派閥…？

今夜は落ち込み気味なのでバイクで夜の散歩へ。
どんな気持ちも鼓動と音に乗せて流そう…

と思っていたのに。
なのに！！

気持ちもだいぶスッとしたので帰ろうと家路に向かったところでの出来事。
信号待ちでボケェ～っとしていたら後ろからカスタムされたハーレーが３台。
自分のちょっと後方で止まりました。
いい音させてんな～～なんて思っていたんですが…
そのうち一台が徐々に接近してきて…真後ろにピッタリ。
ついで残りの２台は俺の脇、左右につけてきました。
そして開始されたこんな会話。
「なんだ国産か。なんだっけこれ？」
「ああ、知らないなぁ。どうせハーレーのパクリだろ。」
「アイデンティティないんだよ。」
「乗ってる奴の気がしれないね。ああ恥ずかしい。」

…しかも真後ろの奴はグイグイ押してきます。
信号はまだ赤。
こんな時って信号長く感じるんですよね～…ハァ。

さんざん、俺と俺のバイクを貶され続けて…せっかくの気分が台無しです。

まぁね、なんと言ってもハーレーダビッドソンですもの。
アメリカンバイクの代名詞的な存在なことは大体わかります。
が、それはそんなに偉いんでしょうか？
他人を貶せるほどなのでしょうか？
しかも押してるんですよ？ぶつかってるんですよ？
これは立派な「事故」ですよ。接触事故。
警察呼んだろか？オィ。

まぁ「フェンダーが歪んだかな？」っていう程度だし、こんな所で警察呼んでも来る前に逃げられるに決まってます。
信号だけの間なので我慢しましたよ……

発信した後はしばらく俺の前を威嚇するようにふかしたり蛇行したりしてましたがね。
それも我慢ですよ。
最後は薄笑い浮かべて走り去っていきました…。

なんだかなぁ…
俺だってDSC11を買う前はハーレー買おうと思っていたよ。
ワイドグライドかローキンか～なんて全く趣の違うバイクで迷ったりしてましたよ。
今回のこの件で少なからずハーレーへの”イメージ”が落ちました。
ハーレーに乗っている人すべてがこういう人たちでは無いのでしょう。
しかし！しかし…負のイメージは否めません。

今までツーリングに行っても挨拶などしていたけど…ハーレーに出す気は無くなりましたね。
ハーレーに乗りたいっていう気もあったんですけど今は全く思いません。
同じに見られたくないんです。

…誰か…俺にハーレーの良さを。
堂々たるハーレー乗りに出会いたい。
周りから見て格好いいと、羨望のまなざしを向けられる人に出会いたい。
他人の白い目を「見られてる」などと勘違いしているやつは懲り懲り。

これから出会うハーレー乗りの方、初め俺が嫌な顔しても許して欲しい…