鳴滝塾

地方創生にいみカレッジ「鳴滝塾」は終了し、
地域共生推進センター「鳴滝塾」として開講いたします。

地域共生「鳴滝塾」Ⅱ①

2020-12-05 | ☆定期講座

 12月5日(土)午後2時から新見公立大学地域共生推進センター講堂で、山田方谷「小阪部塾」開塾150年と新見公立大学開学40周年を記念して、第2回地域共生推進センター「鳴滝塾」(第1部講演会、第2部山田方谷展)を開いた。
 第1部は、新見市長屋出身でシップヘルスケアホールディングス株式会社(東証一部・大阪府吹田市)の代表取締役会長CEO・古川國久氏の講演「歩んできた道」で、一般54人、教職員35人、学生238人(地域福祉学科105人、看護学科60人、健康保育学科68人、大学院5人)の計327人が聴講した。(コロナ対策のため学生は地域福祉学科のみ講堂で、他の学生は別教室のライブ配信で視聴した)

          学生はメモを取りながら熱心に聴講
 
 古川氏は、郷土の偉人・山田方谷のことば「至誠惻怛」(しせいそくだつ=まごころ「至誠」と、いたみ悲しむ心「惻怛」)を心の基盤として、47歳の時にSincere(誠実な心)、Humanity(情の心)、Innovation(革新者の気概)、Partnership(パートナーシップ精神)の頭文字である「SHIP」を理念に、医療・保健・福祉・介護に特化した会社を起こし、今では売上高約5,000億円、従業員約13,000人の企業グループ(56社)に成長している。
 講演で古川氏は、「新見で生まれ育ち、19歳で大阪に出て、商人の道に入ってから早56年。人に恵まれ、そして山田方谷先生の教えに支えられた半生だった。未来を創っていく学生の皆様のこれからの生き方に少しでもお役に立つのならありがたい」と前置きし、小学生時代からの思い出やエピソードを語った。
 父親の口癖だった「この抜け策!(もっと考えて行動しろ!)
 母親がいつも言っていた「方谷さんのようになりなさい」
 ところが、小学校3年のときに母親を医療事故(麻酔事故)で亡くし、小学校6年のときに父親をやはり医療事故(輸血事故)で亡くした。
 育ての母の勧めで進学した県立倉敷商業高校で、古川氏は実学・実践を学び、商人の道を志すようになった。新見から倉敷へ通学の途中、単線伯備線の方谷駅で列車が貨車を待つ間、駅周辺を探索。このころ、座右の銘となる「至誠惻怛」の意味を知った。
 昭和39年に社会人となり大阪へ。倉庫勤務からスタートし、20歳のとき、京都国際会議場の備品一式を丸ごと受注。このことが医療の世界での〝トータルパック〟へとつながっていった。平成4年、SHIP理念を掲げて創業。夢は「日本一のヘルスケア企業」「東証一部上場」だった。その後、業績は著しく向上、平成19年に東証一部上場を果たした。

 平成29年には新見市長屋の古川氏生家跡に人づくりの拠点「至誠惻怛塾」を開いた。

 
 そして、これからの目標として
 ・KKB(環境・感染・防災)セグメントを立ち上げていく
 ・教育財団もつくりたい
 ・金剛山の再生にも取り組む(金剛山プロジェクト)
 ・新見でも事業をスタートしたい
 を掲げ、
 「こんにゃく頭で一点突破」
 「生命を守る人の環境づくりに邁進したい」
 「人の力を信じ、2025年度には売上高1兆円を達成したい」
 と語った。
 また、「夢」「至誠惻怛」「義を明らかにして利を計らず」(利益を追求するのではなく、正義とは何かを明らかにして正しい道を進めば、自然と利益がついてくる)に支えられてきた人生で、「逆境も順境に変わる。一生懸命やっていると、人が助けてくれる」と話した。
 さらに、学生に向けて、「学士力=学び続ける力をもとに、人間力を磨いていくこと。それが山田方谷の教えで、好奇心旺盛、明るく、一生懸命、そして素直なことが一番。期待している」と結んだ。
     ※講演内容を要約するにあたり、聴講者に配られた単行本「SHIP」を参照した。

