鳴滝塾

地方創生にいみカレッジ「鳴滝塾」は終了し、
地域共生推進センター「鳴滝塾」として開講しています。

地域共生「鳴滝塾」Ⅲ

2021-10-23 | ☆定期講座

 
 新型コロナ禍で延期していた地域共生推進センター「鳴滝塾」Ⅲが10月23日(土)午後2時から新見公立大学講堂(地域共生推進センター棟)で行われ、約50人が熱心に耳を傾けた。
 講師は岡山大学名誉教授(JCHO大阪病院名誉院長)の清野佳紀氏。「地域医療における男女共同参画~ワークライフバランスの重要性~」の演題で約1時間語りかけた。
 清野氏は大阪大学医学部を卒業後、同大学小児科助教授を経て、1990年に岡山大学小児科教授、2001年には岡大の大学院大学化に伴い初代岡大大学院医歯学総合研究科科長に就任。2003年、岡大を退官、大阪厚生年金病院(現在のJCHO大阪病院=地域医療機能推進機構大阪病院)の院長に就いた。
「女性が働きやすい環境は医療の質向上にもつながる」という信念で、大阪府医師会男女共同参画委員会委員長、日本医師会男女共同参画委員会委員などを務めた。内閣府男女共同参画局の平成21年度「女性のチャレンジ支援賞」を受賞している。

 
講演する清野佳紀氏
 清野氏が院長になったころ、大阪厚生年金病院は産婦人科の女性医師が当直など多忙を理由に退職していき、いよいよ3人から2人になるというときに、その女医さんに「どうしたらおってくれる」と聞いたら、「毎日午後4時で帰れたらやります」と言った。「じゃあ4時で帰っていいから」と応じたのが、〝短時間正社員制度〟の始まりで、その人はその後10年間勤めてくれた。
 2009年の日本医師会調査によると、今から10年余り前に女性医師の約8割が産休を取っているが、育休を取ったのは約4割にすぎない。これを一般企業と比べてみると、当時一般企業では約9割の女性が育休を取っている。一般社会と医療関係者(とくに医師)は隔絶されていた。

 

 
 女性医師の休職・離職理由としては「出産」「子育て」が圧倒的に多く、仕事と家庭生活を両立させるために「勤務時間の短縮、残業・当直等の免除」「事業所内の託児施設」を求めている。また、若い医師が病院を選択する基準として「労働時間が適正で、産休・育休の取得などワークライフバランスがとれていること」「病院機能が充実しており、良い研修ができること」が、立地条件や給与よりも遙かに上回っている。
 2004年、大阪厚生年金病院の取り組みとして、➀子育てや介護、自身の療養などのためにフルタイム勤務の継続が困難になる場合に備えた、短時間正社員制度や保育所の設営などの環境整備 ②他の職員に負担がかからないように、医師、看護師をはじめとする職員の大幅な増員 ③病院ならびに開業医を含めた地域全体の医師が相互に協力し合う体制―が必要なのではと考えた。
 どこの病院もそうだが、病院の職員は75%が女性。病院は女性で成り立っている企業体。女性の生活条件を無視したら、その病院はつぶれてしまう。
 子育て支援をするためには、院内・院外を問わず、男性職員や子どものいない女性職員の助けが必要。⇒そのためには、助けてくれる職員たちにもメリットが感じられなければならない。⇒誰でも利用できる短時間正社員制度
 女子職員に子育て支援をすることは、全職員の勤務条件を緩和することにつながる。⇒全職員のワークライフバランスへ。⇒とくに医師をはじめ、各部門の職員を十分に雇用しなければならない。

 
 男女共同参画の基本は「イクメン(子育てに積極的に関わる男性)」「イクボス(男性従業員の育児参加に理解のある経営者や上司)」「イクジイ(孫育てに積極的に関わる高齢者男性)」の3つ。これをちゃんとやらない人が「男女共同参画を推進する」と言っても信用できない。これをやって初めて男女共同参画を言ってほしい。
 男女共同参画を実現するためには「ワークライフバランス」が重要で、そのためには男性が家事・育児に協力することが基本―と述べた。

