さうすぽさんの女児アニ日誌

女児向けアニメ・TCG(遊戯王・MTG)プロ野球(東京ヤクルトスワローズ)についてつらつら書いていこうと思います。

水曜イエサブスタン10/29

2014-10-29 23:31:12 | MTG
基本夕方以降は暇なので出てきました このブログでMTG扱うの初めてかな?

面白いことも書けないし、如何せん経験が浅いので知識不足なところはご容赦を



使用デッキ【緑信心t青黒】

デッキレシピはめんどいので割愛

1回戦【アブザン】◯✕◯

1本目 鞭でライフ50ぐらいになるものの、なりすましが鞭に化けてこっちも負けずとゲイン 

最終的にクリーチャーのサイズで対抗しゴリ押して勝ち

2本目 ペスをカウンターで止めるものの、次ターンアジャニ→リリアナと綺麗に決められる

トップに乗せた砂塵破打たれた後ペス降臨で無事死亡

3本目 ガラク×2キオーラ×2狩猟者女人像土地2 を気合でキープ

囲いでキオーラ2枚死亡するものの、相手もこっちの囲い&カウンターでgdgdになる

最終的にガラクが着地して勝ち


2回戦【グルール】✕◯✕

1本目

ゼナゴスの狂信者や加護のサテュロスにチクチクされ、手数の少なさで負ける

2本目

サイドアウトし忘れたクルフィックスの預言者がなぜか生き残り、瞬速のX=8ぐらいの起源のハイドラ出して勝ち

3本目

女人像土地2狩猟者キープするもののそれ以降土地を引くことはなかった

狩猟者はサテュロスと相討ちせざるをえなくなり、マナスクリューで負け たぶん今日唯一の事故死


3回戦【ティムール】✕◯✕

1本目 拳刃×2に火力で5ターン目ぐらいに死ぬ

2本目 ナイレア君が壁になってくれて、ナイレアの信奉者で遅延して勝ち

3本目 稲妻の一撃や狩人狩りでクリーチャー潰され、押し切られる なんとかナイレア顕現まで耐えるが憤怒で無事死亡



周り見てるとグルール本当に増えた気がします 相性はさほど悪くはないと思うけどなんとか対策しないといけないデッキですね





『映画ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ』について

2014-10-22 22:52:57 | プリキュア
さて、先日プリキュア10週年作品となる劇場版ハピネスチャージプリキュアを見てきたわけでまぁ簡単な感想をここに載せていこうと思う