講演アンケート回答(感想)
【一般】
・古川CEOの歩まれた道とともに熱いメッセージをいただき、とても心温まりました。ありがとうございました。
・お母さま「方谷さんのように」、育てのお母さま「ずっと見守る『共助』の人」、お父さま「考えぬいて行動せよ」、とても心に響きました。ありがとうございました。
・学生にとっても一般聴講者にとっても、大変有意義な講演でした。今後も継続してください。
・古川さんの同世代の人間として、その苦労がよくわかります。これからも古川さんのお話をもとに歳は重ねても挑戦することが大切と思ってやっていきたいと思います。
・講演中のアクシデントにとらわれない講演で、人道・経営がよくわかって大変よかった。
・再び講演をいただき感謝しています。人生の指針になります。
・「教育者としての方谷」を自分も見習わなければならないと思った。
・本を読ませていただいて、仕事に対する思いの根幹を学ばせていただきました。病院勤務が長く、思いやりの心は当然もっていると思っていました。実際は、どこかにやってしまっていたのでした。70歳になって日々自分勝手な考えで生きているのですが、古川さんの本をじっくり読んで、何か一つでも残りの人生に活かしていきます。
【学生】
・シップヘルスケアホールディングスが取り組んでいること、山田方谷のことについて深く理解することができた。24時間のスケジュール管理を私も行っていこうと思った。
・“人生悪いことはない”と言われた古川さんの価値観はすばらしいと思いました。ネガティブに生きる人生とポジティブに生きる人生では為せることも違うと思うので、考え方を学べたと思った。
・とても勉強になった。地域の貢献に興味を持った。岡山県に興味を持った。
・スケジュール管理が大切だと思った。
・講演会を通して特に感銘を受けたのは「一生懸命やっている人は助けてくれる」「素直に」という言葉です。事業、学問などどんなことをやるにしても“人間性”が本当に大切だと思いました。人とのつながりが生まれ、輪がどんどん広がっていくのだと感じました。これから人との出会いを大切にして生きていきたいと思いました。ありがとうございました。
・多くの事業を成し遂げられた古川先生の講演を聴き、心に響くことがたくさんありました。山田方谷先生の教え「至誠惻怛」を大切になされているからこそ多くの事業を成し遂げられたのだとわかりました。「至誠惻怛」を私も大切にして人と関わっていきたいと強く思いました。古川先生の地元を愛する気持ち、夢や目標を強く持つこと、人とのかかわりを大切にすることを私も見習っていきたいです。私も古川先生のようにスケジュール管理を毎日したいです。
・学生のうちから一生懸命取り組み、何事に対しても素直に受け止められるようにしたいと思った。今回の講演を聞いて、自分にとって良い機会になった。私はスケジュール管理が苦手なので、日頃から計画を立てて生活をしたいと思った。
・母2人と父親の教えを守り、常に考えながら生きていることは本当にすごいと思いました。素直であることが一番であるということが印象に残りました。素直であること、お互いがお互いの意見を聞き入れることができるというのは本当に大切だと思いました。10年で一人前になる。なにごとも10年一生懸命頑張ると一人前になるということは、簡単そうに見えてとても難しいと思いました。スケジュール管理をすることが大切であるという言葉を覚えていきたいと思います。
・「事業は人だ」という言葉が印象に残りました。山田方谷さんの教え「人間力を磨いていくこと」、そして学び続ける姿勢を忘れないようにしたいです。好奇心旺盛、明るく、一生懸命、素直、この4つは私が大好きな言葉です。保育者を目指す者として社会人として、この4つは生きていく中で大切だと感じます。自分も古川さんや方谷さんのように積極的に人と関わりながらがんばっていきたいです。周囲に支えてくれる人がいるから自分がいるのだということをおっしゃっていました。感謝を忘れないようにしたいです。
・山田方谷の偉大さを知ることができた。何事も素直に受けとめていきたい。
・講師の方が今までどのような道を歩んでこられたのかがよくわかりました。母親、父親の言葉やこれからの夢(新しく教育財団を作ること、新見でも事業をスタートすること)などを知り、私も夢を持って頑張っていきたいと思いました。今日、古川先生の話を聞き「至誠惻怛」「義を明らかにして利を許さず」という言葉を学び、この言葉を忘れずに、一生懸命やっていると人が助けてくれると信じて頑張っていきたいと思います。よい経験になりました。ありがとうございました。
・保育士として現場に出た時には、好奇心旺盛に明るく一生懸命に素直に頑張りたいと思います。またいくつになっても学ぶ気持ちを持ち続けようと思います。
・逆境もポジティブに乗り越えていきたいと思いました。素直でいることは簡単なようで一番難しいと思います。素直に人の意見を聞き入れ、自分の成長を止めないよう頑張りたいです。
・貴重なお話をありがとうございました。素直であることが大切で、自分の気持ちに正直に生きることが大切だと感じました。人生たくさん成功していて、何でもうまくいっているので、自分とは全然ちがうなと思いました。スケジュール管理を私はしたことがないけれど、やっていこうと思います。
・初めに配られた「SHIP」を読み古川さんの人生を学んで、母、父を亡くしても周囲の優しさに気づき立ち直れた姿がとてもかっこよく、心を打たれました。「方谷さんのようになりなさい」という実母の言葉、「嘘をつかない」という教えは、私もしっかりと守っていこうと思いました。私が将来目指している保育士の仕事をする上でも、子供の命を守る大切で責任の重い仕事だと自負し、この講演会で学んだことを忘れずに生きていきたいと思いました。自分が新見に来てこの場で学び、育っていくことに出会いを感じ、一日一日を噛みしめて生きていきます。スケジュール管理もしっかりして自立した女性になれるように頑張って、無欠席を目指します。今日は貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
・「こんにゃく頭で一点突破」「逆境も順境に変わる」「一生懸命やっていると人が助けてくれる」。何でも前向きに捉え、自分の人生について語ってくださり、自分自身についても考え直しました。人生にはさまざまな出来事がありますが、自分がどう考えて生きていくかが大切であるように感じました。素直に生きることは簡単なようで難しいですが、自分に対しても周りの人に対しても素直に生きていけると良いなと思いました。
・学士力を身につけて、今学んでいることに一生懸命取り組みたいと思いました。また、何事に対しても素直な姿勢で取り組み、周りの友人や家族に感謝して過ごしたいと思います。
・今回の講演会で人への接し方、心の持ち方について学ぶことができました。素直さを大切に生きていきたいです。貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
・貴重なお話をありがとうございました。山田方谷さんについてや人としての在り方など大切なことを多く学ぶことができました。私もがんばっていきたいと思いました。将来を考えながらスケジュールを立ててみようと思いました。
・早くからご両親を亡くし苦労されながらもずっと努力し続けていてすごいなと思いました。貴重なお話を聞かせて頂きありがとうございました。
・講演会では様々なことを学べました。SHIPの本も少し読んでみて、自分もこれから心に秘めていきたいと思います。好奇心旺盛、明るく、一生懸命、素直ということを覚えておきたいです。素直に人の話を聞き、取り入れていこうと思います。
・山田方谷のことを知ることができた。
・素直で一生懸命に頑張ることが大切であるということが分かった。古川さんは両親を亡くされながらでもSHIPを理念として起業されていると聞き、本当にすごい方なのだなと思った。この講演を聞いて、できることは一生懸命やって夢を叶えたいと思った。
・古川先生の生き方をよく知ることができた。私も人間力を磨くことを大切にしようと思います。
