北京ヴァイオリン

２００２年　１１７分　監督　チェン・カイコー
出演者　タン・ユン、リウ・ペイチー、ワン・チーウェン、チェン・ホン、チェン・カイコー　

中国北部の田舎町。
父リウと２人暮らしの１２歳のチュンは、母の形見であるヴァイオリンを上手に弾き評判になっていた。
父はそんな息子にヴァイオリンの教育を受けさせ一流のヴァイオリニストにしようと必死に働き金を貯めていた・・・。

全編にヴァイオリンでのクラシック音楽が流れラストシーンでは涙が溢れます。

（Together）

ラッキー・レディ

１９７５年　１２０分　監督　スタンリー・ドーネン
出演者　ライザ・ミネリ、ジーン・ハックマン、バート・レイノルズ

禁酒法時代のアメリカ。
クレアとウォーカーはメキシコの国境付近でアメリカへ貧しい労働者を密入国させる仕事をしていた。
そんなある日、不敵なツラをしたキビーと出会いをしもっと儲かる酒の密輸に手を出すが・・・。

この密輸に使う帆船の名前がラッキー・レディ号。
３大スターの豪華共演、そしてライザ・ミネリのファッションと歌、そして全編にジャズの名曲が流れる楽しい作品です。

（Lucky Lady）

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

２００２年　１４１分　監督　スティーブン・スピルバーグ
出演者　レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス、クリストファー・ウォーケン

１９６０年代、ＦＢＩを手玉にとって世間を騒がせた実在の天才詐欺師フランク・Ｗ・アバグネイルと彼を追う捜査官カール・ハンラティとの追跡劇を、現在ＦＢＩのアドバイザーとなったフランク・Ｗ・アバグネイル本人の自叙伝をもとに映画化した作品です。

（Catch Me If You Can）

ドライビングＭｉｓｓデイジー

１９８９年　９９分　監督　ブルース・ベレスフォード
出演者　ジェシカ・タンディ、モーガン・フリーマン、ダン・エイクロイド

長年勤めた教職を退いた未亡人デイジーと初老のベテラン黒人運転手ホークとの友情を静かに描いた作品です。

第６２回アカデー賞で９部門にノミネートされ、作品賞、主演女優賞など４部門受賞しました。

（Driving Miss Daisy）

バロン

１９８９年　１２４分　監督　テリー・ギリアム
出演者　ジョン・ネビル、サラ・ポーリー、エリック・アイドル、オリバー・リード

ゴットフリート・ビュルガー原作の「ほら男爵の冒険」をもとにモンティ・パイソン・シリーズの面々で奇想天外な夢いっぱいの冒険物語を見事に描いていてとても楽しい作品です。
スティング、ユマ・サーマン、ロビン・ウィリアムズなども出ています。

（The Adventures of Baron Munchausen）

ラブ・アクチュアリー

２００３年　１３５分　監督　リチャード・カーティス
出演者　ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、エマ・トンプソン、アラン・リックマン

クリスマスを目前に控えたロンドンを舞台に、男女１９人のさまざまな恋愛模様を同時進行で描いたラブ・コメディです。
豪華スター共演で好きな人と一緒に見ると最高かも？

（Love Actually）

シックス・センス

１９９９年　１０７分　監督　Ｍ・ナイト・シャマラン
出演者　ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント、トニ・コレット

小児精神科医のマルコムは、長年、子供たちの心の病の解決に心血を注いでいた。
しかし１０年前にかかわったひとりの少年を救えず自殺に追いやった思いが彼をいまだに苦しめ、妻との仲もいつしか溝が出来ていた。
そんな時、過去の少年の症例に酷使した８歳の少年コールと出会う。
何かに怯え母親にもその悩みを打ち明けられずひとり苦しむコール。
マルコムは彼の閉ざされた心を少しずつ解き放していくが・・・。

何と言ってもコール役のハーレイ・ジョエル・オスメントが良かったです。
１１才でアカデミー助演男優賞にノミネートされたのも頷けました。

（The Sixth Sense）

プラトーン

１９８６年　１２０分　監督　オリバー・ストーン
出演者　チャーリー・シーン、トム・ベレンジャー、ウィレム・デフォー、フォレスト・ウィンティカー

１９６７年のベトナム。
名門大学を中退して殺戮の戦場にやってきたひとりの志願兵がいた。
次々と徴兵されていく同年代の若者の多くが、少数民族や貧しい者たちだったことに対する怒りゆえの志願であった。
だが、いきなり最前線の戦闘小隊プラトーンに配属された彼にとって、現実の戦争は想像をはるかに超えた過酷なものだった。
そして彼はベトナム人の村での虐殺、略奪、強姦と人間最大の罪悪＝戦争を体験していく・・・。

監督のオリバー・ストーンの体験をもとにした作品で第５９回アカデミー賞で７部門にノミネートされ、作品賞、監督賞など４部門受賞しました。

（Platoon）

セレンディピティ

２００１年　９１分　監督　ピーター・チェルソム
出演者　ジョン・キューザック、ケイト・ベッキンセール、ジェレミー・ピベン

クリスマス前のニューヨークのデパートで偶然、出会ったジョナサンとサラ。
名前も告げずに１度は別れるが忘れ物をした２人は、２度目の偶然の再会で運命を感じはじめる。
そして３度目の偶然を５ドル札と１冊の本に託して２人は別れるが・・・。