いつものごとくネタバレ全開なので、本作を見てない方は見ないほうがいいかも














この物語は、「プリキュアはいかなる絶望も救済することができるのか、その限界への挑戦」

と私は数回劇場に足を運んで感じたところである。

たしかに劇場版のプリキュアは、特にミラクルライトが登場してから、多くの人々の願いをもってあらゆる逆境を跳ね返し、幾度と無く立ち向かってきた。

この明らかな、ご都合主義的な構造をしているのは、女児向けアニメだから明瞭なストーリーを求められること、

アニメ映画として見ても上映時間が短いなど複数の要因が考えられるが、劇場版プリキュアはこのスタイルを10年間貫き通してきた。

しかし、今作はプリキュアでもできないことがある、その限界を垣間見ることができた作品であった。

そういう意味でハピネスチャージプリキュアのヒロインである愛乃めぐみというキャラクターはうってつけの存在である。

めぐみは歴代のプリキュア主人公と同じく「人の役にたちたい」「誰かを助けたい」という思いを強く持った少女だが、

それが激しく空回りしているのが特徴なキャラクターとして本編で強調されている。

第33話「わたしもなりたい!めぐみのイノセントさがし!」がめぐみらしさを的確を表現したエピソードだろう。



この話では、いおなのイノセントフォーム化に感化され、なりふり構わず人助けを行おうとするめぐみが冒頭に描かれている。

結果として余計なお節介をかける結果となり、げんなりするめぐみの姿が特徴的である。

このようにめぐみはプリキュアの中でも人一倍お世話焼きな人物であり、不器用な人間でもあると言えるだろう。

前作のドキドキプリキュアの主人公相田マナが天性のカリスマ性を備えていたことを考えると対照的で面白い点である。



さて、話を劇場版に戻そう。

今作の劇場版キャラクターとして「つむぎ」という少女が登場する。

この少女は踊ることが大好きでバレリーナを目指していたが、突然足が不自由になり、絶望の淵に立たされいた。



そこに本作の敵であるブラックファングがつむぎのための王国「ドール王国」を作り、プリキュアと敵対させるよう仕向けるのだ。

足が不自由で、踊ることができない彼女はめぐみの信条でもある「みんな幸せハピネス」という気持ちを理解できない。

世の中には、自分のように救済されない人間もいるんだと

物語中盤、つむぎはめぐみに本性を現し、「プリキュアにだってできないことがあるんだよ」と告げる

それでも頑張ろうとするめぐみに対して「私は頑張っても無理だった…」

リハビリに必死に挑んだ彼女だったがそれでも足が動くことはない。

その後 めぐみの「私はあなたを助けたい…」というセリフがあるが、それがつむぎの逆鱗に触れたのか

「何も出来ないくせに助けるなんて簡単に言わないで」と一蹴されてしまい、めぐみは自分の過ちに気づいてしまいます。

これが相田マナのような主人公であればこのような展開にはならないでしょう。

おそらく一人で何事も無く解決してしまうでしょう。しかし、めぐみはそのように優れた人間ではありません。

つむぎも同様で、自身のめぐみに対する言動に後悔の思いを持っています。

劇場版のキャラクターはプリキュアの説得・行動に影響されて、改心することが多いのですが、このキャラクターは違っていました。

彼女の一番大切な人形であるジークにこのようなセリフがあります。

「自分の望みのために誰かを犠牲にすることはまちがっているとつむぎは最初からわかっている」

つまり、つむぎは自分の幸せとプリキュアを天秤にかけ、苦悩の末にこのような行動を起こしたと言えるだろう。

元から優しい心を持った少女として描かれているのだ。



さて、このような状況に置かれたプリキュアたちはどう立ち向かっていったのでしょうか。

答えは簡単です。ひめにも指摘されたようにクヨクヨしている姿はめぐみらしくありません。

不器用なら不器用らしくがむしゃらに体当りして全力でぶつかってこいと。

今めぐみにできる精一杯のことをして、助けるために全力で突っ走る事こそが愛乃めぐみという人間なんだと。

このようにすぐ答えを見つけようとせずに、問題提起しようとするところがプリキュアらしいところなのかもしれない。














つむぎの足を不自由にさせたのがブラックファングだと発覚すると

つむぎ「今まで騙していたなんてひどい」

ブラックファング「お前がプリキュアにしたことと同じだろう?」

という会話があるのだが、これが実に的を射ていて面白い。

めぐみを騙して人形たちを駒にしていたつむぎ⇔つむぎを騙して不幸のエナジーを貯めていたブラックファング

この構図がよく出来ている

こうして、再び絶望してしまうつむぎとめぐみの心がシンクロするように表現したと今千秋監督はインタビューで述べています

2人は繭に閉じ込められそれぞれの本当の気持ちをぶつけ合います



「こういう時つむぎちゃんを元気づけられるかっこいいこと言えたらいいのに…プリキュアなのにね…」

「助けるなんて無責任なこと言ってごめんなさい」


※セリフはうろ覚えなのでご容赦を

ここで大事なことは繰り返しになるが、プリキュアに感化されて、気持ちが変わった訳ではなく、つむぎという少女は初めから自分がどうあるべきかを理解していたところにあります。