・今日は貴重な講演会を聞くことができて本当に良かったです。好奇心旺盛に明るく元気に頑張っていくことが大切だと感じました。また、スケジュール管理は大事にしなければならないと学びました。私はこれからもスケジュール管理を大切にしていきたいです。
・講演会の中で出てきた言葉、「一生懸命やれば誰かが助けてくれる」や「明るく素直に、好奇心旺盛に」などの言葉がとても印象的だった。“桃栗3年柿8年、柚子の大馬鹿18年”も、とても心に残った。大学生として専門的な分野を意欲的に頑張っていこうと改めて思うきっかけになった。最後におっしゃられたようにスケジュール管理が大切だと分かったので、これからもスケジュール管理を続けていきたいと思う。
・小さい頃の出来事や出会いが50年、60年経っても変わることなく今の自分につながっていることをお聞きし、私の周りにいる人やこれからの出会いを大切にしていきたいと思った。目標にしている人物がいるかと聞かれると、いるとは言えないため、ゆっくり何となくでもよいから目指す人物像を考えたり本を読んだりしてみたいと思った。
・私は将来保育士になりたいと思っています。その夢が叶うように困難な事があっても立ち向かって頑張りたいと、講演を聞いて思いました。また、保育者になってからも学び続けて人間性を磨いていこうと思いました。
・親や家族のおかげで明るく過ごせるのだと改めて思いました。実家に帰ったら感謝しようと思いました。「素直でいる」ということは、高校3年間の担任の先生がずっと言われていました。それを思い出し、あの言葉は本当に大切なことだと分かりました。また保育士として学び続けることのできる保育士でありたいと思いました。
・素直でいることは難しいが、大切だと感じました。
・苦労の多い小学校時代を乗り越え、力強く生きてこられたことがわかった。私もこんにゃく頭で先生のように70歳過ぎても生き生きと働く大人になりたいと思う。高校3年の担任の先生が山田方谷さんのことを尊重したわけが少しわかったような気がしました。
・小学校の時に両親を2人亡くし、大変辛い苦労のある人生を歩んでこられた方だからこそ、それが「強み」になって、たくさんの成功を経験されたのだろうなと感じました。人との関わり方について学ぶことができ、これからの大学人生に参考にさせていただきます。ありがとうございました。スケジュール管理が苦手なので頑張りたいと思います。
・他の人の人生について聞くことは興味深いことであると思った。これからの生活に活かしていきたい。スケジュール管理が大切であると聞き、私も一日ごとのスケジュール表をつけていきたい。
・古川さんが両親の教えを大切にし、地元新見を大切に思われているのが伝わってきて素敵だと思いました。「山田方谷」という名前だけは聞いたことがあったけれど詳しくは知らなかったので、新見で学んでいく上で知っておきたいと思いました。古川さんが山田方谷の教えを大切にされているように、私も生きている中で出会った人や学んでいく中で知った尊敬できる人の教えを自分の人生の中に取り入れながら生きていきたいと思います。また夢をもって、いろいろなことに挑戦していく姿勢が大切だと実感しました。
・今回の講演を聞いて目標や夢を持つことの大切さや柔軟な考え方をすること、そして素直な気持ちでいることの重要性を感じることができました。なんとなく毎日を過ごすのではなく、スケジュールや目標をしっかり立てて生活をしていきたいなと思いました。
・父親の「抜け作」や母親の「方谷先生のようになりなさい」の言葉を胸にずっと頑張り続けていてすごいと思いました。これから大変なことがたくさんあると思うので、素直に頑張っていきたいと思います。
・一生懸命やるべきことを全力で頑張り、目標をもっていれば、周りの人が支えてくれ、ついてきてくれることがわかった。素直であること、スケジュール管理が大切ということを学んだ。
・苦労ある人生を送ってらっしゃることを知りました。私も素直な大人に成長できるように頑張りたいです。
・一生懸命に頑張るだけでなく、素直さをより大切にしていきたいと思いました。「歩んできた道」という題での話を聞き、私も自分の人生、誇りをもって人に話せることができるように生きていきたいと思いました。
・人との出会いを大切にしていきたいと思いました。私はスケジュール管理が苦手なのでしっかりスケジュール管理できるようになりたいと思いました。
・親の教えをそれぞれ受けとめ、いまでも大切にされていることが印象的でした。それに加え、影響を受けた「山田方谷」を心に留め尊敬なさっていることがよくわかりました。様々なことに挑戦し、現在では多くの会社を経営されていることがすごいと思いました。自分の意思に正直に行動し何事にもチャレンジすることは簡単ではないけれど、人生を豊かに後悔なく送っていくために必要であると改めて感じました。一度しかない自分の人生を充実したものにできるよう、大学で学びを深めていきたいと思う。
・とても素晴らしい方の講義を聞くことができてよかった。50分では短いと思った(1時間半くらいあってもよかった)。SHIPの理念を実感しました。「素直」が重要になるので磨いていきたい。人間力は、何をするにも関わってくると想いました。
・講演を聞いて私が参考になったと思うことは、目の前のことを一生懸命やること、逃げないということです。どうしても楽な方へ、嫌な事はしたくないと思ってしまうことがあるので、逃げずに目の前のことに取り組んでいきたいです。またスケジュール管理をしっかりしたいです。古川先生の人生をたどりながら、人生において必要なアドバイスをもらったような気がします。
・素直に生きることは難しいです。自分の恥ずかしいところや欠点などをさらけだすこと、間違えを認めること、謝ることは、私がまだ子どもだからかもしれませんがプライドが勝ってしまって素直になれません。だからこそ、素直になることは一人前になるための最初の一歩であると感じました。
・夢をあきらめないこと、しっかりと意志を持ち続けることが大切であることを感じることができた。自分に素直でいようと思った。とても勉強になった。
・具体的な目標を持つことができるのはなかなか難しいことだと思うけれど、自分が一歩ずつ成長していくためには必要なことだなと思いました。
・講師の方の生い立ちや人生を通して伝えたい私たちへのエールをお聞きすることができてよかった。日々の生活で大切にしていることも学び、これからの生活に取り入れていきたいと思った。
・日本史で山田方谷について聞いたことがありましたが、新見市にゆかりがあることは初めて知りました。貴重なお話をしていただきありがとうございました。
・至誠惻怛の言葉の意味を知ることができてよかった。山田方谷の生い立ちについて学ぶことができてよかった。
・「こんにゃく頭で一点突破」が頭に残った。
・「逆境も順境に変わる。一生懸命やっていると人が助けてくれる」という言葉から、生きていると様々な困難や壁にぶつかることがあると思うが、山田方谷の教えをもとに人間力を様々な経験から磨いていきたいと思った。
・とてもためになった。これからの自分について考える機会になった。
・私も山田方谷先生や古川國久先生のように夢を持ち、その夢の実現に向けて努力し続けるという生き方をしたいと思いました。多くの困難を乗り越え、目標を達成することの大切さについて学ぶことができました。大学での学びや将来の様々な困難に対して、素直な心で取り組んでいきたいです。
・山田方谷のことを知らなかったのですが、素晴らしい人であるということがわかりました。講演で言われていたように、これから素直でありたいなと思いました。まだ学生ですが、今日言われたことを大切にして生活していきたいです。
・山田方谷先生を見習うとともに、学ぶ姿勢について話を聞くことができ、とてもためになりました。「素直」であることは大人になるにつれ難しくなってくるだろうが、そうあることがとても大切なのだなと思いました。
・特別講演を受講して、私も好奇心を持ち、素直に人生を歩んでいこうと実感した。24時間のスケジュール管理が大切だということを聞き、自分は計画的に行動することが苦手なので、これからは意識してスケジュール管理を心掛けていきたいです。
