<13>Road fallen angels～路上の堕天使達

１９９９～２０００郡山編、ついにベクトルがシンクロし始めた、郡山に着いた早速ＫＥＮＹＡに電話した、ビックリ！住んでる所がスゲー近かった、まあ仕事で行ったのもあって歌は程々にしようと思っていたけど、これが郡山はかなり熱い街でまいちゃうぜ・・・仕事はしたんだけどその会社が社長のしてる宗教を社員に強要しそれをやらないと社員じゃないみたいな・・・給料はかなりよかったけど、ボケ社長の能書きに付き合うほど俺の人生暇じゃねえよって感じでソッコーで辞めた。なんかその理由で辞めたの俺が最初みたいで、俺の歌とか気に入ってた年下の奴らも後から３～４人辞めたらしいけどね・・・気軽になったけど住むとこも無くなり一時は仙台に退散・・・けどすぐ戻ったんだ郡山へここからが俺達の本番開始、Ｂｌａｃｋ　Ｃａｔ　Ｂｏｎｅの始まり始まり！！！
郡山駅前桜駅前大通り沿いが路上ポイント、歌いまくった、この街で一番お世話になったのはＴＡＫＡＳＨＩ君、こいつがいてくれたおかげでライブハウスＭＡＸのみんなには逢えた、その店でＫＥＮＹＡと２人で初めてバンドでやらせてもらった。さらにおれはニューヨークレインだっけかなそんな名のＢａｒで初めて箱に入って歌った。ここではマイクの使い方って難しいななんて思いながら歌った。流れがいい時は上手くいくもんで、郡山のプロダクション主催のイベントで仙台でいうエスパル、駅の中の百貨店でインディーズデビューする奴の前座で多分２～３００人位の前で歌った（確か、赤い目のクイーンとＩｔ’ｓ Ｆｅｅｌ Ｓｏ Ｇｏｏｄとなんか２～３曲）さらにそのデビューする奴が突然藤○フ○ヤのＴＲＵＥ ＬＯＶＥ 歌いたいなんていいだして、結局俺、初めて人の歌の伴奏したりもしたな・・・
みんなに助けてもらいました！ＴＨＡＮＫＳ郡山！
必ず“Ｂｌｕｅｓへの招待状”届けるからな待ってろよ！
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<12>Road fallen angels～路上の堕天使達

１９９９～２０００、少しずつそれぞれのベクトルがずれ始めているのを感じながらみんながんばったいた、ＫＥＮＹＡもＮＡＯ－ＳＨＯＷとバンド活動でまた懲りずに東京へ行くといいだし俺もそっと見送った。しばらくは何事も無かったかのように時が過ぎていった、俺ももう少しまともになろうと思い、仕事すっかみたいな感じで某ハウスメーカーに勤務した、そんなある日電話が鳴った｢ＫＥＮＹＡが書置きして居なくなったんだけど仙台に帰ってますか？｣ＮＡＯ－ＳＨＯＷからだった、｢いや連絡無いけど、何か喧嘩でもしたのか？｣｢いやよくわかんないすけどね・・・｣俺はＮＡＯ－ＳＨＯＷが夜中にＫＥＮＹＡでも襲っちまったかなどと勝手な想像をしながら、仙台の街中を１０日くらい探した・・・いなかった。しばらくしてやっと連絡がきた、郡山の友達ん家まで来てると、居所が分かったんで一安心した、ギブソンのＪ２００を売りに出し郡山まで辿り着いたらしい、更に浮浪者からパンと新聞紙までもらい・・・ブルースだ！
（ずいぶんしてから結局ＮＡＯ－ＳＨＯＷも仙台帰ってくることになり、ＫＥＮＹＡと車で迎えに行った・・・２人の愛の巣を見てゾッとした、こんな所に男２人で暮らすなんて考えられないようなボロアパートだった・・・おかえりなさいとか言っちゃってたのか×××）
そんなこんなしてると今度は俺が郡山へ転勤になった・・・
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<11>Road fallen angels～路上の堕天使達

１９９８～ＸＸ、少し酔いが回ってきたせいか年代は怪しいが記憶に残るバンドがある・・・スクードゥルドゥドゥ・・スペルはかけない・・・そんなことはどうでもいいんだけど、ＮＡＯ－ＳＨＯＷとＫＥＮＹＡのバンドだった。俺にとってはライブハウスという場所に行ったのもドゥドゥのライブで初めての体験だった。強烈なサウンドが足元から脳天を突き抜けていった・・・いつも見ていた２人とは違うそのステージには全身からとめどなく溢れるパワーを撒き散らす堕天使達がいた・・・それは限りなく俺の中の何かを奮い立たせた。内心は自分もやりたいな～と思いつつもバンドでやれる自信はその当時全然なかった。ロンドン村だっけ小田原のキリンスポーツクラブかなんかの側にある、２階建てバスが目印の・・・後でまた書くけどスクードゥルドゥドゥはこの後も更に進化していった・・・
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<10>Road fallen angels～路上の堕天使達

１９９７～９８、相変わらず俺たちは歌っていた、世の中の状況は少しずつ確実に変わっていった・・そろそろヤバイナなんて思いつつも９７冬１２/末にＫＥＮＹＡと東京へ向かった、と言えばカッコいいけど仙台でかなり煮詰まっていた事も事実だった。更に俺たちは９８冬１/１５そう記録的な大雪、東京で３０ｃｍも降った日に東京を後にする・・・まあ住むとこないんで寮がある工場で働いて歌おうと思ったんだけど、かなり工場勤務がハードで歌うどころじゃなかった、八王子、立川、新宿一応はやったけど・・・そんで夜中に２人で寮から逃げ出した・・・とりあえず中野にでも部屋探そうかなんてＫＥＮＹＡが言うんでグルグル中野の不動産屋を回った、お化け屋敷のようなアパートで風呂トイレ無しで５万とかふざけんなみたいな・・・そのままＫＥＮＹＡは千葉の友達のところに行くと言う事になり送って行った、俺は一人また仙台に戻ってきた・・・後からＫＥＮＹＡも戻ってきて俺たちの株は最安値を更新した・・・そして俺は山パン工場でバイトしながらまた歌い始めた。ＫＥＮＹＡは何を思ったか頭を坊主にし身を清めていた・・・
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