皆さん、こんばんは。
前回のブログに記載した内容から5ヶ月後、アッチャンから再び連絡が有りました。
私は焼き鳥屋さんの母娘の その後を書こうと思います。
今回も、アッチャンの文面を掲載させていただきます。
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実はね・・・・・個人的にとても悲しい事があって・・・・・・・・
勢いづいて飛ばしまくって来た力が、ふっと抜けてしまったような感じなの。
覚えていらっしゃるでしょうか?気合の入った頑張り屋さんの「焼き鳥屋のママちゃん」!!
9月25日に亡くなられたんです・・・・・・・・・・。
26日のお通夜と昨日の告別式に参列させて頂いたんですが・・・
ほんの数人の参列者に見送られて・・・ひっそりと逝ってしまわれました。
「悲しい」という思いもさる事ながら・・・たとえ様も無く「寂しい」思いでいっぱいです。
喪主を務めたのは、残された中学生の娘さんでした。
気丈に涙を堪えながら・・・
「私はママに、最期まで頑張る事の凄さを教えてもらいました・・・・・
人は、どんな困難な時でも、諦めずに頑張る気持ちさえあれば 信じられない程の力を出す
事が出来るものなんだと、目の前で見せてもらいました。
だから・・・ママの娘である事に1番の誇りを持って、一生懸命いろいろな事に頑張って行く
事を約束いたします。
ママは5月に退院して来て、「ここから先は、ゆっくりお別れをする為の準備時間を、神様が
くれたんだよ」と言っていました。そして、筆談で沢山、沢山お話をしてくれました。
声が出なくなってからの方が沢山お話しました。
全部、ちゃんと綴じて置いてあります。これがママの残してくれた私への最高の財産です。
ママは歌がとっても上手でしたから、手術の前に歌のテープも残してくれました。
だから寂しい時は、いつでもママの歌が聞けるし、辛かったりしたら、ママが書いてくれた
ものを読み返す事も出来るから・・・ママの分も頑張って生きて行こうと思います。
ずっと一緒に居るなんて誰もできないんだよって・・・ただ他の人達より少し早いお別れに
なるけど、ごめんねって・・・そんな風に言いながら最期までママは頑張ってくれました。
嫌で嫌で・・・そんなの嘘だって何度も思ったけど・・・とうとうお別れの日が来てしまいました。
ママ・・・今までの全部の事、本当にありがとう。私を生んでくれてありがとう。
これからは、ゆっくり休んで下さい。
皆さん、ママの事、忘れないであげて下さい。これまで励まして、応援もして下さってありがと
うございました。」
こんな風に健気に挨拶をしていた彼女を涙無くして見ている事は出来ませんでした。
身寄りも無いらしく、彼女はこの後施設に入るそうですが、どうか逞しく生きて行って欲しい
と、心から祈らずにはいられませんでした。
私・・・ママちゃんからいつも元気を分けて頂いてました。
多分、同じように沢山の人が元気を分けて頂いてたんだろうと思います。
まさか、こんなに早くお別れの日が来るなんて思ってなかったから、今とてもいたたまれない
気持ちでいっぱいです!
何故、世の中には「治せない病気」なんて有るんだろう?