・今回の特別講演を受講して、山田方谷さんやSHIPについて初めて知りました。生き方や大切な考えを示してくれる尊敬できる人物に私も出会えるように周りに目を向け、行動の範囲を広げたいと思います。SHIPは日本での事業だけではなく、バングラデシュやミャンマーなど海外での事業も行っていると聞き、もっと詳しく知りたいなと思いました。「逆境も順境に変わる」という言葉や「人を信じる」「一生懸命」などの言葉は、自分がつらいと感じた時に思い出そうと思います。私も「こんにゃく頭で一点突破」を目指して、学業やその他のことを頑張ろうと思います。本日はお忙しい中、ありがとうございました。
・私はすぐに結果をもとめてしまうことが多く、達成するまで続かないことがあったのですが、講演会を聞いて「10年以上で一人前となり、達成は自然とついてくる」という考え方は素晴らしいと思いました。達成するまで努力を続けて好奇心旺盛で明るく、一生懸命に素直というところを意識していきたいと思います。
・親の教えが大切だとおっしゃっていましたが、確かに私が今生活し自立できているのも親の教えがあってからなので、改めて親に感謝したいです。人間性を高めることを大切にしていきたいです。今日は本当にありがとうございました。
・本日はありがとうございました。「逆境も順境に変わる。一生懸命やっていると人が助けてくれる」という言葉を胸に好奇心旺盛、明るく一生懸命、そして素直にいこうと思います。お互いに理解し合えるような関係を作っていこうと思いました。また、自分が身につけたい能力などには年月が必要であり、努力も欠かせないことがわかったので、しっかりと今から気にしていこうと思いました。
・駅の名前から山田方谷のことを思い出し、そこから山田方谷について興味をもったというエピソードを聞いて、何がきっかけになるか分からないと思いました。また、私も「素直」に生きたいと思いました。ありがとうございました。
・今日の特別講演を聞いて、しっかりと勉強して知識・技術を身につけた人になりたいと思いました。そのためにもスケジュール管理をしっかりしたいです。
・人のために人生を捧げられてこられて素晴らしい方だと思った。
・様々な人と出会い、学んでこられたのだと思う。出会った人から学べるようにしたいと思った。
・今回の講演会に参加して、経験から得られる人間関係や価値観がいかに重要であるかを教えていただけたような気がします。どれだけ自分主体で動き経験として積むことができるかが、自身の学びや将来の糧につながるのだと思いました。これから約2年程度の学生生活ですが、大学だからこそできる経験を積み上げ、積極的に学んでいけたらと思います。そして、少しでも自分の目指す保育者像に近づいていきたいです。
・近年の新卒性は会社に入ってすぐに辞めてしまうことが多いと聞きますが、人は10年で一人前というお話から、辛いことがあっても少し辛抱してみることも必要であるのではないかと思いました。どんな仕事についたとしても素直に様々なことを受けとめて生きていこうと思います。
・京都国際会議の備品を仕事として納品することになったとき、電話中の秘書課長さんに声をかけずに意思を伝え、キャスター修理を進めていったというお話は、とても素晴らしいと感じました。細やかな気遣いをどんなときも忘れずに丁寧に振る舞うという仕事の姿勢を私も見習わなければならないと思います。輝かしい活躍を見せる新見出身の先輩を心に留め、勉強や将来に活かしていきます。素敵な講演をありがとうございました。
・質問一つ一つに真摯に何も飾ることなくそのままの言葉でお答えくださっていた姿が印象的でした。あんなふうにストレートに強く、そのままの言葉を伝えてくださる方はなかなかいないので、会社を立ち上げることのできる意志の強さや古川先生のお人柄の良さをうかがうことができました。最後に「スケジュール管理」についてアドバイスされていましたが、私はスケジュール管理が苦手です。確かにスケジュール管理がきちんと行えたときは精神的にも身体的にも良好なので頑張ろうと思いました。今日はありがとうございました。
・学生の身で人生経験が浅いので、これからの人生設計を立てていくための参考になりました。
・古川先生が創業されたシップヘルスケアグループは医療現場を支えることが主にもかかわらず、医療以外の様々な事業にも取り組まれており、自分の可能性を広げるためには枠にとらわれずに行動していくことが大切であると思いました。最後に古川先生が残された「学士力だけでなく人間力も磨いてほしい」というお言葉は、今の私たちに通ずることだと思いました。今の私にはどちらも足らないように感じるので、このお言葉を心に留めて何事にも取り組んでいきたいと思いました。
・人を守るために頑張っている先生の生き方はとても尊敬できると思った。自分も海外のことに興味があるので、視野を広く持つ考え方が自分の身につけば良いなと思った。
・「義を明らかにして利をはからず」という言葉が強く残った。人のためにという正義を大切にしたいと思った。
・学び続けることだけでなく、人間力を磨いていくことが大切であると分かりました。素直であることが相互理解につながるのだと思いました。
・学ぶための姿勢がとても勉強になりました。
・日本国内だけでなく、バングラデシュやミャンマーでの事業など数多くの医療に貢献されていてすごいなと思いました。
・福祉の道に進んでいく自分にとって、「一生懸命やっていると人が助けてくれる」「学び続ける力をもとに、人間力を磨いていく」ということは、日常生活や学生生活の中で教訓になっていくように思います。今回出てきた言葉を大切にして生活していこうと思います。
・なんでも積極的に素直に取り組もうと思いました。
・大変参考になりました、今後も学業に励んでいきたいです。
・山田方谷の思想が勉強になりました。
・一生懸命取り組むことが大切なのだと改めて感じました。ありがとうございました。
・今回の講演を聞いて、素直に一生懸命自分の夢に向かって努力し頑張っていきたいと思いました。
・素晴らしい講演でした。ありがとうございました。
・短い時間ではありましたが、有意義な時間にできました。
・とても有意義な時間になりました。
・人生は多くの人がかかわって成り立っているということが分かり、良い講演会だった。もう少しお話を聞きたいと思った。
・勉強になった。おもしろかった。
・一人の偉大な方から様々な事業の立ち上げを知り、すごい影響力だなと思った。SHIPという生命を守る人の環境づくりはとても大切なことも分かった。また今はコロナの影響でKKB(環境・感染・防災)を掲げており、将来のことも見据えた事業も行っていることも分かった。これからも古川さんのこと、山田方谷さんのことを継承され続ければいいなと思った。
・今回の特別講演では、きちんとした理念のもとで経営を行うことの大切さが分かった。人間力を鍛えるために、日々の勉強を頑張っていこうと思った。
・心に残る言葉がたくさんあってとてもためになりました。
・自分の思いをしっかりと持つことが人生を生きていく上でとても重要なことだと思いました。
・良いお話が聞けた。
・夢や目標を持つことが大切だと学びました。素直な心を持っていたいと思います。
・短いながらも古川さんが日ごろ気をつけておられることや過去の若いころがとてもよくわかる講演会でした。諦めることなく真っすぐに進み続けることが重要なのだと実感しました。
・古川さんの講演を聞いて学士力だけでなく、人間力を磨いていくことが大事だと思いました。何事にも好奇心を持ち、一生懸命取り組んでいきたいと感じました。
・本日はありがたい講演をありがとうございました。今まで私はいろいろなことから逃げてしまっていた。しかし、この講演を聞いて、夢をあきらめず、逃げず立ち向かおうと思った。
・短い時間だったが、非常に内容が濃く、ためになる話だった。夢や目標をしっかり持って、その夢や目標を叶えるためには、学び続けること、人間力を磨いていくことが大切だとわかった。
・様々な考え方を持たれていた。暑かった。
