池田 悟≪作曲家≫のArabesque

・・・深くしなやかに・・・(音源リンクしてます)

東京から電車が消えた晩

2005-07-31 | まち歩き・自然

7月23日(5:35pm頃)地震があった時、僕は江戸川区平井でピアノを教えてました。
電車が止まったせいで生徒の一人が来られなくなり、レッスンが終了しても依然として電車は動いていませんでしたが、動くまで狭い教室に居残る気にはならず、とりあえずそこを出ました(6:30pm)。
駅では多くの人が立ち往生してたり座り込んでいたり…。
「電車が動くまでどこまで歩いて帰れるか!」と、僕は回れ右をして歩き始めました。
雨が降っているわけでもなく、比較的涼しく、歩いてみると結構心地よかったです。
上京したての頃、引越しの荷物が何日も届かず、暇つぶしに平井から上野まで歩いた事など思い出しながら。

2つ目の駅、亀戸では「ドン・キ」でCD-RWの10枚パックを買いました。店内は、粋な浴衣掛けの女性客が目立ってました。商品の香水のにおいがきつくて不快でした。
次の錦糸町に向かう途上、おしゃれなヨーロッパ風のビル(ホテル?)がありました。普段電車で通り過ぎている街も、歩いてみると旅行者の気分です。
錦糸町駅では開いていた改札から構内に入ってみましたが、やはりどの路線も止まってました。
学生時代キスフライを食べによく行ったお店に行くと、小じゃれたビルになっていて、狭い店内はほぼ満席で、キスフライもメニューに無かったので、ファミレス「BLDY」に行きました。チキンのガーリックソテーと生ビールのおかわり、贅沢です。

まだ電車は動いていなかったので、道々ほの暗い店先に立っている客引きらしき人たちと目を合わせないよう、歩きながら両国へ。
隅田川に着くと、煌々と明るいホームに電車が止まってました。電車の姿、懐かしかったです。
閑散とした改札で様子を伺ってると、「運転を再開」と言ってるような…(9:30pm頃)。
がらすきの電車に乗って、自宅のある終着駅までz-z-z
(写真:家の門番、或はスペインのワイン)



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