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『「弱者が生きる術として核を保有する」という口実を与えた諸国家は』…(2006.10.15)

2008-02-24 21:47:08 | Monologue
C0076682_16235028  北朝鮮は安倍首相の中国・韓国訪問に合わせるかのように核実験を実施し、全世界に衝撃を与えました。soroはいま、8番目の核兵器保有国出現のショックだけでなく、戦後レジームからの離脱を志向する安部政権が、この問題にどう対応するのかが、とても気になっています。(v_v)

 「週刊金曜日」2006 №626 10/13掲載の李 修京さんの「北朝鮮核実験に対する武力対応回避の知恵を」というタイトルの記事の中には
 「…韓国は非常警戒令が敷かれ、日本の自衛隊はすでに同様の警戒態勢に入っている。国連ないし米国はその協力姿勢にある日本・韓国と連携し、軍事力行使も辞さないと表明するかもしれない」という(soroの気になるような)ことが記されていました。
 soroは、(そんな記事を読みながら)スタンリー・クレイマー監督の映画「渚にて」を、ふと思い出してしまいました。 ところで、李さんは、この記事の最後の部分で、
 「何より重要なのは、北朝鮮の挑発的行為がこれ以上の効力を持たないように非核化システムを作らなければならないことだ」と、(マスコミがあまり触れていない)とても重要な指摘をされ、さらに続けて、「そのため、『弱者が生きる術として核を保有する』という口実を与えた諸国家、すなわち、すでに核を持っている米・ロ・中・英・仏・印・パキスタンなどによる自省の行動も必要である。
 そうでなければ、核拡散を阻止する名分は存在しなくなる。特に核大国として『世界の警察国』と称される米国は責任を持って国際社会に賢案を提示すべきだ」と訴えられていました。

 今年の8月31日、アメリカは、ネバダ核実験場で、23回目の臨界前核実験を実施しました。そのことについてアメリカは、「核爆発を伴わずに備蓄核兵器の安全性と信頼性を保つため、臨界前核実験は欠かせない」と弁明していますが、結果的には、北朝鮮に核兵器開発の口実を与え、核不拡散体制をますます危機的状況に陥れてしまっています。

 そんなアメリカは、北朝鮮への制裁を国連安保理に提案する前に、広島・長崎への原爆投下と、自国が繰り返し実施したこれまでの核実験を総括したうえで、核兵器廃絶へ向けた「賢案を提示」すべきだったのではないでしょうか。

p.s. 一夜明けて、今朝(16日)の東京新聞を見たところ、その第一面に、「核兵器保有『議論を』 中川政調会長が指摘」というタイトルで、「自民党の中川昭一政調会長は15日の民放テレビの報道番組で、北朝鮮の核実験発表をうけ、日本の核兵器保有について『議論は当然、あっていい。憲法でも核保有は禁止していない。核というものはあることによって、攻められる可能性は低い、あるいはない。やればやり返すというという議論はある』と、議論は必要との考えを示し」さらに、
 「北朝鮮の核爆発実験実施発表について、政府が提示している周辺事態の類型に該当すると指摘。…周辺事態認定後の自衛隊による船舶検査についても、『できる。必要があればやる』と強調した」と報じられていました。

 soroは、(昨日このエントリーにも記したように)「北朝鮮の核爆発実験実施」に対する安倍政権と与党の対応が気になっていたのですが、政府与党は、最悪の選択肢を選ぼうとしているようです。恐ろしいことが起こりそうでとても不安になってきました。(v_v)

soroとワイフの朝食^^V (2006.10.14)

2008-02-18 10:42:46 | Monologue

 

 このブログにすでに何回か記しましたが、soroとワイフは4年前から、朝食は果物か、果物と野菜のミックスジュースにしています。朝食をこのようにしてからは、体脂肪も体重も減り、体調がとてもよくなっています。