・国内外のヘルスケア事業を行ってパワフルな会社だと思った。柔軟な発想をもつことで対応力や適応力を向上させることが大切であるとわかった。
・いつどんなことが起こるかわからない。学びや人間力を高め、いざというときに力を十分に発揮できるようにするべきだなと感じた。
・学士力や人間力を磨いていくことの大切さを学んだ
・身近な人の話から、人のためになる物を作ったり、人の役に立つ事業をしたりすごいことだと思いました。素直になることやスケジュール管理を徹底することなど、難しい話だけではなく、日ごろ大切にしていくことなどを多く教えていただき、貴重な学びになりました。
・逃げないこと、素直でいることを心掛けようと思った。
・多くの事業を展開し、幅広く活躍されている姿が印象的でした。自分も新しいことに積極的に取り組んでいきたいと思います。
・SHIPの考え方に非常に感銘を受けました。
・「こんにゃく頭で一点突破」、自分もこんにゃく頭を育てていきたいと思いました。
・素直なことが一番大切だということを学んだので、素直に生きていこうと思います。
・講師の方の幼少期に実の両親を共に亡くされたということに衝撃を受けた。昔にはよくあった麻酔・輸血事故が原因という。私の知り合いにも同じような原因で亡くなった人がいるため、医療事故は限りなくゼロになればよいと思う。また、最後に言われた2021年のキーワード「こんにゃく頭」はインパクトがとても強く感じられた。
・医療を支える会社としてシップホールディングスがあるということを初めて知った。日本だけでなく世界を支えられる会社だということが分かったので、いろいろな人に今日の話や会社について伝えたいと思った。普段話を聞くことのできない、医療を引っ張っている人の貴重な話を聞くことができてよかった。
・古川先生の話を聞き、まず行動力のすごさに驚きました。国内だけでなく海外事業も広げられており、しっかりと目標を掲げて行動することの大切さが分かりました。私もこれから学士力だけでなく人間力を磨いていき、こんにゃく頭で一点突破していきたいと思います。
・とてもユーモアがある方で、自分の功績に誇りを持たれている方だと感じました。いつも通る駅や知っている名前の高校が出てきて、すごい方にすごく親近感がわきました。受刑者の医療について、すごく盲点だったことに気づきました。受刑者も年をとる。そのための医療は日本らしくて誇れることだと思いました。学長がおっしゃった目標を志にというのを形にした御方だと思いました。行動力もユーモアも、お仕事を引退されるような方には見えないくらい元気だなと思いました。「義を明らかにして利を計らず」「学士力と人間力を持ち合わせることが大切」。
・「逆境も順境に変わる」という言葉を忘れないようにしたい。辛いときも我慢して、いつか訪れる幸せのために歯をくいしばって頑張りたい。また、行動力も見習いたいと思った。「やるといったらやる」「思い立ったらすぐ行動」。自分にはないものであり、これから必要になってくるものなので、もっと積極的になれるよう努力していきたいです。
・古川さんの歩んできた道を知ることができた。山田方谷さんについても知ることができた。
・古川國久さんのご両親は早くに亡くなったということは事前に聞いていましたが、お二人とも医療事故で亡くしたということを知り、とても驚きました。麻酔や輸血の事故が原因で失ったということでしたが、私が古川さんの立場だったら、医療事故を引き起こした関係者の人を恨んでしまうのではないかと思いました。また倉庫勤務を始めたすぐのころ、嫌で嫌で仕方ないながらも目の前にあることに必死で取り組んでいたというお話を聞き、私も古川さんの姿勢を見習いたいと思いました。“事業は人である”という言葉は、関わる人の関係性もあると思いますが、自分がどのような特徴の人か、その人自身の特性も事業には表れるのだ感じました。また、「こんにゃく頭で一点突破」という言葉が印象に残りました。私も臨機応変な対応ができる人になりたいです。〝にが頭〟ではなく、〝こんにゃく頭〟を目指していきたいです。そして「学士力だけでなく人間力」を磨いていき、素直に学ぶことのできる立派な看護師になりたいと思います。
・夢を叶えるための道のりの中には親の存在が大きいということがよく分かったので、普段から親はもちろん支えてくれる人に感謝しながら生きていこうと思った。そして、素直に周りの人が言うことを聞き入れることが出来る人になりたいと思った。
・目標とする人の教えをもとに、様々なことに挑戦し続けてこられたのだなと思った。将来のことや目標などは未だ曖昧なままですが、何かをやりつづける挑戦し続けることができるようになりたいと思いました。
・古川先生が今までどのような道を歩んでこられたのか、またどのようにして今の道を目指し、行動してこられたのか、よくわかりました。私も人間力を磨き、社会に貢献できるように、専門性を身につけていきたいと思いました。
・人との出会い、同志との協力が大切だと思った。自分の夢を志しに変えるには努力と信念を貫く姿勢が必要だとよく分かり、まずは目指す場所をしっかり定めていくところから行っていきたいと感じた。
・〝素直に〟頑張っていきたいと思いました。うまくいかないことがあっても、10年続けてみようと思いました。
・「事業は人である」という言葉は、医療に関しても通ずることだと思います。医療従事者が良い気持ちや高い志を抱いて働けるような環境づくりをすることが大切だと思いました。素直に自分を表現できるよう心がけようと思いました。
・どんなことでも継続すること、学び続けることが大切だと分かった。素直な人間を目指そうと思う。1日のスケジュールをしっかり立てられていることが分かった。そういうことの積み重ねが計画的に物事を進めていくことに役立つのだと思い、実践していきたい。
・山田方谷先生の教えに忠実に生きてこられたのだと良く分かった。自分は県外出身で、山田方谷という名前を今年になって初めて聞いた。新見に来なければこういった教えも知らないままだったので、人間力のなかに入ると思われる人や物との出会いも大切にしたいと感じました。
・「こんにゃく頭で一点突破」や「抜け作」など所々で頭に残るような言葉が散りばめらていて、すごく参考になりました。「桃栗3年、柿8年、柚子の大バカ18年」は初めて聞く言葉で、すごく気になりました。古川國久さんは山田方谷をすごく尊敬されていて、自分も尊敬できる人を見つけたいと思いました。
・古川國久さんが最後におっしゃられた「素直に話を受け入れる」ということが心に響いた。
・金剛山に年50回も登っていることには驚きました。「こんにゃく頭で一点突破」という言葉が印象に残りました。人間が実をつけるには最低10年かかるということで、何事においてもずっと続けていこうと思いました。
・古川さんは自分のやりたいことや疑問を持ったらそれに対して一生懸命取り組んでいて、私もそのようにやりたいことに向かって全力で取り組みたいと思いました。人づくりの話では、人は人と関わることで成長していくことを実感しました。
・会社をつくるきっかけとなった年代が小学生のころだと知り、信念の強い方だと思いました。ハローキティちゃんとのコラボは、意外に感じました。会社の理念の由来となった「至誠惻怛」の意味がわかり、この言葉は、これから社会に出て、人に関わる仕事に携わっていく上で、すごく大切な言葉になるなと思いました。「人が一人前になるには10年かかる」という言葉がすごく心に残りました。これからいろいろな事を経験して、たくさん学んで良い人間になっていきたいと思います。
・特別講演を聞いて、その人の人間性や周りの人の教えなど、生きていく上で多くのことが自分の人生をつくっていくのだと感じた。目の前のことに一生懸命取り組むことが重要だと思った。
・SHIPがどんな事業に取り組んでいるのかが分かった。山田方谷はどんな人なのかと思った。
・夢を持ち努力する中で人間関係を構築しておけば、支えてもらえるし、自らも支えることができる。全員がそのような考えを持つことができればと、今後生きていく中で覚えておこうと思う。
・人との関わりが人生で重要だということが分かった。

