池田 悟≪作曲家≫のArabesque

・・・深くしなやかに・・・(音源リンクしてます)

作曲⊂音楽⊂接客=レッスン

2014-02-20 | 作曲レッスン

レッスンの醍醐味は何だろう。
すでに分かり切っている事を先生が教えるばかりではつまらない。
自分も知らない事を生徒と共に考える、研究者と助手のような関係を築くことが出来たら理想的だ。

これまで僕は器楽曲は相当分析したが、歌曲は疎んじていた。
シューベルトやシューマンの歌曲集は持っていたが伴奏した事は無く、買ったまま等閑(なおざり)にしていた。
そこで今、生徒も巻き込んで一緒に分析している。
作曲のレッスンは生徒の作品にアドヴァイスするだけでは無い。クラシック作品の素晴らしさを、弾きながら独自の切り口で伝える。
レッスンで発見する事が多く、自分も面白く、生徒も喜ぶ。
結果的に最良の接客となる。

==フランス人Anethさんのコメント==
最後の行、意味は分かるけど「客」という言葉は生徒を指すのにあまりきれいな言葉では無いわ。「接客」は商業用語よ。もちろん使えない事は無いけど…私の個人的な感覚かしら。
私なら「それは私たちから生徒への最良の贈り物」の方が良いと思う。
==僕の返答==
美しい表現をありがとう。とても気に入ってます。常に売り上げの事を気にしなければならないのは残念に思います。



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