そのさきの城陽(まち)のために。

園崎弘道(そのさき弘道)の日々の活動や思いをブログにしてまいります。

12月一般質問(要望)

2007年12月21日 02時32分44秒 | 城陽市議会
1.「行財政の健全化に向けた取り組み」
財政再建団体と比較して、城陽はまだ大丈夫だと考えることはナンセンスであると私は思っておりますが、市民の方も多く報道を通じ心配されておられると感じましたので、あえて夕張市と城陽市の比較といった質問をさせていただきました。
また、情報が正しく伝えられ理解されていくことが大切だと私も感じております。
市としては、今後とも、市民の方々に正しい理解と適正な情報提供に努めていただきますようお願い致します。

ただ、依然として財政状況に関しては、厳しいのが現状であります。
行財政のスリム化を行い財政の健全化を目指しながら、しかしながら、行政として維持すべきサービスの
水準を低下させることなく、効率的な行政運営を工夫いただくことが、求められます。
歳出カット、人件費のカット、経費の削減のみが行財政改革ではありません。
市役所という組織の活性化、職員一人一人のスキル、あるいは職務に対するモチベーション、やる気の
アップから生まれる行政サービスの質の向上も必要ですし、また必要に応じて、民営化、業務委託、
あるいは市民の方に行政参加いただける仕組みを作ることも重要なテーマであります。
先日、犬のふん害において、市民団体の方々にボランティアとして
ご協力をいただく仕組みが発表されました。
これは、まさに経費をかけずに、しかしながら市民の皆様へのサービスの向上を実現していけるだろう
新たな取り組みであると感じております。この新しい制度を何としても成功させていただき、新しい行政運営の形をさらにご検討いただきますよう、要望をいたします。

また、仕事レスキューシステムの件がふれられましたが、市役所の業務を一枚一枚カード化するとのこと
ですが、一つ一つのカードを見つめ、今一度、その業務が誰によって、どのようになされる
のが一番よいのか、業務を再度検証をいただき、適正かつ効率的な行政運営を着実に
実現いただきますよう、要望いたします。



3.循環型社会に向けた環境問題への取り組み
環境首都コンテストに関しては、導入の取り組みに関しては、パートナーシップ会議というよりは、
市が参加するかどうか、というものですので、市の前向きな導入の検討をお願い致します。
環境基本計画第28条「市は良好な環境の保全等に関する施策の調整を図るとともに
その施策を積極的に推進するための体制を整備するものとする。」という観点からも、
環境に関して、積極的に進めていくというのであれば、参加しない理由はないと思いますので、
強く参加の要望をさせていただきます。
この主とコンテストでも、上位自治体を見ますと、2005年の一位が水俣市、2006年は北九州市と、
公害問題を乗り越えて、市として積極的に環境行政を執り行なってきた努力であると思います。
学校で電力節約等に取り組み、その節約分のお金を、図書などの予算に還元する事例であったり、
重点5分野のうち寄付者が関心のある分野への寄付制度の条例化など、環境政策の先進事例なども
多く伺い知ることができ、城陽の環境政策の強化に大きく役に立つものだと考えます。
城陽市におかれましても、緑と太陽、やすらぎのまち・城陽ということですので、
より一層の環境政策の充実に力を入れていただきたく強く要望をいたします。

一般質問 第二質問

2007年12月21日 02時31分29秒 | 城陽市議会
1.「行財政の健全化に向けた取り組み」
(1)財政健全化への取り組みにおいて、現状の大きな流れに関しては、理解いたしました。
市民の皆様への行政サービスを維持しながら、具体的な対策を着実に行っていく
ことで、財政準用団体に陥ることなく、この難局を乗り切っていきたいとの決意は理解できました。

ただ、ここで気をつけなくてはならないなと私が感じましたのは、
財政の現状を正確に捉え、また関係者や市民の方々へ正確にお伝えし、
さらに正しく理解をいただくこと。そして、正しく着実に対策を講じていくことだと考えます。
財政再建準用団体になるかもしれないなどという極端にマイナスを意識する言葉や、
また逆に、例えば、改革などの言葉や、四角を三角にするような対策を講じ
対策を打った気になることもまた、危険なことだと考えます。

今回、一部マスコミ報道において、財政再建準用団体という言葉を捉え、
2年後は夕張市だという断定的な表現での記事が掲載されていたが、
実際、市としてはどう捉えておられますか?
ここで、夕張市の破綻についての分析なりお考えがあれば、お聞かせください。

今回の財政健全化方針については、行政の努力も当然必要ではあるが、
市民の皆様の生活にも影響を及ぼすものであります。
行政から市民の皆さんに対して、適切な情報をどうのように周知をされ、
協力を求めていこうとしていくのか?お伺いします。②