地域共生「鳴滝塾」Ⅱ②

2020-12-05 | ☆定期講座
 第2部の「山田方谷展」は、新見市上熊谷の戸田俊治さんが山田方谷の屏風1双と掛け軸10幅を同センター・コミュニティーカフェに展示。新見吟剣詩舞「仙樂会」(田原神仙会長)の5人が、方谷の漢詩11点を吟詠した。また、吟詠に先立ち、同会の田原水仙さんが、新見公立大学開学40周年と山田方谷移住(小阪部塾開塾)150年を記念して、祝儀舞「老松」を披露した。

 














中央左が戸田俊治氏、中央右が古川國久氏



地域共生「鳴滝塾」Ⅰ①

2020-10-24 | ☆定期講座

 
 10月24日(土)午後2時から新見公立大学地域共生推進センター講堂で、第1回地域共生推進センター「鳴滝塾」を開いた。前半はコロナ禍のため延期されていた地方創生にいみカレッジの総会(鳴滝塾50回の総括-報告と考察-)が行われ、後半は岡山大学地域総合研究センターの三村聡センター長(教授)を招いて特別講演「地域資源としての大学」が行われた。

拍手で迎えられる三村聡教授
 三村教授は「今の時代は、どの方向へ進んでいったらよいのか見えない。予測が困難な時代、答えがない時代に直面している。ただでさえ見えにくい社会なのに、激甚災害やコロナ禍で、もっと見えにくい社会になっている。そのような中で、少子高齢化社会にどう向き合っていくのか。また、社会の中に入り込んでいるAIやビッグデータにどう向き合い、どう活用していくのか。日本では1年間に、交通事故で亡くなった人より自殺者の方が多い。これを〝貧困〟といわないのか。食べ物だけが〝貧困〟ではありません。日本人は餓死する人はありません。そういった〝先進国病〟的なことも含めて地域社会を、新見を、どのようにして次の世代へバトンを渡していくのか。それを真剣に考えなければいけない」と問題を提起した。
 そして人口動態や東京一極集中などについて話し、「小中校の時代から地域を愛する気持ちを育む。地域の良さを知る。なかなか分からないものだが、地域がいかに素晴らしいか、地域の資源を含めて教えていく」と児童生徒への「地域学」の重要性を話し、「(過疎など)新見市全体を市民の皆さんがどこまで本気で考えているのか。(互助を含めて)自分自身、何ができるのか。一人ひとりが自分のまちを守る覚悟を持っているかどうか。(公助を合わせて)そこの議論が大切になってきます」と述べた。

講演する三村聡教授
 新見市の人口推移を示して「新見公立大学の地域資源としての人材育成」に触れ、「次の時代を担う若者を日本国中から集めて育てる。新見のフィールドで実習してもらい、さらに障がい者も含めて安心安全に暮らせる社会をつくろうというのが地域共生推進センター。建物だけではない。人に魂を入れる。こういう取り組みをいよいよスタートさせた。自助・互助・共助という中に、どれだけ大学が資源として入れるか。大学は最高学府として、専門知識を身につけながら社会に役に立つ人間をつくっていくというのが使命です。
 看護・介護・保育をもっている大学が地域にあるというのは、ものすごいこと。しかも市民が入れる建物(地域共生推進センター・学術交流センター)が大学にある。あすの地域を守るのは、…子どもや孫にバトンを渡すのは、…私たちのツケをそのまま子どもたちに渡してはいけない。本気にならんといかんのです。それぞれの人たちがどういう力で、どういう役割だったら果たせるのか。力を結集しなければならない。崖っぷちです」
 三村教授は新見市内で実施している岡山大生ら学生による森林ボランティア活動や様々な事例を紹介し、「国は財政が非常に厳しいので、地方自治体に今までのような補助金を出せません。頑張る自治体に出す。首長が霞が関、永田町へ行って予算を取ってくる時代ではない。国は、自主的かつ主体的に夢を持って前向きに取り組んでいる自治体を支援する。地方創生に金の魔法の杖はない。市民の皆さんが何をするか考えないと、まちは元気にならない。高梁川流域ほどポリシーがあって結合している地域はない。歴史と文化に市民のプライドがある。これを子どもたちにきちんと伝える。そういう議論を始めよう。自助・共助・公助とは何なのか。もう半歩進めませんか。主役は皆さんです。自助です。その絆の総体でまちをつくれば、……辛抱のしどころです」などと話した。