現状をよく理解しているからこそ現実の自分から逃げ出したくなりドール王国で過ごしていたのでしょう。

めぐみの言動も実にめぐみらしいと言えます。

つむぎに抱きついて、不器用な自分を情けないと思いつつ、真剣に向き合おうとする姿は心を傷めます。

ひめやゆうこ、いおなに言われた通りがむしゃらに今できることをやろうとする。これがハピネスチャージプリキュアなのでしょう。




いつもの最終決戦ですが挿入歌かっこよかったですね。ここは省略します。



こうして、ブラックファングからの脅威を排除し、つむぎがバレエの発表会を迎えるシーンで作品は終わるのだが、やはりここが本作で私が惜しいと感じるところだ。

「やっぱり足は治ってしまうのかと」

そりゃ女児向け作品ましてやプリキュアなんだから後味悪い形で締めるのは何か違う気がするが、勿体ないなぁと感じた部分であった。

つむぎは繭の中でのめぐみとの会話の中で、本当の不幸は「足が動かないこと」ではないと理解し、

プリキュアを応援し新たな幸せに向かおうとしていただけに少し残念に感じるところではある。

プリキュアの力をもってしても、足を治すことはできない

ただ気持ちの持ちよう、考え方の違いで人を幸せにできる プリキュアとて万能の力を持つわけでないことを強調した作品

これぐらいの事をやって欲しかったと映画を見た最初は思っていた。

今作の脚本を務める成田良美も当初の脚本では足が治らない予定で話を進めていたとインタビューで語った。

たしかにプリキュアの力で足が治ってしまうというのもご都合主義な作品であるプリキュアにおいても都合が良すぎるかもしれない。

足が治らないまま幸せを感じる締め方もできたのだろうが、スタッフ達はこちらの選択肢をとったようだ。

そのためにブラックファングをあのような設定にして全ての悪を、こっちに向けさせたのだろう。

明確な敵を作ることによってつむぎの罪を軽減させ、よりストーリーを明瞭にする これも1つの正解なのかもしれない。





今回の映画は子どもが理解するには難易度が比較的高い作品だったと思います。

だからこそ子どもを持つ親には、ぜひ子どもとこの作品を共感しあう時間をとって欲しい。

子どもは当然「◯◯が可愛かった、かっこよかったー。」みたいな感想を言うでしょうが、そこで終わってほしくないと個人的には思う。

つむぎはとても感情の起伏が激しいキャラクターとして描かれています。

その時折の気持ちを考える機会があってもいいのかなと(あくまで個人的には)感じた作品だった。

私もぜひ、もう一度映画館へ足を運んでこの作品を楽しみたいものだ。

アイカツ2ndシーズンを振り返って…

2014-10-06 20:49:24 | アイカツ!
アイカツも100話を越え、先日大空あかりを主人公に据えた3rdシーズンが始まった。

いい機会と思いアイカツ2ndシーズンを振り返っていこうと思う。最初に言っておくと私はアイカツ2ndシーズンに好意的な印象を持つことはできなかった。

気分を害される方もいるだろうが、そういう方はブラウザバックしてもらいたい。

しかし、ただ頭ごなしに叩く訳ではない。もちろんいい話もあった、そういう所も鑑みて私が感じたことをここに載せていくことにする。



アイカツ2ndシーズンの看板はなんといっても星宮いちご擁するスターライト学園のライバルにあたるドリームアカデミーの登場にある。

ロックを愛する少女音城セイラに、マネージャー学科からアイドルを兼任することになる冴草きいなど、個性的なキャラクターたちとスターライトの生徒たちの交流がアイカツ2ndシーズンの主題であったように思える。

ただこの「ライバル校」という位置づけがとても曖昧なものとして描かれていたように感じる。

序盤は「スターライトVSドリームアカデミー」、終盤には「スターライト&ドリームアカデミーVSWM(神崎美月&夏樹みくる)」という構図で物語は進行していく。

まずは前者について話を進めていくことにする。

「ライバル校」という設定ながら慣れ合いしか見えなかった物語序盤。たしかにアイカツが1期で築いてきた物語性を考えるにギスギスした人間関係を持ち込むのはお門違いかもしれない。

しかし、幾度にわたる「引き分け」という対決の結果(中盤は勝敗をつけるようになったが)。 

「ライバル」である以上、必要なお互いに切磋琢磨しあう関係を私は見つけることが出来なかった。

そしてこの「切磋琢磨しあう」という関係。これをいちごたちに求めることに無理があったと私はアイカツ2ndシーズンで深く感じている。

スターライトの生徒、なかでもいちご・あおい・蘭に関しては彼女たちの物語は1期で完結したといっても差し支えないであろう。

トライスター解散からソレイユ誕生、STAR☆ANIS結成までで、彼女たちのアイドルとしての経験値はこれ以上ないものにまで洗練されたものとして出来上がってしまっている。

もうアイドルとして1人前の彼女たちに更なる「成長」を促すことは難しいのかもしれない。

一方ドリアカの生徒たちはどうなのだろうか?

