池田 悟≪作曲家≫のArabesque

・・・深くしなやかに・・・(音源リンクしてます)

《吹楽Ⅳ》DVD・CD/プログラムノート

2007-06-23 | CD・楽譜・YouTube

3月24日にサントリーホール 大ホールで開催された〈吹楽Ⅳ~日本の吹奏楽の祭典〉のDVDとCDが6月23日、同時発売されました。
東京佼成ウインドオーケストラが小林恵子氏の指揮で初演した拙作《Planetarium― for wind orchestra》(「吹楽Ⅳ」委嘱作品)が収録されています。
DVDは、ブレーン株式会社、3,675円 | CD(写真)は、佼成出版社、3,150円(2枚組)試聴

DVDには指揮者や演奏家の表情、打楽器の使い方などがクローズアップされていますし、演奏後の僕の姿も入っています。
CDの音は鮮明で、指揮者の位置で聴くようです。
本番では"Planetarium"のラスト・シーン、消えかかった炎がぶり返す直前、無音になった所で大きなくしゃみを最前列のお客様がされたのですが、その音はDVD・CD共、入っていませんでした。

~プログラムノート~
Planetarium for wind orchestra
夜の微光が昼の光に飲み込まれるように、音にも弱肉強食の力関係がある。この現象は弦楽オケよりも、様々な音色の楽器から成るウィンド・オーケストラに顕著に表れる。
その性質をむしろ利用した―鮮やかなグラデーションのために、倍音をより研ぎ澄ますために、陰をより混濁させるために…。
「音による陰影画法」の意味を込め、Planetariumと名付けたこの作品は、まず右手だけのピアノ曲として一昨年完成させた。
その多様なペダルの効果をオケに移すために、「エコー・ライティング」という技法を何種か用いた以外、原曲に無い音は足さなかった。虚飾を捨て、極力素材のままで勝負したかったから。

※作曲に至った詳細を譜例付きで「NEW COMPOSER Vol.7」に掲載(日本現代音楽協会出版)



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
池田先生! (松瀬)
2007-07-14 00:21:27
ヤマハに通っている松瀬です。
お久しぶりですね!
今は植田先生が担当の先生なのですが、
ピアノはしっかりがんばってます。

もう中学生になり、伴奏を2曲頼まれました。
それくらい腕も上達したくらいです。

返事お願いします
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松瀬くん、コメントありがとう。 (I)
2007-07-14 02:15:01
ピアノも今は伴奏を頼まれるほどとは、驚き!
クラスのみんなから頼られているんだ。
君は熱中するとすごいからな。
うれしく思うよ。

では、また。
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はい、お返事ありがとうございました。 (松瀬)
2007-07-14 13:35:41
これからもがんばります!
またいつか会える日まで^^
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