しつこいですが、割り算の文章題の続きです。
前回の例題③と同じ「割られる数」を出す問題をもう1問やってみましょう。
例題④
5で割ると2余り、12で割ると9余るような整数で、いちばん小さい数は何ですか。
今回は余る数が違いますね。
前回のように同じ数だけ余っていれば、「5と12の公倍数+余った数」と出せばよかったのですが
これはその手が使えない‥
そういう場合はどうやればよいのでしょう?
5でわると2余る、なので、2少なければ5で割り切れるのですが、同時に
あと3あれば5で割り切れるとも言えるのですね。
5の倍数になるには、3足りないということです。
線分図で表すとこう。
余りの2に3をたせば5になるので、5で割り切れますね!
さらに12で割ると9余る、ということは、9+3=12なのでこちらも
あと3あれば12で割り切れる、9の倍数になるためには3足りないのですね。
ということで、求める数は5と12の公倍数−3ということが分かりました!
公倍数=最小公倍数の倍数なので、早速5と12の最小公倍数を求めましょう。
すだれ算を書いてみたのですが、5と12を同時に割れる数はありませんねえ‥
こういう場合の最小公倍数は、それぞれをかけたものになります。
5×12=60
5と12の最小公倍数は60です。
求める数は「いちばん小さい数」ですので、最小公倍数を使えばよいですね。
60−3=57
57
割られる数を出す問題で余りが同じではないときは
足りない数が同じではないか?と確認してみましょう!
前回の例題③と同じ「割られる数」を出す問題をもう1問やってみましょう。
例題④
5で割ると2余り、12で割ると9余るような整数で、いちばん小さい数は何ですか。
今回は余る数が違いますね。
前回のように同じ数だけ余っていれば、「5と12の公倍数+余った数」と出せばよかったのですが
これはその手が使えない‥
そういう場合はどうやればよいのでしょう?
5でわると2余る、なので、2少なければ5で割り切れるのですが、同時に
あと3あれば5で割り切れるとも言えるのですね。
5の倍数になるには、3足りないということです。
線分図で表すとこう。
余りの2に3をたせば5になるので、5で割り切れますね!
さらに12で割ると9余る、ということは、9+3=12なのでこちらも
あと3あれば12で割り切れる、9の倍数になるためには3足りないのですね。
ということで、求める数は5と12の公倍数−3ということが分かりました!
公倍数=最小公倍数の倍数なので、早速5と12の最小公倍数を求めましょう。
すだれ算を書いてみたのですが、5と12を同時に割れる数はありませんねえ‥
こういう場合の最小公倍数は、それぞれをかけたものになります。
5×12=60
5と12の最小公倍数は60です。
求める数は「いちばん小さい数」ですので、最小公倍数を使えばよいですね。
60−3=57
57
割られる数を出す問題で余りが同じではないときは
足りない数が同じではないか?と確認してみましょう!
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