 こんな朝食のとり方は、ヘルスエデュケイターの松田麻美子さんの「ナチュラルハイジーン」に基づく(食生活を改善し健康になるための本)「常識破りの超健康革命」に出ていました。
 人間には、①正午~午後8時…摂取と消化の時間帯、②午後8時~午後4時…吸収と利用の時間帯、そして③午前4時~正午…排泄(体内の老廃物と食物カスの排出の時間帯)という「からだのサイクル」があるのだそうです。

 そして③の時間帯は、体内の有毒な老廃物を取り除き、体を浄化するためのとても大切な時間帯なので、朝食は摂らないか、消化にはほとんどエネルギーを使わない果物か野菜を食べるのがいいのだと松田さんは説きます。
 このように食習慣を変えると午前中エネルギーの大半を老廃物の排泄と体の浄化に集中的に行う方に振り向けることができ、体からは宿便がとりのぞかれ、いろいろな体のトラブルから解放されるというのです。

 ところで写真はsoroとワイフの朝食用の果物です。二人はこれだけの朝食で、午前中のいろいろな活動をしています。 さて、soroはこれからランドナーに乗って「パトリアおがわ」に行き、アクア・ウォークとスイムをのんびりと楽しむつもりです。(^^)/


「 ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸」(2006.10.13)

2008-02-13 20:11:20 | Monologue

C0076682_22585016  昨日の午後、アマゾン・コムに注文しておいた 絵 ベン・シャーン 構成・文アーサー・ビナード 「 ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸」が宅配便で届きました。 KATEKさんがご自分のブログで紹介されていた本です。

 ベン・シャーンさんの絵、アーサー・ビナードさんの文には、凄い説得力があります。ベン・シャーンさんの絵を観ながら、そして アーサー・ビナードさんの文を読みながら、soroは第五福竜丸事件のことが報道されていた1954年3月1日以降の日々のことを思い出しました。

 「『久保山さんのことを わすれない』とひとびとはいった。
 けれど わすれるのを じっと まっている ひとたちもいる。」 p.40

 「ひとびとは 原水爆を なくそうと 動きだした。
 けれど あたらしい 原水爆を つくって いつか つかおうと
 かんがえる ひとたちもいる。
 実験は その後 千回も 2千回も くりかえされている。」 p.42

 こんなページを読みながら、この本を、ベトナムにいる孫の史彦や南彦に送って、この事件を「わすれるのを じっと まっている ひとたちもいる」ことや、「原水爆を つくって いつか つかおうと かんがえる ひとたちもいる」という、とてもきびしい現実を、孫の史彦や南彦たちにも、知ってもらうだけでなく、考えてもらいたいと思いはじめました。

 史彦や南彦が、(世界の動きについて、何も知らないで、アジア太平洋戦争にまきこまれていった昔「少国民」の)soroのような少年にならないことを願いながら………。

 KATEKさんのブログ、「風を感じて話しませんか」の「いい絵本です」に、トラックバックします。(^^)/


マユミの薄紅色の実(2006.10.12)

2008-02-12 10:30:24 | Monologue

 昨日はsoroの家の近くの緩やかな坂道が道路工事中だったので、いつもは利用しない急な坂道を、ランドナーのローギアを使って、ヒルクライムするように走りながら、「パトリアおがわ」に向かいました。その途中、坂道の左前方に、薄紅い色彩を感じたので、その方向に目をやると、マユミ(Euonymus sieboldianus Blume)の小枝に、薄紅色の美しい実がたくさんなっていました。

 マユミは、山林に自生する落葉低木です。紅葉や薄紅色の実が美しいので、庭木や盆栽にも仕立てられたりしています。また昔は、材質が強く、よくしなるこの木で弓を作ったり、和紙の材料としても利用されていたそうです。
 
 秋から冬にかけて、マユミの薄紅色の実を、ヒヨドリやメジロが好んで食べにくるといわれていますので、いつかIXY DIGITAL 800 ISで、その姿をフォーカスしたいものだ思うと同時に、 ヤマニシキギとも呼ばれているこのマユミを、どこかの材木屋さんから手に入れて、木のスプーンやゴブレットなども挽いてみたくなってしまいました。(^^)/