今日は月曜日、「パトリアおがわ」の休館日です。soroは久しぶりに、東秩父へのサイクリングをしようと思っていたのですが、天気が下り坂という予報が出ていたので、家の中でのんびり過ごすことにしました。(^^)
午前中は、フィルムの入っていないローライ35Sや、フォクトレンダービトーBや、ツァイスイコンSWや、ミノルタコードなどのフィルムカメラを、オートドライボックスから取り出して、シャッターダイアルや絞りダイアルやフィルム巻上げレバーを回したり、ときどきシャッターボタンを押したりして、「遊び老人」になっていました。(爆)
そして午後は、ワイフが、先日町立図書館から借りてきた赤木明登著 小泉佳春/写真の「美しいもの」のページを捲りはじめています。赤木明登さんはいま注目されている気鋭の塗師ですが、その赤木さんが、現在活躍されている個性的な14人のクリエイターを訪ね、その美学に迫る、という内容の本です。
soroは、木の器を挽くことを趣味にしているので、木地師の仁城義勝さんのことが紹介されている「天恵を知る」というページから読みはじめることにしました。
「木に触れながらその木が立っていたころの姿を考えている」とか、「木の器から森の静けさと生命力を感じる」とか、「心地よいものを造り続けていたら、毎日使うためのものがたくさん生まれてきた」と静かに語られている仁城義勝さんの言葉が、心に強く響いてきました。v(^^)v
今日は夕方まで、仁城さんが、自作の合鹿椀で、ご飯をおいしそうに食べられている写真や、仁城さんがサークルカッティングされたたくさんの厚板と木の器たちの写真が載っている「天恵を知る」を、繰り返し読んでみたいと思っています。