 
 このあと、新見市の医療の課題―救急医療や小児医療などについても話された。
  ☆  ☆  ☆
 休憩をはさんでパネルディスカッション「新見市における男女共同参画」が開かれた。パネラーは溝尾妙子氏(渡部病院副院長)吉良宏子氏(こども・リパブリック代表)土井英子(新見公立大教授)、オブザーバーとして清野佳紀氏、小田慈(新見公立大副学長)、コーディネーターは公文裕巳(新見公立大学長)が務めた。

 
 まずパネラーの3人が10分間のプレゼンテーションを行った。
【溝尾妙子氏】
 新見市には100床未満の民間病院が4つあり、他に医院や診療所などがある。地域医療では多職種連携が必須で、医療スタッフ一人ひとりの担う役割が大きい。新見市内の女性就業先は「医療・福祉」が圧倒的に多い。

 
 渡辺病院の医療スタッフの特徴として、➀地域の一員として地域に根差している。②女性スタッフが圧倒的に多い(職員159人のうち135人が女性)。③育児・介護中の職員が多い(職員159人のうち、小学校以下の子どもがいる36人、介護している家族がいる7人)が挙げられ、「子育てや介護をしながら働く」のが当たり前で、病院全体が家庭を大事にする雰囲気になっている。
 渡辺病院では、時短勤務やフレックスタイム制、夜勤専従など個々人の家庭環境に応じた勤務形態をとっており、男性職員の育児休暇も推進している。それぞれの家庭状況や個人の価値観に合わせてワークライフバランスを保っている。医療現場としては、もう少し男性が家事、保育園や学校からの呼び出し、介護に関わっていただけるとありがたい。

 
 多くの女性医師は家事・育児・仕事で大変だが、溝尾氏の場合、実家の両親と夫の両親はともに新見市在住で、4人がイクジイ、イクバアとしてサポートしている。そして夫(哲西町診療所医師)は家事・育児・学校のことすべてをやってくれるという。溝尾氏はずぼらでうしろめたさを感じるというが、「仕事を頑張りながら育児や地域の活動も行っていきたい」と述べた。
【吉良宏子氏】
 小学生が対象の放課後児童クラブ(学童保育)は新見市内に12団体あり、吉良氏は現在、御殿町センター(こども・リパブリック)と旧田治部小学校(おおさ風の子児童クラブ)で活動している。
 放課後児童の健全育成事業が求められる背景として、➀共働き世帯の増加 ②子どもが犯罪に巻き込まれる危険性の増大―が挙げられ、下図を見ると共働き世帯(青線)は急増している。また、子どもの被害件数(棒グラフ左)は、少子化とゲーム等によって家庭内で遊ぶことが増えたため減っている。しかし、略取誘拐の被害件数(棒グラフ右)はほぼ横ばい(被害件数の減少からすると、相対的に増加しているといえる)。また、罪種別では暴行・傷害や強制性交等が増えている。


 
 こうしたことから、小学生を持つ親は不安を持ちながら働いている。
 御殿町センターでは通常預かり20人、長期休み預かり24人、旧田治部小学校では通常預かり10人、長期休み預かり27人に、「安心して過ごせる生活の場」を提供している。
 放課後、学校で支援員のお迎えを受けた子どもたちは、学童保育の会場に着くと、手洗い、うがいの後、まず宿題に取り組む。その後、おやつを食べ、広場やホールなどで自由に遊び、保護者のお迎えで帰宅する―という日々を送っている。おやつはできるだけ手作りを提供しようと、支援員が児童と一緒に作ることもあり、スイカやトマトなども一緒に栽培している。子どもたちは川遊びや雪遊びなど季節に応じた遊びを体験し、それぞれ出るときと帰ってくるときの顔が全く違っていて自信に満ちた顔になっているという。
 今後は、➀病児・病後児保育 ②フリースクール ③森の秘密基地整備 ④障碍者就労施設運営 ⑤市民フリースペースの場―などをつくっていきたい。子どもたちは将来に向けて一生懸命頑張っている。これから新見市を支えてくれる子どもたちのために一同頑張っていきたい―と述べた。
【土井英子氏】
 新見公立大学の土井英子教授は、同大学地域共生推進センター長で、新見市の男女共同参画審議会会長でもある。
 女性の就業率はふつう婚姻から子育ての開始時期にいったん低下するM字カーブをたどるが、新見市の場合、M字カーブの傾向は見られず、県や国の平均を大きく上回っている。