彼女たちもまた、登場初期からある程度完成されたアイドルとして描かれている。

音城セイラは天性の才能を持ち合わせたアイドル
冴草きいは一流のマネジメント力を持ち
風沢そらは自分のブランドを立ち上げるほどのファッションセンス
姫里マリアは…(よく分からんけどなんかすごい)

彼女たちが心の底から挫折したシーンはアイカツ2ndシーズンでは一度も描かれることはなかった。

もともとアイカツは暗い描写を極力排除した物語構成をしているが、それでも1期は例えば16話でスペシャルアピールを連続で出す美月に悔しさを感じるいちごであったり、トライスター脱退によって一悶着あった蘭など随所にそういった話は存在した。

天才揃いであったが故に努力の反映が目に見えて私に映ってこなかったのが、満足できなったかった原因の1つであると感じている。

そういった中で3rdシーズンの主人公として登場した大空あかりの存在は私に救いを与えてくれた。

星宮いちごに憧れて、アイドルになったごく平凡な少女がアイカツ2ndシーズンに新たな空気を流し込んでくれたのだ。

超人ばかりの今までのスターライト・ドリームアカデミーと異なり、彼女が絡んだ話は努力や挫折ばかりのストーリーであったように感じる。

ブートキャンプに始まり、96,97話でスペシャルアピールを出そうと懸命に励む彼女の姿は1期の星宮いちご→神崎美月の関係を彷彿とさせる。

何が面白いかといえば、彼女にはいちごにあった天性の才能を持ちあわせていないところにある。既存のキャラクターを極力排除し、一新となる3rdシーズンでは彼女のアイドルとして成長していく姿が描かれることになるであろう。

少し話は逸れるが「SHINING LINE*」の歌詞は、「星宮いちご⇔神崎美月」・「大空あかり⇔星宮いちご」の関係性が上手いこと書かれているものになっているのは有名だ。

特にCメロの

なりたいだけじゃダメだなって 夢のままじゃ違うなって きっとわたし最初から知ってた

逸らせないぐらい 綺麗だったの ありったけの勇気出して 手を伸ばしたんだ

の部分は大空あかりが星宮いちごに対しての気持ちが如実に歌詞に表現されている。星宮からのバトンを受け取った大空がどのようなアイドル像を築いていくのか非常に見物である。








さて後半戦いきますか。

WMとツウィングスの戦いとなる物語終盤。最初に言っておく。

私には神崎美月という人間が理解できない。




特に91話「結成☆アイカツ8」での彼女のこの言葉には深く頭を抱えるほどだった。

そもそも神崎美月はどのような人間としてアイカツに登場したのか。

いちごの憧れ?ライバル?仲間?

ポジションが変動し続けるキャラクターであった。

さらに登場する度にチームを変え続け、掴みどころがないキャラクターとして2期が終わる頃には着地してしまったように思える。

美月にとっての憧れはマスカレードであった。 彼女はトゥインクルスターカップを通じてマスカレードを超えたという実感はあったのだろうか?

みくるが最後に問いかけます。

「美月は? この先まだまだ夢があるんでしょう?」

それに対して美月は

「いちご次第ね!」

とこれまで見たこともないような満面の笑みで答える。

わからん。

本当に神崎美月という人間は私を苦しめる。彼女の出番は3rdシーズンでもあるのか…

そこで新たな夢を見つけることができるのか注目である。


アイカツ3rdシーズン1話を見る限り、既存のアイドルはいちご、あおい、蘭と、中等部に唯一残ったさくらだけだったと思う。ドリームアカデミーの面子は誰一人登場してないことは驚きである。

あれだけ2ndシーズンで推しておきながら影も形もないのは残念であると同時に勿体なさを感じてしまう。

アイカツにとって主人公を替えたこの3rdシーズンが正念場だと捉えている。ここで成功すれば、きっとプリキュアを継ぐ長期シリーズになっていく作品になると思うし、万一失敗するようなことがあれば終わってしまうかもしれない。



悲観的な見方だらけの本稿でしたが、私はアイカツという作品を心の底から愛しているということだけは間違いありません。期待できるだけのポテンシャルを秘めた作品であると思っているからこそ少し残念だと思う部分があるだけで…

月末はキューズモールのイベントに参加してきますし、STAR✩ANISのワンマンライブも楽しみにしてます。

それではアイカツ3rdシーズンに期待の思いを込めて本稿を締めたいと思います。