池田 悟≪作曲家≫のArabesque

・・・深くしなやかに・・・(音源リンクしてます)

音楽ファイル専用ブログ

2009-11-01 | パソコン・Finale

2002年までの自作品の録音はDATとMDで保管しているが、重要なものはデジタル化しておきたい。'04年春に初めて買ったPC.(VAIOノート) は、アナログ音源をデジタルに変換できるものの、PC.の入力端子がモノラルだった。'07年秋に買ったデスクトップ(Windows Vista)には「サウンドレコーダー」というソフトがあり、入力端子はステレオ。[1][2]
そこで音声ファイル編集ソフト無料版(英語)をインターネットからインストールしてみる。数社あるが「WavePad Sound Editor」が成功した。エコー付加機能を試す。目立たない程度にうっすらかけるのが良い。ノイズリダクションやオシロスコープなどは、おもちゃの域を出ない。他方、カット、ペースト、フェードイン・アウトなどは1,000分の1秒単位以下で編集できる![3]

[1] Vistaの後、Windows 10 は音声入力がモノラルなので、ステレオミニプラグ→USB変換コード(ステレオ)を「モノタロウ」から購入した(勤務先から)。
[2] '21年4月、新規録音用にiPhoneに直接取り付けるステレオマイク"SHURE MV88"を購入。素晴らしい音!(写真下:アプリのインストールにiOS13以上が必要でヴァージョンアップはWiFiでされるが、僕はWiFiを使わないので近所のソフトバンク店でさせてもらった。1時間以上かかる)【使用上の注意】マイクとiPhoneの接続は優しく正確に。力を入れてちょっとでもずれると断続的なクリックノイズが入る。
[3]【使用上の注意】Finaleの音源以外の生音の録音は、何度も編集・保存を繰り返すと、LPレコードのスクラッチノイズのようなノイズが発生する。

それらの音源をブログにアップするため、Seesaaブログ(無料)を新設した(当時はMP3よりもWMAが便利)。そのファイルのURLを他のブログやPDFにリンクする事も出来る。
開設した初日のアクセスの多さに驚く。訪問者75、ページビュー548。
'13年、一般的なスマートフォンではMP3は聴けるがWMAは聴けない。そこでMP3で再度試すと、そちらもクリックすれば音が出るよう改良されていた。しかもWMAのようにもたつくことなく一瞬で!そこで全てのWMAを少しずつ、MP3として新たに編集・作成し直すことにした。

30年前から近年までの主な作品の録音をサイトに公開する作業は3週間経ち、ゴール目前。録音状態のひどいものもあったが、出来る限りの修復をした。
高知でやったオペラはビデオテープに残っているだけで、自分のビデオデッキが壊れて映像は映らないが、音声のみ取り出した。
過去に埋もれていた曲は、音を公開するのは却ってマイナスになる恐れもある。共通の欠点も浮き彫りになる。全編平均的に整った曲、というのも殆ど無い。
恥ずかしい部分をバッサバッサとちぎっては捨て…それでも2分も残ったか、と嬉しくなる。過去の自分へのプレゼントでもあり、レッスンでもあり…毎日1曲ずつ改訂しているようなものだ。
抜粋版は全く別の曲に様変わりする。切れば光る。隠せば輝く。蛇足は駄作の元。



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