2学期も始まって1ヶ月が過ぎ、いつの間にか10月ですね。
各受験予備校では2学期から総復習の問題集を使っていることと思いますが
算数の総復習の始めは「数と計算」が多いですね。
私の手持ちの問題集ですと始めの2講、つまり2週間を使って「数と計算」を復習しています。
1回目の内容を見ると‥
約数・倍数①②
周期算
日暦算
数の推理・魔法陣
となっています。
約数・倍数だけで17問ありますね。
この約数・倍数はそれだけ重要ということなのですが
ここをおざなりにしている受験生もまま見受けられます。
約数・倍数は分数計算を素早くする上でもかなり重要ですね。
ここが弱かった人は、朝などの時間をうまく使って、ドリルなどを繰り返し演習しましょう!
この講で苦手な人が多かったのが割り算の問題です。
こんな問題ですが‥
例題① 57、72のどちらを割っても2余りました。
この整数のうちで一番大きい数を求めなさい。
例題② 90を□で割ると6余り、136を□で割ると10余ります。
(ただし、□は、考えられる整数のうちで、いちばん小さい数とします。)
例題③ 8で割っても12で割っても3余る整数のうち、400に最も近い数を求めなさい。
お馴染みの問題ですが、使われているワードだけに反応してパターンを思い出して解こう、などと頑張ると大変です。
どれも「割る」というキーワードを使っていますが
①・②は『割る数』
③は『割られる数』
を出す問題です。
出すものが違うので、当然やり方も違います。
まず落ちついて、「何を出すのか」をしっかりと把握しましょう!
ではまず例題①を見ていきましょう。
割ったら余りが出た、ということはどういうことか、をまず理解します。
今、2余ったのですね。
ということは、2少なければ、割り切れた、ということです。
ここ、重要ですよ!
という訳で、57−2=55
72−2=70
つまり、55と70なら割り切れる、ということです。
55と70を割り切ることのできる数とは?
もちろん55と70の『公約数』ですね!
求める数は55と70の公約数ということが分かりました。
では公約数はどう出すのか?
そう、公約数は最大公約数の約数でしたね!
しかも問いは「一番大きい数を求めなさい」とあるので
最大公約数を求めれば、それが答えになりますね。
では早速出しましょう。
最大公約数は「すだれ算」を使います。
割り算の筆算の逆向きみたいなのを書いて最大公約数を出したい数を並べて書きます。
こんな感じですね。
次に左側の部分
ここに、両方の数を割り切ることのできる数をなんでもいいから書きます。
でも1はダメですよ!
今回は55と70、一の位が5と0なので、5の倍数ですから5でいきましょう。
そうしたら、両方の数をそれぞれ5で割って、その答えをそれぞれの数の下に書き込みます。
こうですね!
次にまた同じ事を繰り返していくのですが‥
11と14を割り切れる数はありませんね‥
ということですだれ算はこれでお終いで、
55と70の最大公約数は「5」ということが分かりました!
検算をして見ましょう。
57÷5=11余り2
72÷5=14余り2
いいですね!
という訳で、答えは 5
【追記】このまま答えを出してはいけないのでした!
「余り」がある問題では、「割る数は余りよりも大きい」ことを確認しなければいけません!
今回は余りが2、出た答えが5なので、問題に合います。
必ず忘れずに確認しましょう!!
どうでしょうか?
「2余る」=「2少なければ割り切れる」
この変換をしっかり理解しておきましょう!
次は例題②を解きます。
各受験予備校では2学期から総復習の問題集を使っていることと思いますが
算数の総復習の始めは「数と計算」が多いですね。
私の手持ちの問題集ですと始めの2講、つまり2週間を使って「数と計算」を復習しています。
1回目の内容を見ると‥
約数・倍数①②
周期算
日暦算
数の推理・魔法陣
となっています。
約数・倍数だけで17問ありますね。
この約数・倍数はそれだけ重要ということなのですが
ここをおざなりにしている受験生もまま見受けられます。
約数・倍数は分数計算を素早くする上でもかなり重要ですね。
ここが弱かった人は、朝などの時間をうまく使って、ドリルなどを繰り返し演習しましょう!
この講で苦手な人が多かったのが割り算の問題です。
こんな問題ですが‥
例題① 57、72のどちらを割っても2余りました。
この整数のうちで一番大きい数を求めなさい。
例題② 90を□で割ると6余り、136を□で割ると10余ります。
(ただし、□は、考えられる整数のうちで、いちばん小さい数とします。)
例題③ 8で割っても12で割っても3余る整数のうち、400に最も近い数を求めなさい。
お馴染みの問題ですが、使われているワードだけに反応してパターンを思い出して解こう、などと頑張ると大変です。
どれも「割る」というキーワードを使っていますが
①・②は『割る数』
③は『割られる数』
を出す問題です。
出すものが違うので、当然やり方も違います。
まず落ちついて、「何を出すのか」をしっかりと把握しましょう!
ではまず例題①を見ていきましょう。
割ったら余りが出た、ということはどういうことか、をまず理解します。
今、2余ったのですね。
ということは、2少なければ、割り切れた、ということです。
ここ、重要ですよ!
という訳で、57−2=55
72−2=70
つまり、55と70なら割り切れる、ということです。
55と70を割り切ることのできる数とは?
もちろん55と70の『公約数』ですね!
求める数は55と70の公約数ということが分かりました。
では公約数はどう出すのか?
そう、公約数は最大公約数の約数でしたね!
しかも問いは「一番大きい数を求めなさい」とあるので
最大公約数を求めれば、それが答えになりますね。
では早速出しましょう。
最大公約数は「すだれ算」を使います。
割り算の筆算の逆向きみたいなのを書いて最大公約数を出したい数を並べて書きます。
こんな感じですね。
次に左側の部分
ここに、両方の数を割り切ることのできる数をなんでもいいから書きます。
でも1はダメですよ!
今回は55と70、一の位が5と0なので、5の倍数ですから5でいきましょう。
そうしたら、両方の数をそれぞれ5で割って、その答えをそれぞれの数の下に書き込みます。
こうですね!
次にまた同じ事を繰り返していくのですが‥
11と14を割り切れる数はありませんね‥
ということですだれ算はこれでお終いで、
55と70の最大公約数は「5」ということが分かりました!
検算をして見ましょう。
57÷5=11余り2
72÷5=14余り2
いいですね!
という訳で、答えは 5
【追記】このまま答えを出してはいけないのでした!
「余り」がある問題では、「割る数は余りよりも大きい」ことを確認しなければいけません!
今回は余りが2、出た答えが5なので、問題に合います。
必ず忘れずに確認しましょう!!
どうでしょうか?
「2余る」=「2少なければ割り切れる」
この変換をしっかり理解しておきましょう!
次は例題②を解きます。
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