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ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

桜姫 歌舞伎版

2009-07-11 22:33:28 | 観劇

やっぱり、勘三郎さんは歌舞伎でしょうと確信した舞台でした。

私にとって、先月観劇した現代版は難解だったこともあり、今日はすっきりしました。

桜姫は4年前にも観劇したのですが、その時の桜姫は福助さん、今回は七之助さんです。楽しみで仕方がなかった。大役だよね~~~。ずっとでずっぱりだし、カーテンコールはセンターだし、なんか良かったなぁ~~って思ったよ。←恐れ多くも親族気分(笑)

女形としての七之助君がどうかなんて、専門家ではないしわからないけど、文句なくキレイだった~~~~はぁ~~って、ため息がでるほどだった。

一番どきどきしたのは、橋之助さんとのラブシーン。どきどきしたわ~~~。七之助さんも橋之助さんも色っぽいのよ~~~。七之助さんが本当に女性に見えてきたよ。

もうひとつ、七之助さんはお姫様だから、姫ことばで話すのだけど、後半では惚れた男に女郎奉公に出ろといわれ・・・・・・・口調がはすっぱな感じに変わります。なんていうか、堅気ではない姉御ことばみたいなのね。その変化に、驚いた。なんか、お姫様がどんどん落ちていく様子が、言葉使いだけで感じとれたんだよね。

やはり、歌舞伎は面白いなぁ~~~~。コクーン歌舞伎は分かりやすいから大好きだわ。

笹野高史さん・・・・パンフレットで『平成中村座とコクーン歌舞伎だけ出演する、幻の歌舞伎役者です』って書いてあったけど、笹野さんの存在はとても大きいです。今回は二役こなし、ひとつはストーリーを解説してくれたりするので、より分かりやすかった。

それにしても、扇雀さんは面白すぎです。弥十郎さんと二人で、4年前に観劇したときと同じ役だったのですが、もっと面白さに拍車がかかった気がしました。

帰りにパンフを迷ったのですが、七之助さんの舞台でしたから購入。ふっと横を見ると、10人くらいが並んでいる。なんだ~~~?と列の先をみると、演出の串田さんがサインしている・・・・一般の人もいいの~~と、思いつつペンを持って並びました。

で、サインもらったのですが、なんも話せなかった・・・・・・・4年前にも観劇したとか、現代版も観劇したとか・・・・言えばよかった。話せないものです・・・・・終わってから気がつくのよね~~。

コメント
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