池田 悟≪作曲家≫のArabesque

・・・深くしなやかに・・・(フランス語に訳してます)

バリトン歌曲《月》再演/奏楽堂

2009-09-13 | 作品発表・プログラム

奏楽堂日本歌曲コンクール20周年特別記念コンサート「奏楽堂がおくる日本歌曲のすべて」(全4日)では、日本歌曲のレパートリーに加え作曲部門の過去の入賞作品から毎回1曲ずつ再演され、2日目の今日は拙作「月~バリトンとピアノのための」(Br. 綱川立彦、Pf. 綱川 惠)。

---プログラム---
9月13日(日) 開演: 午後2時
会場: 台東区立旧東京音楽学校奏楽堂(上野公園内)
曲目: 山田耕筰、平井康三郎、高田三郎、小山清茂、小倉 朗、石桁眞禮生、林 光、三善 晃の作品から
《寂しき夜の歌》、からたちの花、野薔薇、《日本の笛》、平城山、九十九里浜、《啄木短歌集》、野のわる狐、もぐら追い、《木下夕爾の詩による八つの歌》、《秋の瞳》、《風土》、《四つの夕暮れの歌》、《抒情小曲集》他

《作曲部門》入賞作品
池田 悟: 《月》―バリトンとピアノのための ♫ 試聴

出演: 関 定子(S)、大島洋子(S)、川本愛子(S)、三縄みどり(S)、中村 健(T)、渡邊 明(Br)、綱川立彦(Br)、吉原 輝(Br)、篠原美幸(S)、鷹野 恵(S)、山本福久(Ms)、布施雅也(T)、綱川 惠(P)、小林美智(P)
監修・企画・構成: 畑中良輔
入場料 ◇各回 3,000円 ◇2回券 5,000円 ◇3回券 7,500円 ※チケットは完売しました。
 * * *
先立つ10日(木)午前、綱川さん宅でリハ。5年振りの再会。ブログに「本番は行けない」と書いたのを見て下さり、僕に一番聴いて欲しいから、と呼んで頂いた。
立彦さんからテキストについて、星座と月の営みを謳っている、との独自の論を聞く。「月」の前に作曲を試みた同じ詩人の「一週間」も天体に関連し、偶然の一致が面白い。
卓上に用意された譜面を見れば、初演時のもの。再演に当たり楽譜を送って欲しい、と依頼を受けた際、一部僅かな改訂をし、その事には言及せずに郵送した。
ところがそれをコピーのミスと思われ、元の楽譜でやっていたとの事。改訂版での演奏をお願いした。

惠さんから「相当痩せられました?」と言われる。
「一気に書き上げた曲に比べ、長期間かけた曲の演奏はどうも集中が拡散してしまう」「テキストを深く読み込んだ曲が高く評価される」等、作曲部門で長年初演に携われたならではのお話を伺う。
ご夫妻は人間的に丸くなられ、音楽性は鋭くなった。残念ながら当日は、会社の音楽教室のコンクール予選の審査で先週の奈良に引き続き名古屋に行くので、演奏を生で聴く事は出来ない。

コンサートに行った人の話…
趣味の作曲の生徒:僕の曲は難し過ぎて分からない(笑)。琵琶の語りのように言葉重視の作り方なのだろうか。歌手の表現力には驚いた。畑中氏がひょうきんな語り口で僕がいない事を残念がっていた。最後は聴衆も一緒に小原氏のピアノで「赤とんぼ」を歌った。
友人:満員の聴衆の殆どは熟年層で、山田耕筰など馴染んだ曲では体を動かしながら聴いていたが、僕の曲では身動きせず固まっていた。綱川さんご夫妻の演奏は初演に比べ深みが増し、月を思わせるクリーム色のドレスを着た惠さんのピアノはドラマを強化し、歌は緩急の幅が出た。畑中氏のトークもあり3時間の長いコンサートだったが、飽きさせない構成だった。「月」は後半1曲目。


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3 コメント

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奏楽堂は完売なんですね!ごめんなさい。さっき伺... (Miwa)
2009-06-18 11:17:20
奏楽堂は完売なんですね!ごめんなさい。さっき伺いたいけどなんとかというコメ入れちゃいました。
Miwaさん、 (I)
2009-06-18 11:52:59
コメントありがとうございます。
完売になったのは9月27日の分で、僕の曲は13日ですので、まだあります。
チケットは奏楽堂のみ受付です。
よろしかったらお越し下さい。
よかった!13日、伺いたいです。 (Miwa)
2009-06-18 22:59:37
よかった!13日、伺いたいです。

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