第50回鳴滝塾

2020-02-18 | ☆定期講座
 2月18日(火)午後6時から新見公立大学多目的ホールで第50回鳴滝塾を開いた。足かけ5年にわたって開いた鳴滝塾について、石灰、千屋牛、新見庄、地域共生社会、保育・福祉、小規模多機能自治、自然、農林業の8つのテーマに分けて、塾生ら10人が下記のマンダラートを参考に内容を討議した。

 
 討議した内容は3月に開く地方創生にいみカレッジの総会で発表する。
 (新型コロナウィルスの感染リスクを考慮して総会は来年度に延期となった)

第49回鳴滝塾

2020-01-26 | ☆定期講座

 
 1月26日(日)午後2時から新見公立大学学術交流センターで第49回鳴滝塾「森のルネッサンスⅡ 次世代につなぐまちづくり~第一次産業を元気にする~」が開かれた。講師は鳥取県日南町の中村英明町長。約70人が熱心に耳を傾けた。
 日南町は人口4,498人(2019年12月31日現在)。総面積340.96㎢で、89.3%を森林が占めている。高齢化率は50%を超え、過疎・少子高齢化が進む「日本の30年後の姿」として、学術機関のモデル地域になっている。そこで、同町は「農業・林業を中心とした第一次産業を主役とし、緩やかな人口減少を実現させるために、町民総活躍のまちづくり『創造的過疎』への挑戦――まちづくりをジブンゴトに」を掲げて施策を展開している。
 中村町長は日南町の課題として、①少子高齢化と人口減少に伴う地域コミュニティ機能の低下 ②農林業をはじめとする地域経済と生活基盤の弱体化 ③観光経済拠点の不足による集客力や情報発信力の不足――などを挙げた。

 

 
 課題解決に向けて、行政・教育・文化医療・福祉・商業などを中心地(約1㎞圏内)に効率的に機能集中させる「コンパクトヴィレッジ」構想を推進しており、平成28年にオープンした道の駅「にちなん日野川の郷」は産業・商業や地域づくりの媒体として「CO2排出ゼロ」を目標にカーボン・オフセット(排出されたCO2を森林での吸収で埋め合わせること)を採用、道の駅の商品に1品1円を付与、それを町内の森林保全に活用している(平成28年8月は46,478円で、約5.8t分のCO2に相当)。また、FSC(Forest Stewardship Council 森林管理協議会)の認証を受けた町有林について、間伐地を対象にJ-クレジットを取得しており、山陰合同銀行、鳥取銀行、㈱中海テレビ放送などとカーボン・オフセット契約を結んでいる。
 昨年「SDGs(Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)未来都市」に選定され、持続可能な林業経営の創出事業として、①「木のおもちゃ」の製造、販売 ②林業従事者の確保と森林意識の継承 ③木育を基軸とした、女性や子どもも参加できるコワーキングスペースの整備 ④全国に発進する「生涯森林教育プログラム」の構築――を掲げ、中山間地域における新たな経済循環の構築をめざしている。
 米など農産物のブランド化に向けてヤンマー㈱と連携、森林保全や木材利用促進を図って日本通運㈱と連携するなど、都市部の企業との協働による第一次産業の活性化を図っている。林野面積は30,463haで、スギ9,557ha、ヒノキ5,268ha。年間生産量は約8.5万㎥、年間生長量は約10.9万㎥。町有林面積は約2.300haで、町有林出荷量は6,000~7,000㎥/年。平成18年に「日野川の森林木材団地」を設置し、木材の供給先を1団地に集約した。
 また、「にちなん中国山地林業アカデミー」を昨年4月に開校。実践的な現場研修による技術と知恵、専門家の講義による最新の林学と教養を学ぶことで、即戦力となる人材を育成している。就学年数1年(230日1,380時間)、募集人数10人(全国)、授業料96,000円/年。給付金制度もある。アカデミーでは、小学生の仕事体験や野外キャンプ、高校生のインターンシップ、社会人の就業体験なども受け入れている。
 中村町長は「町内にあるものを活かしていきたい」として「人、自立、魅力」のキーワードをあげ、「補助金ではない〝補助人〟による全員参加、どんなことが起こっても自立できるかたち、魅力を切り札にした人の集まり――をつくっていきたい。(新見市と)これからも交流を続けていきたい」と結んだ。

 
 パネルディスカッションは、中村英明町長、日南町農林課の荒金太郎主任、㈱戸川木材の戸川睦徳代表取締役、(一社)人杜守の多賀紀征理事長の4氏をパネラーに、鳴滝塾の公文裕巳代表(学長)がコーディネーターを務めて開かれた。
 プレゼンテーションで、荒金氏は森林教育、J-クレジットなど中村町長の講演を要約、補足した。また、新見市の2人、戸川代表取締役と多賀理事長は、業務内容のほか機械化による若者(女性)への林業普及、輸送コストの削減、人や地域とのつながりなどについて話した。林業を中心に日南町と新見市の交流、連携が話し合われ、公文代表や中村町長が「森を活用した地域の魅力、町の誇りを子どものころから養っていくことが大事。心が豊かになる、人間として豊かさがある中山間地域をめざしたい」と語った。



第48回鳴滝塾

2019-12-13 | ☆定期講座
 12月13日(金)午後2時、新見公立大学集合・出発で、鳥取県日南町の中村英明町長を訪ねた。同町はコンパクトヴィレッジ構想など持続可能なまちづくりへ向けた取り組みを行い2019年度SDGs未来都市に選定されている。
 大学から庁舎までJR伯備線沿いに車で約40分。県境の峠を越えると、少し空気が違うように思われる。高梁川沿いに南下するのと気分が異なる。備中国と伯耆国、戦乱の時代に睨み合ったからか、新見から神郷高瀬、日南町を通って奥出雲へ行こうとすれば、かなり危険な道を通らねばならない。そのことを中村町長に話すと、「もうすぐ道が良くなります」と話された。伯備線沿いの県道新見日南線も足立付近で拡幅工事が行われているし、新見と日南の距離は縮まるようだ。
 庁舎周辺に総合文化センターや美術館などの公共施設が集約されており、庁舎内部は大黒柱をはじめ木の香りが漂っている。近くの道の駅「にちなん 日野川の郷」には、木工品や工芸品が並んでいた。新見市産の日本酒や焼肉のタレもあり、市町の交流を感じた。
 来年1月の鳴滝塾は中村町長にお願いしているので、第一次産業がテーマの講演やパネルディスカッションを楽しみにして帰路についた。

