NiU「鳴滝塾」

産官学民が連携して地域課題の解決策を探ろうと
新見公立大学に設置されています

第48回鳴滝塾

2019-12-13 | ☆定期講座
 12月13日(金)午後2時、新見公立大学集合・出発で、鳥取県日南町の中村英明町長を訪ねた。同町はコンパクトヴィレッジ構想など持続可能なまちづくりへ向けた取り組みを行い2019年度SDGs未来都市に選定されている。
 大学から庁舎までJR伯備線沿いに車で約40分。県境の峠を越えると、少し空気が違うように思われる。高梁川沿いに南下するのと気分が異なる。備中国と伯耆国、戦乱の時代に睨み合ったからか、新見から神郷高瀬、日南町を通って奥出雲へ行こうとすれば、かなり危険な道を通らねばならない。そのことを中村町長に話すと、「もうすぐ道が良くなります」と話された。伯備線沿いの県道新見日南線も足立付近で拡幅工事が行われているし、新見と日南の距離は縮まるようだ。
 庁舎周辺に総合文化センターや美術館などの公共施設が集約されており、庁舎内部は大黒柱をはじめ木の香りが漂っている。近くの道の駅「にちなん 日野川の郷」には、木工品や工芸品が並んでいた。新見市産の日本酒や焼肉のタレもあり、市町の交流を感じた。
 来年1月の鳴滝塾は中村町長にお願いしているので、第一次産業がテーマの講演やパネルディスカッションを楽しみにして帰路についた。
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