 
 新見市では医療や介護などで女性が頑張っているのか、イクジイやイクバアがたくさんいるのか、女性の就業率が上がっている。
 今年3月、同審議会は「第4次にいみ男女共同参画プラン」を新見市に答申した。その策定に向けて行ったアンケートでは、「家庭生活」「職場」「地域社会」において過半数が「男性優遇」と答えている。「男は仕事、女は家庭」に代表される「固定的な性別役割分担意識」が根強いようだ。
 第4次同参画プランでは、男女がお互いに認め合い尊重し合いながら協力して男女共同参画社会を実現しようと、項目ごとに数値目標を定めている。

 
 新見公立大学は「地域を拓く健康科学」として、看護・保育・福祉の分野で専門職を育成している。大学の「社会貢献」は「研究」「教育」と並ぶ第3の役割で、地域に学び地域を支える実践的研究・教育そのものであり、大学の教育研究の成果を社会に還元するだけでなく、地域との関わりの中で課題を探索し、教育研究の内容を学生とともに深めていくアプローチが必要。地域共生推進センターは「大学を活かしたまちづくり」の一環として、このアプローチを推進するとともに、その延長線上にある出口志向の産官学民連携の司令塔として機能し、広域連携を視野にいれた活動を目指している。
 同センターでは新見市版地域共生社会を構築するために、「女性が輝くまち」「障害に優しいまち」「子育て支援のまち」「インクルーシブ保育・教育」「福祉関連新産業の創出」を掲げており、それはとりもなおさず「男女共同参画社会の実現」につながると思う―と述べた。
  ☆  ☆  ☆
 清野先生の講演とパネリスト3人のプレゼンテーションを聞いて、質疑応答の時間が設けられた。
 ――新見市のドクターネットワークについて教えてください。
(溝尾)新見市出身者や新見市に縁のある医師・医学生でネットワークをつくって、新見市の医療について情報発信したり、相互に交流したりしている。若手の医師が中心になっており、次世代を担う医師の確保や地域医療を良くしたいというねらいがある。また、地域の人とのつながりも持ちたいということから、地域へ出かけてフリートークや出張講演を行っている。若手医師は地域へ出かけていきたいと思っているので、声をかけてください。
 ――新見市は婚姻から子育て開始時期にかけて女性の就業率がそう下がらず、M字カーブを描かず、国や県に比べて高い。しかし、家庭や職場、地域社会では男性が優遇されている。これらはどういう関連があるのか気になった。
(土井)新見の女性は働き続けている。しかし、男性優遇の意識をもっている人が多い。
(清野)最近の調査では全国的にM字カーブはなくなって、ほぼ台形になっている。
(公文)日本ではいろいろな意味で女性の社会進出が遅れている。日本全体が男性優位の社会から逃れられていないということが背景にあって、男性がいろんなことに協力しているとはいえないのが実情でしょう。
 ――新見公立大学の学生が地域と関わりをもって活動しているのを見たり聞いたりしているが、新見市にとって目に見える効果、根付いている成果があるのかどうか。
(公文)現在650人の学生がいて、来年には780人ぐらいになるが、それだけの学生が人口28,000人のまちに住むわけで、それらの学生がここに仕事場をもち、就職してくれたら、新見は変わってくる。地域共生推進センターでは、「福祉によるまちづくり」「福祉イノベーション」を創り上げていきたい。
 学生たちは一生懸命に地域へ出かけていって活動しているし、大学としても地域貢献、社会貢献が大事な使命であると認識している。地域の人からもサポートをいただいて、彼ら彼女たちがこのまちに残って仕事をするにはどうしたらよいかということを一緒に考えていきたい。
(清野)ここに根付いて残って働いてもらったら一番良い。そうでなくても、750人の人がいる。これはすごいことで、いろんな需要が生まれる。今の状態から大学がないと考えると、火が消えたようになる。「学生がいる、大学がある」ということ自体が、すごく地域に貢献している。
(公文)その上にということで。彼ら彼女たちと一緒にできたらいいなということで。(笑)
 このあと、新見市総合政策課・古家孝之課長が「今後も大学と連携してまちづくりを推進していきたい」と述べ、本学の小田慈副学長のあいさつで閉会した。

