感情が花吹雪のように浮遊する「即興曲第3番」/「夜想曲 Op.27-1 cis moll」仄かに射す一条の光。この線は後に力強いDes durへのアウフタクトとなる。Des durは凱歌と言うには簡素。幻のように崩壊し、曲尾は浄化の鐘。 . . . 本文を読む
フランス仕込みのフーガ…学生時代、パリ・コンセルヴァトワール教授にフーガの作曲を師事し、40年後の今、自身が生徒にフーガを教示することになり、復習と模範を兼ねてこのフーガを作曲した。PDF楽譜を出版【♫ 試聴リンク】 . . . 本文を読む
「現音」による国際基準完全版作品リストのため110曲を越える自作品の詳細なデータ入力を終えた。旧作品の未公開PC音源も大半を各作品2~4日かけて編集し直し、自分の音源サイトにアップした。一方昨年6月、自分が演奏するピアノとチェロの音源サイトを新設した。 . . . 本文を読む
演奏の本当に大事な事、音を外さないとか指が転ばないとかいう次元ではなく、本質は何か。それは「時間と強さ」。その上で「こんな風に作りました」ではなく、曲に導かれて自分以外の何者かが演奏しているような… . . . 本文を読む
神田のスタジオにオルガンを所有されている日本オルガニスト協会会員・森亮子氏のお世話になり完成。"Ave"はオケ作品《水循環》第1曲序盤部分のオルガン版。それに続くパッサカリアも作曲し、18分ほどの作品になった。 . . . 本文を読む
正確な技術の先に求められる、音楽の心臓・骨・関節?…「構造的な意味」や「時間軸における意味」!音楽に命が宿り圧倒される。一方、殆ど高度な技術で聴く側が感情を揺さぶられる演奏も。 . . . 本文を読む
8月28、29日「大島純・松本和将 ベートーヴェンチェロソナタ全曲演奏会」(プリモ芸術工房):ロマン派に生まれ変わった若々しさが一転、「能」の凄味、極限的に遅い弓、鬱屈した緊張感。余韻のままフーガの神殿へ。《第5番》 . . . 本文を読む
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▶YouTube《Breeze in A》
'15年4月29日/バスフルート:山根尊典、ヴィブラフォン:會田瑞樹、ヴァイオリン:小林倫子、ヴィオラ:青木紀子、チェロ:大島 純、指揮:池田 悟
▶YouTube《Solitude》
'13年2月10日/バスフルート:山根尊典、ピアノ:池田 悟