菖蒲。菖蒲といえば花菖蒲だが
今回述べるのは菖蒲湯に入れる方の菖蒲
花菖蒲はアヤメ科であるに対し
菖蒲はサトイモ科で
古くからその根を薬として用いられてきた
ショウブコンは特有の芳香があり、
味は苦くやや風味がある精油を含みます。
その水浸剤は皮膚真菌に対し有効であると言われています。
また、採取後1年以上経過したものの煎剤は
芳香性健胃薬、去痰、止瀉薬、腹痛、下痢、てんかんに用いられます。
しかし米国では未知の成分が菖蒲根に含まれており
麻薬のような成分であるとのことから
栽培を禁止しています