をしている状態で(ひでぇ~)。
それとは別に、純粋な単なる男友だちもたくさんいて、
そういう人と二人で出かけるときも正々堂々と言って出かけたりしてました。
申し訳ないと思いつつ、そっちも他の女の子と出かけて良いよ、
とも言ってたのですが、どうも興味がない様子。
だったんです。

そして、いつの間にか、私が気づかないウチに、
どうも二人で逢いたいと思う人がでてきたらしい。
部下になるのかな、10歳以上離れてるみたいで。
(あ、それって、エレベーターの彼と年齢差&シチュエーションが似てるかも。世代が違うけど)

この前の夏くらいかな。
気がついたのは。
二人で飲みに行っても隠さなくて良いのに、すんごく言い訳考えて隠す。
他の人もいたみたいに言う。
前は、その女の子と二人で行くことがあっても事前にそう言ってくれていたのに。
飲みに行かなくても、帰りにお茶して帰ってくる。
月に1回か2回くらいの、カワイイもんですけどね。
朝帰りするわけでもなく、休日に出て行くわけでもないし。
ちなみに、女の子は独身。

今までさんざんパートナーに嫌な思いをさせておいて、
いざ、逆の立場になったら、勝手なモノですごーく腹が立って。
ちょうどその時には、恋をしていなかった、というか
好きな人(エレベーターの彼じゃなく)が遠くにいて
思うように逢えない時期だったから、余計かな。
私はおとなしくしてるのに!みたいな(^^;)

そして、思い切って遠くにいる、その好きな人に相談してみた。
「お互い様でしょう」
ってことだった。
まさしく、その通り。
そんでもって
「恋愛してると活き活きするじゃない。お互いに適度な息抜きは必要だよ」

って。
その人は年下なのに、私とは比べモノにならないほどの恋愛経験の持ち主で、
言葉にも説得力がありました。
に向かって深く肯いたりして。
ちょっと気が楽になって
「この人を好きになって良かった
と遠くの彼にまた想いを馳せるのでした。

活き活きした人生を送るために、
おばあちゃんになっても恋をしていたいものですね。
そして、
「いろんな男の人を見てきたけど、やっぱり長年連れ添ってきたパートナーが一番」
と最後に心の底から思えると、良い人生だったなと言えるのかも。

KISSの価値

2006-03-22 00:32:24 | だいじなこと
私にとってのKISS
恋愛でとても「だいじなこと」のはずなんだけど、
それとは矛盾して、自分の中でその位置づけを下げる努力をしてきた。
ずっと昔、とあるきっかけから。

前にも書いたように、First KISSはそれなりに幸せなモノだった。
親や友人にも公認でつきあっている生まれて初めての「彼氏」と。
そのあとも、もちろんその人とだけ。
ずっと理想としてきた恋人同士。

なのにある日。
彼氏でもない、つきあってるわけでもない人に、突然KISSされた…。
そりゃ、嫌いな人ではなかったけれど。
二人きりになったわけでも、そういうムードになったわけでもないのに。
びっくりした
男の人ってこういうことができるもんなんだ、と悟った。
でも、こんなことで動揺を見せたら負けだ(何に?)という気がしたので、
オトナの女のふりをした。
どうってことない、って。

考えたあげくに出した結論。
それは、
「ひとつのKISSの価値を下げるためには、たくさんの人とKISSをすればいい」
という非常に短絡的なもの。
そりゃ、嫌な人と無理にするってことはなかったけど、
こちらは友だちとしか思っていなくても、
相手が女としてみているなら、相手がのぞむなら、そういう雰囲気になったなら、
拒むことなく受け入れようと。
そうすれば、そのKISSの存在が薄まるんじゃないかという気がした。
単なる“one of them”“もうKISSは特別なモノでも神聖なモノでもない”
自分でそういうことにしてしまえば、と思った。

そんなこと言ったって、日常生活でそうそうKISSの機会があるわけもなく。
しかも、相変わらず彼氏のことは大切に思っていた。
だから、事情があって、彼氏とあまり逢えない状況だったことで、
少しは救われていたのかもしれない。
こんな大事件があったのに普通の顔して逢っているのが、
誠実な彼氏に対して申し訳なさすぎて。

しかし、少しずつ、でも確実に“神聖ではない”KISSの数は増えていき、
私にとって特別なモノではなくなっていった。
それとともに、私の「恋愛」への価値観までもが変わっていった。

恋愛でだいじなことって

2006-03-21 09:44:04 | だいじなこと
恋愛するうえで「だいじなこと」。
いろいろあると思うんですけど、私の場合「KISS」かな。
そこから始まったパターンが多いので。

シチュエーションとかも気になりますが、相性ってあるじゃないですか。
情熱的な“ブチュー”っていうのは…ちょっとごめんなさい。
ダメなんです(爆)。
でも、好きになった人がそういうタイプだと後で判明することだってありますよね。
そのときは、ひとまず妥協かな(笑)。
で、知らんぷりして、徐々にスタイルを変えさせる(爆)。

理想は、触れるかどうかという感じで、相手を、感触を確かめる。
そういうのがロマンティックでいいと思ってます(自分比)。
どっちかというと、冷たい唇がいいかな。
そうなると、冬がいいってことになるかも。
頬とか鼻先とかおでことかにしてもらうのも、大事にされてるって気がして好きです。

初めてのKISSは、お互いが初めてどうしだったものだから、すんごくぎこちなくて。
「KISSしてもいい?」と聞かれてからだった。
そのときは、内心「露骨に聞くなんて、ロマンチックじゃないな~」とがっかりしたものです。
今思えば、可愛くって初々しくて良かったんですけどね。

そのときの彼は、今は遠い南の国で奥さんとお嬢ちゃんと暮らしてます。
数年ぶりにようやく帰国できるらしい。
共通の友だちと飲みに行こうと言ってますけど、二人で行っちゃおうかな。
話したいこと、謝りたいこと、お礼を言いたいことがたくさんあって。
あんまりいい別れ方じゃなかったから。
私が子どもだったんだなと思うけど。
確か、20年近く逢ってないような。
年賀状で写真は見てるけどね。
あまりにも横に大きくなっちゃってるので、
昔のスリムな状態に戻してから帰ってこいと言ってあります。
でも、そうするとまた好きになっちゃいそうでマズイかも!?