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今日、ポコと散歩をしていたら、偶然にも「母子草」が咲いていまし
た。
これから、たった1人で生きて行く中学生の娘さんに、幸多かれと
祈り、このブログを閉じたいと思います。
アッチャン、そして、読んでいただいた皆さん。ありがとうございました。
先回で予感は有りましたが・・・・辛いですね。。
読んでるだけでも辛いのに、
これを投稿された秋風春風さんは
もっと辛かったでしょうね。。。
お嬢さん、未だ中学生なのに立派です。。
世の中には若くして病気や事故で家族を亡くした人は少なくありません。。
お嬢さんには幸せになって欲しいですね。。。。
さぞかし辛さの伴う作業だった事と、心中お察し申し上げます。
穏やかな秋の空に吸い込まれるような、静かでひっそりとした葬儀でした。。。
そんな中で、とても中学2年とは思えない程に、娘さんは凛としていて・・・
まるでママちゃんの再来を思わせるような逞しさを私は感じました。
「強くあれ!」と願う母の思いをしっかり受け止めて・・・気丈に踏ん張っているその姿は尚更に胸に痛く・・・見ているこちらも、とても辛かったです・・・
自分の最期が近づいている現実を、我が子に伝える母の気持ちはいかばかりだったのか?察するに余りありますが、それ以上に、その現実を受け止めなければならなかった娘の気持ちは?・・・と思うと、息が苦しい程でした。
だけど・・・どんな時でも前を向いて生きて行かなければならないんですよね!自分を奮い立たせるのは、自分の中の『覚悟』なのだと、この親子に教わったような気がします。
慎ましく、まるで寄り添うように咲く「母子草」、どこか凛としていて・・・この親子に似ているかもしれませんね・・・
娘さんは、たとえ一人になっても、きっと逞しく生きて行ってくれる事と信じています。だって、あのママちゃんの娘なんだもの・・・
今は静かに故人のご冥福を祈りたいと思います・・・合掌
読んでいて胸が熱くなりました。
いい話でもあり悲しい話ですね。
中学生なのにとてもしっかりとしたいい娘さん・・・
そんな娘さんだからきっと大丈夫!
自分で幸せをつかめる人だと思うなぁ、かげながらそうなるよう祈っています。
父も亡くなる前に、気管切開をしたので、やり切れませんでした。
「焼き鳥屋のママちゃん」のご冥福をお祈りします。(T_T)
まだ中学生ですか。。。
ほんとにかわいそうですね。。。
まだまだ沢山そばにいて頼りたい年頃だろうに・・・
とても立派にふるまっていたけれど、
今とても寂しさが押し寄せているかもしれませんね・・
どんな形でもいいから
彼女をフォローしてくれる方がどなたかいればいいな・・
っと心から思います*
前編・後編と続けて読ませていただきました。
読み終わって気がつくと、涙がこぼれていました。
こんな形で最愛の娘を残していくのは、さぞ辛かったでしょうね。
でも自分の死と最後まで向き合ったお母さんの強さ、
そしてその強い気持ちを受け取って、前向きに生きていこうとしているお嬢さん。
どうかこのお嬢さんが、これから多くの幸せに恵まれますように。
お嬢さんは、「焼き鳥屋のママちゃん」の、「生きた証」ですね。
そんな中でお二人にお別れの時間があったこと、
何よりの慰めとなりました。
今回のブログは悲しく読んでいても辛かったです。
まだ中学生のお嬢さんを残していく事の辛さは想像するだけでも涙がこぼれてしまいます。
これから辛い事や嫌な事があるかもしれませんが、
負けない力をみせてくれたお母さんの気持ちと一緒に乗り切って幸せになって欲しいです。
まだ中学生の娘をおいて逝かなければならないお母さんは、どんなに辛かったでしょう。
子供のためなら自分の命でさえ引き換えに出来ます。
でも、たったひとりになる子供のことを思うと、なぜ、どうして?という思いは消えることはないでしょう。
ただ、救いはさよならの準備期間を持てたことですね。
突然のさよならは淋しすぎます。
本当に辛く淋しい時は涙さえ出ません。そんな余裕がないから・・・。
だから、娘さんが心おきなく泣ける場所、安らげる場所が早く見つかるといいのに・・と願うばかりです。
どうか、もう少しの間自立出来るまで、頑張ってほしい。
幸せになってほしい。
そう願わずにはいられません。
お嬢さん、中学2年生で喪主を立派に務められたんですね。辛いです。
まだまだ甘えたい時でしょうに…。でもママちゃんからはこれから生きていく為の強さを教えて貰ったと思います。でも、辛い事、悲しい事があった時、泣きたい時は思いっきり泣いて良いんだよって言ってあげたいな。頑張り過ぎないで欲しい…。ママちゃんがいつでも守ってくれているでしょうから…