 
左から吉良宏子、小田慈、清野佳紀、公文裕巳、久保俊英、溝尾妙子、土井英子の各氏
(久保氏は岡山医療センター院長)  
当日のアンケートより<感想>
【一般】
・清野先生は81歳には見えず、声も若々しくて、ソフトな語り口でした。「人」を大切にすることが、継続できるポイントであり、そのためには人的あるいは物的な環境を整えることであると思いました。「イクメン」「イクボス」「イクジイ」であるように、男女を問わず各々の能力を発揮できることも大切だと思いました。久し振りの鳴滝塾、大変良かったと思います。
・清野先生のお話は、テーマにぴったりの内容で、良かったです。やはり、理論だけではなく、実践活動をされた方の話は重いです。聴くことができて、とても良かったです。先生の目のつけどころ、先生の考え方がまさに、男女共同参画に一番必要なところだと思いました。パネルディスカッションでは、新見市在住の女性が活躍されている様子がよく分かりました。しっかりとした考え方が基本にあるのがすばらしいと思いました。
・こども・リパブリックの話が良かった。
・やはりトップの意識が変わることが重要だと感じた。(切迫しないと変われないのかとも)
・地域共生は形だけになっていないか? (ふだんの生活の中ではピンとこない)
・大学と地域のつながりが多面的にもっと増えてほしい。
・ちなみに…身近にいる”ボス“はまだまだ意識低い(笑)
・Dr清野と同じ大阪のすぐ近くの病院で同じころ働いていました。助産師だったのですが中間管理職だったので、定員制の枠の中でもがいていました。上司≒国が働く女性の支援対策をもっとしていたら、使い捨てにされた女性DrやNsたちも働きやすかったと思います。「そんなことは男がするものではない」と自分の仕事だけをしてふんぞり返っていた男性も家事や育児を分け合って協力していたら、仕事をやめずにすんだ女性DrやNsも多かったでしょう。Dr溝尾のように地元で夫婦の両親4人がそろって援助し、夫も家事や育児をしている家庭は何%あるだろうか。いまだ働く女性に負担がかかってはいないだろうか。大学の今後の働きかけにかかっていると考えます。ぜひ、育メン・育ボス・育ジイが増えるように働きかける大学でありますように。
・新見の医療事情を知る事が出来たのが良かった。
・これからはもっと男性が協力しないとだめだと思いました。
・地域の支い合いの重要性を感じた。
・清野先生の講演はわかりやすい講演でした。
・溝尾先生ご自身のワークライフバランスについて、自分の子育て期と重ねて興味深くお話をお伺いました。清野先生のご講演もわかりやすくて良かったです。ありがとうございました。
・私の職種でも職員はほぼ女性なので、女性が働きやすい環境を管理職の方と共に考えていきたいと思います。
・清野先生のお話、とても参考になりました。男女共同参画の基本―イクメン、イクジイ、イクボス…そうか!! 自分の周りから少しずつ変えられるかな。
・とても共感できる内容でした。ソフト・ハード面の整備とトップによる職場の雰囲気づくりの大切さを実感しました。
・高齢者の一人として傍聴の形で参加しましたが、地域共生と男女共同参画の活動の中味について勉強になりました。現在、家庭生活は妻と二人なので、自分にできる仕事は自主的に動いて妻の負担を軽くするよう心掛けています。今後、さらに認識を新たにするヒントをいただいたと感謝しています。ありがとうございました。
・医師の勤務条件を改善していくことが、私たちが医療を受けるために大切だと思いました。短時間勤務正社員という形態が取り入れられて人員が増加すると、職員みんなが働きやすくなると思います。男性が育児や家事に参加することが大切で、組織のリーダーも職員を理解しようとする意識改革が大切だと思いました。