第47回鳴滝塾

2019-11-17 | ☆定期講座

 
 第47回鳴滝塾は11月17日(日)午後2時から新見公立大学学術交流センターで、新見市菅生の用郷林道「七曲がり」が建設当時の石垣をそのまま残しているなどとして(公社)土木学会の令和元年度選奨土木遺産に認定されたのを受けて、「森のルネッサンス」をテーマに開かれた。
 塾の冒頭、同学会中国支部により認定式が行われた。同支部選奨土木遺産選考委員長の樋口輝久氏(岡山大学大学院准教授)が「七曲がり」の解説と認定理由を説明。認定書と銘板が池田一二三新見市長へ授与された。また、林道の建設経緯を調査し、語り継いで、歴史の継承に貢献したとして、新見市菅生の矢倉義澄氏に感謝状が贈られた。

 
 引き続き、新見市森林組合の竹本俊郎氏が「用郷林道の建設にまつわる歴史」について話した。林道は当初、20代の若い技手・佐賀政光(大分県出身)により設計された。将来の自動車時代を想定しての設計だったが、地元の石工頭・池田金作(通称「鬼金」)はつづら折りの道を造るとして譲らず、設計変更を余儀なくされた。結局200人もの人夫を使って頑丈な石垣を築くことになった。難工事の中、佐賀政光は病に倒れ、帰郷していった。
 竹本氏はこれらのエピソードを紹介し、「林道の完成を見ずして夭逝した佐賀正光の子孫に会って、七曲がりの話をしたい」と語った。

 
 次に、(一社)にいみ木のおもちゃの会の藤本忠男代表が、「生涯木育による地域の活性化~にいみ木にかかわりビトプロジェクト~」と題し、会の設立目的や活動内容を説明。「子どもからシニア世代まですべての人が木とふれあい、木に学び、木でつながり、心豊かに育ち暮らせる持続可能な循環型まちづくりを目標にしている」と話した。
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 塾の後半は、4月の鳴滝塾で放映したスライド「新見歴史創造計画」(新見青年会議所制作)のリバイバル上映。初めて鑑賞した人は「どこに行ったら見られる?」「ケーブルテレビで放映することはできないか」などと、40年前に制作されたスライドの内容の濃さに驚いていた。
 
 

第46回鳴滝塾

2019-11-15 | ☆定期講座
 11月15日(金)午後6時から新見公立大学多目的ホールに、(一社)にいみ木のおもちゃの会から藤本忠男代表らを招き、学生7人が塾生らと「木を生かした教育」の可能性をさぐった。同会は翌々日の17日に第3回「森のゆうえんちinにいみ~木育ってなぁに? にいみ再発見!~」を控えており、来年予定される第4回イベントで学生たちに何ができるかについても話し合われた。

 
 にいみ木のおもちゃの会は、新見産の木材を使ったおもちゃ遊具を通じて、子育てや交流、学びの機会をつくり、地域活性化を目指す活動を続けている。一方、新見公立大学は、人と人をつなぐ新しいコミュニケーション「ドラムサークル」を実施しており、さっそく木製の楽器を自分たちで作ろうという提案もあった。
 学生たちは各自思いつくままカードに「ひなまつり」「ハロウィン」「学内にベンチ」「本物の森のゆうえんち」「大学グッズ」「トロッコ」「吊り橋」「大きい木のアスレチック」などのキーワードを書き込んでアイディアを披露し合った。

 
 「単に楽しいだけではなく、木育はこどもの成長によいということが分かった」「新見は自然から学ぶことが多い。わくわく感がある」などと語っていた。

第45回鳴滝塾

2019-09-28 | ☆定期講座

 
 9月28日(土)午後2時からフレスコ画家・道綱たけし氏を講師に特別講演「新見産の石灰が生む漆喰とフレスコ画のお話」が開かれ、約40人が漆喰とフレスコ画の特徴や魅力を学んだ。

 
 道綱氏は「本日のお話」として、①石灰とは何だろう②本物の漆喰を知っていますか③フレスコ画について――の3つを掲げた。
 新見市は石灰の産地。2~3億年前の古生代のカルスト層から採掘された石灰石は、毒性が低く、製鉄や化学工業のほか食品や医療にも用いられている。漆喰は石灰を原料に作られる古来の塗り壁材で、城や神社仏閣などで使用された。強アルカリ性のため消臭、抗菌、防カビの機能があり、現代では内装材として室内に塗られている。完全自然素材(無垢材)の漆喰と化学接着剤(樹脂)などが混ざったケミカルな漆喰の2種類があり、後者は化学物質過敏症やシックハウス症候群をもたらす危険性がある。漆喰には二酸化炭素やホルムアルデヒドを分解する炭酸化運動があるので、無垢な漆喰からは安心して過ごせる空間が生まれる。

 
 フレスコ画は石灰によって定着される技法で、耐久性が高く、発色が良いので、建築の一部として取り入れられてきた。道綱氏は偉大なフレスコ画家としてジョット・ディ・ボンドーネを挙げ、作品を紹介した。また、「私が漆喰下地を使う理由」として、絵肌が景色になる、風化の美が感じられる、色に深みが出る――の3つを挙げた。そして、自作を紹介。「新見産の石灰から生まれる漆喰下地が、私の作品に代えがたい魅力を与えてくれています」と述べた。
 



第44回鳴滝塾

2019-09-28 | ☆定期講座
 9月28日(土)午前9時から新見市西方ふれあいセンター(西方公民館)で「フレスコ画体験講座」が開かれた。講師はフレスコ画家の道綱たけし氏(岡山市)。道綱氏は消石灰を主原料とする「漆喰」をベースに絵画制作を行い、岡山市や福山市で個展を開くなど活躍している。
 漆喰を塗ったキャンバスに描く「フレスコ画」の技法には、ブオン・フレスコ(漆喰が乾く前に描画)とフレスコ・セッコ(漆喰が乾いた後で描画)があり、今回はブオン・フレスコが採用され、新見産の石灰を使った漆喰が用いられた。講座の定員は6人。見学者の姿もあった。

 
 高校生2人を含む参加者は、アクリル絵具でベースになる色を決め、それを漆喰下地全体に濃淡を施しながら薄く塗り、さらに別の色を部分的に薄く塗って背景の雰囲気をつくった。そして、花や猫、電車などを思い思いに描いていった。色合いを見ながら重ね塗りしたり、サンドペーパーで絵具を削ったり、漆喰下地の魅力を味わっていた。
 道綱氏は「どの作品も面白く、フレスコ画が広まれば」と話していた。
 なお、作品はJR新見駅に展示された。