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山・旅・音・その他

2018 7月14,15日 裏岩手縦走路

2018-07-17 | 登山、旅行、温泉など
2018年7月14~15日の2日間で裏岩手縦走路を歩いて来ました。
以前より是非歩いてみたいと思ってましたが、今回ようやく行くことが出来ました。

今回のルートは
1日目、八幡平(藤七温泉の少し上)~畚岳~諸檜岳~嶮岨森~大深山荘~お花畑(水場)経由~松川温泉
2日目、松川温泉~源太ヶ岳~大深岳~小畚山~三ッ沼~三ッ石山~三ッ石山荘~松川温泉

というそこそこ長めのルートです。

ルート概要図



7月13日に盛岡で友人のF君と合流。
この日は雨なので八幡平を車で様子を見つつ、宿泊予定の松川温泉の峡雲荘さんへ。
翌日の14日は松川温泉に車は置いて、朝、藤七温泉までタクシーで移動。
出来ればバスで行きたかったのだが、時間が合わなかった為、やむなくタクシーを利用。
前日より宿の方に相談して、朝にタクシーを手配してもらいました。
タクシー料金は松川温泉~藤七温泉までで、迎車代込みで約7千円くらいでした。
※タクシー料金はあくまで私が利用した時の目安です。


★★★★★★★ 1日目 ★★★★★★★

1日目ルート図




朝、タクシーで藤七温泉へ、準備して車道を八幡平見返峠方面へ




藤七温泉より先は朝8:30まで通行止めのようです。





10分ほどで裏岩手縦走路の入り口へ到着












まずは畚岳へ向かう。小高い盛り上がりのような山です。













畚岳への道中、雲はでてるが見晴らしはよい。





畚岳山頂。これで雲がない快晴ならかなりよい眺望じゃなかろうか。。残念。




諸檜岳へ向かう





やや下り基調でなだらかな縦走路。湿原や沼、森の中を歩く。







畚岳方面を振り返ってみる












縦走路沿いは、刈り払い整備されていてとても歩きやすい。



諸檜岳。ここは見晴らしはよくはない。だが道中は見晴らしのよい場所は随所にあるので道中はとても良い感じ。




嶮岨森へ向かう








途中、降りになり開けた場所へ出る。とてもよい眺望。雲が無ければ写真正面奥には岩手山が見えるはず。。だが見えず、、残念









嶮岨森が見えている。それにしても良い眺めです。岩手山も見えてれば。。。と思う。




嶮岨森の下方に大きな沼



嶮岨森までもう少し、近づくと山頂部は片方がわりと険しい形










諸檜岳方面を振り返る。








嶮岨森山頂。ここも眺めは良い。。雲さえ無ければなあ。。



次の目的地、大深山荘の方向を望む。






降りきったあたりから大深山荘への登りは見晴らしはあまりない。
ほどなく大深山荘へ。


大深山荘。きれいに掃除、整備されている。縦走路にはいくつかの小屋があるのだが、無人だが、どれもみなきれいに整備され、小屋泊しながら縦走している方もそれなりにいます。ここで遅めの昼食を摂る。
刈り払い作業の方に話を聞いたところ、刈り払い作業は秋の紅葉の時期まで続けて縦走路全体を刈り払いするのだそうだ。
「毎日の出勤が大変だよー」という話でした。山小屋の整備等もしているとのこと、まったくありがたい事です。
自然を体験できるのもこういった環境を整備してくれる方がいるおかげです。感謝を。



大深山荘をあとにして、お花畑(水場)を経由して松川温泉へ向かう。
分岐を左へ進む。



間もなく、お花畑と呼ばれている湿原地帯にでる。




湿原の真ん中に水場がある。大深山荘から3分ほどの近さ。これなら山荘宿泊も水に困ることはない。
水はとても冷たくて美味い!流量も多くよい水です。
冷たさ、美味さともに絶品です。





分岐、ここも松川温泉方面へ



しばらく湿原地帯を歩く











源太ヶ岳と松川温泉への分岐へ到着






分岐のあたりから急な降りになってくる。。多少、歩きにくい。
長時間歩いて来たので降りは堪えるが、慎重に進む。


しばらく降ると、水場がある。
ちょうど良い場所に水場があるものだ。上は湿原も多いし、このあたりは水の宝庫なのだろう。
ここの水もとても美味い。冷たさはお花畑の水場のほうが冷たかった。