恋人同士で見るには最高の映画で、シングルの人はこの映画を見たら恋がしたくなるのでは？
５ドル札と１冊の本に運命を託すって、アナログ的発想？とてもロマンチックですよね。
セントラルパークなどのクリスマスのイルミネーションが出てきてロマンティックな気分に浸れます。

映画に登場する実在のカフェ・セレンディピティ３は実在のお店で、セレンディピティは「幸せな偶然」と言う意味があります。

ビデオでは「恋人たちのニューヨーク」の副題が付いています。

（Srendipity）

ロスト・ワールド／ジュラシック・パーク

１９９７年　１２９分　監督　スティーブン・スピルバーグ
出演者　ジェフ・ゴールドブラム、ジュリアン・ムーア、ピート・ポスルスウェイト

１９９３年の「ジュラシック・パーク」に続くシリーズ第２作です。
第１作でジュラシック・パークがあったコスタリカ沖のヌブラル島の南西１４０キロのソルナ島で、上陸したクルーの娘が恐竜に襲われる。
マルカムは、かつて遺伝子実験をしていたハモンドから、島の調査を依頼されるが、島の施設は台風で破壊され恐竜が繁殖していた・・・。

このあと２００１年に「ジュラシック・パーク３」も作られ「４」の製作も決まったようです。

（The Lost World:Jurassic Park）

アルマゲドン

１９９８年　１５０分　監督　マイケル・ベイ
出演者　ブルース・ウィリス、ビリー・ボブ・ソートン、ベン・アフレック、リブ・タイラー

ＮＡＳＡはテキサス州に匹敵する小惑星が地球に急接近していることを発見する。
小惑星に穴をあけその中で核弾頭を爆発させることを思いついたＮＡＳＡは世界一の掘削のプロ、ハリーに白羽の矢を立てる。
訓練を終えた彼とその仲間７人はＮＡＳＡの操縦士たちとともにスペースシャトルに乗って小惑星に向かう・・・。

エアロスミスの歌う主題歌「I Don't Want to Miss a Thing」も大ヒットしました。

（Armageddon）

再見（ツァイツェン）～また逢う日まで

２００１年　９５分　監督　ユイ・チョン
出演者　ジジ・リョン、シア・ユイ、ジャン・ウー、ツイ・ジェン

２０年ぶりにアメリカから祖国の中国に帰国した指揮者のスーティエン。
彼女の訪中の目的は地元オーケストラとコンサートをすることと、２０年前に両親の事故死によって生き別れになった兄弟姉妹を探すことだった。
その頃、兄のイクーも北京でタクシー運転手をしながらスーティエンを探していたが・・・。

４人の子供たちの自然な演技で、何度もウルウル、最後にはボロボロになりました。
突然の両親の死、そして幼い兄弟姉妹４人が、一人一人切り離されていく・・・最後にはひとりになった長男イクーが家族の名前を叫びながら走るシーンには胸が詰まりました。

（我的兄弟姐妹 Roots and Branches）

サウンド・オブ・ミュージック

１９６４年　１７４分　監督　ロバート・ワイズ
出演者　ジュリー・アンドリュース、クリストファー・プラマー、エリノア・パーカー

トラップ一家の物語を元にしたロジャース＆ハマースタインのブロードウェイ・ミュージカルを映画化した作品です。

１９７０年のリバイバル時のパンフレットです。
初公開の時に僕が初めてジュリー・アンドリュースに出会った映画で、その時はまだパンフレットがなかったのか？まぁその頃は余分なお金もなかったし・・・。
パンフレットはこれが唯一、残っていて大事な大事なものです。

第３８回アカデミー賞で、１０部門にノミネートされ、作品賞、監督賞など５部門で受賞しました。

（The Sound of Music）

「チラシ」

赤毛のアン

　
１９８６年　１４１分　監督　ケビン・サリバン
出演者　ミーガン・フォローズ、コリーン・デューハースト、パトリシア・ハミルトン

世界中から愛されているルーシー・モード・モンゴメリーの同名原作をカナダでＴＶシリーズ化したものを再編集して日本で劇場公開された作品です。
「続・赤毛のアン／アンの青春」「赤毛のアン／アンの結婚」も劇場公開されました。

（Anne of Green Gables）

ファミリー・ビジネス

　
１９８９年　１１４分　監督　シドニー・ルメット
出演者　ショーン・コネリー、ダスティン・ホフマン、マシュー・ブロデリック

祖父ジェシー、父ヴィトー、そして息子アダムの３代の泥棒一家を監督らしい社会風刺を入れつつ、笑いとペーソを盛りこんだ作品です。
ショーン・コネリー、ダスティン・ホフマン、マシュー・ブロデリックがそれぞれの役どころが皆、ピッタリ適役で演技合戦も楽しめます。

名曲「ダニー・ボーイ」がうまく使われています。

（Family Business）