・清野先生の講演はとても分かりやすかったです。大阪厚生年金病院の取り組みが全国に広がることで、多くの医師がそして多くの人が救われるのではないでしょうか。医師は病院にいて当たり前という考え方が住民にあると思いますが、その考え方も変えていく必要があると思います。男性と女性、互いの立場によるワークライフバランスは大切だと思います。(世の中には女性だけでなく、男性が家事・育児に頑張っていることも多くはないがあると思います)
・男女共同参画の実現のためには、様々な課題に対して常識にとらわれない柔軟な対応が必要であると感じた。また、リーダーシップと意識醸成の重要性を再認識した。
・産婦人科の地域連携システムのあり方は、とても参考になりました。特にチーム医療のあり方として、一人の患者さんにチームで治療することで役割分担による機能を維持することができることなど、学びの多い講演内容でした。
・ありがとうございました。子どもがいなくても忙しく大変なので、「誰でも使える時短制度」は大変良いと思いました。楽しかったです。
・溝尾先生のような恵まれた方はやはり稀で、新見市にはまだまだ男女共同参画の課題が多くあり、吉良さんの活動のような〝地域づくり〟が切れ目なく求められると思いました。
・清野先生の医師不足に対する改革に感銘を受けました。人件費を削減するのではなく、女性のマンパワーを重要視することで成果をあげられるという発想には驚かされました。
・お医者さんや看護師さんには頭が下がります。ありがとうございます。学童保育は小学生の一部だけでなく全員が受けることができるのであれば、新見の未来が明るくなるのではないでしょうか。お話を聞いて、そのように思いました。(全員でなくても希望すれば入ることができればよいですね。そのことを親が子供に気づかせるような工夫が必要)「男女共同参画」の意味を今日初めて知ることができました。
・男性が家事や育児に積極的に参加するのはもちろん、男性、女性にかかわらず一人一人が相手のことを思いやって尊重しあう世の中になればいいなと思いました。
・自分の立場でできる働きを見つけて、地域に貢献できることを考えたい。
【学生】
・女性も働く上で基本的な知識をもっている必要があると思いました。女性医師も大変ですが看護師も扱いはひどいので、人員を集めて、正社員として雇用できる環境づくりをすること、企業や病院の管理職、現場のスタッフ各々が意識して声を上げやすい職場づくりが大切だと思いました。(個人的には、一般企業の育休率が高く、女性医師は低いと現状Dataから分かりましたが、その後の職場復帰率はどうだったのか気になりました) 男女共同参画については日本特有のジェンダーの歴史もあり、家事・育児・介護への男女の意識の違いが大きな影響を与えているように思いました。教育が必要だと改めて思いました。「女性が輝く」ということを敢えて強く言わなくても、それが当たり前の世の中になり、「誰もが輝く」ことができる世になるために、何ができるかを考えていきたいと思いました。
・JCHO大阪病院での女性医師のワークライフバランスのあり方、病院としてのサポートの仕方、また地域開業医を巻き込んだ病院及び地域医療のあり方など興味深いお話でした。個人でできることだけでなく、病院・地域としてサポートできることを全力で行うことが女性医師の延職となっていると思いました。新見地域での女性・育児等の取り組みも理解できました。また、土井先生の説明で地域における地域共生推進センターの役割も理解できました。
・夫婦で子どもを育てるというより、地域で子育てをする時代が来ていると思う。こども・リパブリックの方々のような活動を市全体で取り組んで子育てを支えていけば良いのではと思った。また、介護保険以外のところで高齢者の方々を地域で支える仕組みをつくれば、女性のワークライフを支えることにもなり、少しずつワークライフのバランスがとれていくことになるのではないだろうか。
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