だいぶ斜度も緩やかになり、木道なども現れ始めた。



丸森川を渡る。






しばらく緩やかな路をすすんで、ようやく松川温泉の登山口へ。



1日目も無事終了。松川温泉で疲れを癒やして翌日に備える。

1日目のデータ(GPSログ)
歩いた距離、14.3km
かかった時間 約6時間40分(休憩込み)

天気は、雲があるものの概ね良好。見晴らし良い場所多数。
とてもよいコースです。




★★★★★★★ 2日目 ★★★★★★★

2日目ルート図



2日目は松川温泉からスタートです。
宿で朝食を摂り速やかに準備をして出発。




2日目は昨日、下山してきた路を登り、まずは源太ヶ岳を目指します。



登山口より約2時間ほどで源太ヶ岳とお花畑方面の分岐へ到着。2時間も登ってきたのでわりと疲れました。




分岐から源太ヶ岳までは急登です。



斜面は花が咲く原っぱのような斜面で見晴らしが良いです。この日は昨日よりも雲がでているので遠くは望めませんでした。



山頂の直下くらいから振り返ってみる



源太ヶ岳山頂へ到着。
山頂は雲の中でした。。まったく眺めはありません。。情報によるととても眺めがいいみたいです。
残念至極!次回のリベンジを誓いました(><







源太ヶ岳山頂から大深岳まではほぼ水平な路が続きます。
雲がなければ眺めはとても良さそうです。
そして源太ヶ岳山頂からは風もかなり強くなってきました。









時折、雲が少し晴れる時があり、眺望の良さをうかがわせる眺めが垣間見えます。
縦走路もとても歩きやすい、快晴だとさぞ気持ちよいでしょう。
















大深山荘方面と三ッ石山荘方面の分岐。三ッ石山荘方面へ進みます。




ほどなく大深岳山頂へ到着。ここは眺望はありません。



3分ほど休憩して出発。小畚山へ向かいます。









八瀬森方面への分岐。八瀬森方面の縦走路も長大な縦走路らしい、いつか行ってみたいと思う。





しばらく降る。雲も色濃くなってきた。









降りきったあたりの沢



ここからは小畚山への登り



小畚山が見えてきた。



小畚山山頂へは少し急登になる。
急登途中より後ろを振り返ってみる。
右手の頂が源太ヶ岳。左手が大深岳。




小畚山山頂へ到着。雲の中で眺望はほとんどダメだった。
情報によると、かなり眺望がよいらしい。。。そのうちぜったいリベンジを誓う!







ピークを経て三ッ沼~三ッ石山を目指す。















正面奥は岩手山なんだが、相変わらず雲の中



来た道を振り返る



三ッ石山への道中



三ッ沼到着。湿原や花も多い、眺めも良い(はずw)






三ッ石山へ。。。















三ッ石山頂


山頂は出っ張りの上らしい。。雲で眺めはだめでした。。晴れてればさぞや。。。



ここから降り、、ほどなく三ッ石山荘が遠くに見えるところまで来た。






正面は岩手山が近く見えてきた(ような気がするw)



三ッ石山荘が見えてから20分もかかってようやく三ッ石山荘へ到着。
山荘は湿原の花畑の中に建てられたいて絵に描いたような山小屋。。。水場もわりと近くにあるらしい(現場には行かず)



三ッ石山荘で遅い昼食を手早く摂って、松川温泉への下山開始。






下山路は緩やかに降る感じで昨日の下山路のように急では無い。
しばらく行くと、松川大橋方面への分岐にでるが、今は松川大橋方面への路は通行止めだそうだ。



順調に降る。



三ッ石山荘から1時間30分で松川温泉の登山口へ到着。
天気は曇りで眺めはイマイチでしたが色々と楽しく歩けた2日目でした。








2日目データ(GPSログ)
歩いた距離 15.7km
かかった時間 約7時間20分(休憩込み)
この日は概ね曇りで風も強く、山頂や稜線では正直、眺めはよくなかった。
ただ、時折垣間見る雲の切れ間の眺望は限定的だがとても良く。
次回は是非天気の良い日にまた来たい。。と強く思わせるに十分なものでした。
縦走路自体はとてもよく整備されていて気持ちよく歩けました。




まとめ
・縦走路前線を歩いたわけではないですが、全体的にすばらしい縦走路という感想。
・要所要所にきれいに整備された小屋もあり、長距離トレッキングを楽しめると思う。
・迷うような場所はなし。
・人も多くない。今後有名になると混むかも。。
・縦走路への交通アクセスはイマイチ。。個人個人の事情に合わせて要工夫。
・はっきり言ってオススメ縦走路です。次は必ず晴れた日に行きます(笑




俯瞰図






























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