(2)適正かつ効率的、効果的行政運営に向けた取り組みについて、さらにお伺いします。
お示しいただいた数字によりますと、平成19年から23年の5年間で211名の退職者数を予想されて
います。500名強の職員数からしましたら、三分の一を超える数となります。
職務の見直し等により民営化、委託、広域連携などを進め、職員の定数削減も実施する必要はありますが、
ここまでの急激な減少は、市民の皆さんへの行政サービスの低下を招く危険性があり、懸念をして
おります。新規採用、中途採用を行うにしても、新しく市役所組織に入ってこられるわけですから、
即戦力として考えるには少し難しいとの思いもあります。
そこで、市職員の方で、60歳の定年を迎えられた後にも、嘱託契約を結びなおし
引き続き市役所で仕事を続けていただくという再任用制度があると伺っておりますが、
この制度の概要と、これまでの状況、そして今後この制度に対する市の考えをお聞かせください。

人事面でありますが、頑張ったものが正しく給与に反映されていく、これは会社組織の
基本であると考えます。市役所で勤務されるすべての職員の方々にとって、公平かつ納得のできる
仕組みつくりが求められます。
この考え方をしっかりと落とし込んでいただき、いきいきとしたまちづくりを進めておられる城陽市において、
市役所組織もまたいきいきと働けるそんな環境整備を整えていただきますよ、さらに調査研究を
いただきますよう、要望いたします。私も、このことは極めて大切なことであると考えますので、今後も
引き続いて、考えていきたいと思っております。

(3)広域業務連携の取り組みについて、ですが、
税務部門、後期高齢者医療部門においても、広域による業務の連携が検討、または
スタートされております。
専門性の向上と、効率的かつ合理的な行政運営の実現にもつながることですので、
城陽市においても、是非、近隣市町などとの広域業務連携の取り組みを
できうる部門から検討、実施を目指していただきたく要望いたします。


2、JR奈良線複線化に向けた取り組み
JR奈良線の複線化に対する市の思いは理解いたしましたし、引き続き
井手町、宇治市、奈良市、京都市、木津川市、宇治田原町あるいは、京都府、奈良県、
あるいは、地元国会議員などとも連携をはかり、京都府南部の発展のため、
JR奈良線の複線化を実現いただくよう、継続して活動いただきますよう宜しくお願いします。


3.循環型社会に向けた環境問題への取り組み
積極的な
グリーンカーテンの導入を、学校に限らず、広く公的施設で
より積極的に行ってはどうですか?お考えをお聞かせください。

行政の環境への努力を測っているNPO団体があります。
2006年朝日新聞の切抜きからですが、京都府に本部を置くNPO団体環境市民が中心に
進める環境首都コンテストという取り組みがありますので、ご紹介いたします。
元々は、ドイツにおいて、1989年から1998年までNPO団体が国内の自治体の環境など
への取り組みを得点化し、環境首都を毎年選んでいくというコンテストを参考に
日本に持ち込んだもので、2005年で全国で75自治体の参加。
近隣では、2005年度実績では、京都府では八幡市、長岡京市、福知山市、京丹後市、
滋賀県では、野洲市、近江八幡市、高島市、甲賀市などが取り組まれております。
参加自治体である尼崎市の環境課の職員さんは、コンテストの質問表が環境政策の見直しに
使え、第三者の目で評価してもらうことで市の政策の弱点も見えてくると評価されています。
これに参加されてはいかがでしょうか?

12月議会 一般質問 第一質問

2007年12月21日 02時30分03秒 | 城陽市議会
第一質問
一番議員の園崎弘道です。どうぞ、宜しくお願いします。
それでは、通告に従いまして、早速質問させていただきます。
1.「行財政の健全化に向けた取り組み」についてお伺いします。

(1)財政状況の認識と今後の見通しについてお伺いします。
先日の総務常任委員会にて、今後の財政見通しと財政健全化方針という
資料を提示いただきました。
非常に厳しい財政の現状が示され、また聖域なき改革への決意を感じました。

そこで、現在の城陽市の財政の現状認識と今後の見通しについてお聞かせください。①
あわせて、今後10年間の財政シュミレーション(パターン2)の平成20年~23年が
特に財政が厳しいものと見受けられますが、その要因はどこにありますか?②
また、今後、職員の大量退職の時期を迎えようとしているとのことですが、
平成19年度以降の予想退職者数と、その予想退職金額の推移をお示し願います。③
さらに、24年度以降、単年度収支プラスのシュミレーションについて伺います。
これは、何があっても、行財政健全化の取り組みを進め、達成しなければならない
ことではありますが、現状の流れを考えますと、24年度から好転するシュミレーションは
実現可能な計画なのか、またプラスに転じる要因はどこにあるのでしょうか?④

次に、(2)適正かつ効率的、効果的行政運営に向けた取り組みについてお伺いします。
今後、多くの職員が退職を迎えられる中で、できる限り行政のサービスを維持しながら、
新たな職員に職務を引き継いでいかれることが課題であると予想をしております。
そこで、質問をさせていただきます。

まず、職務の引継ぎに関してどのような対策をお考えですか?①

次に、職員数の定数の管理についてお尋ねします。
バランスのとれた組織体制を構築するための採用の計画はどのようにお考えですか?②
(財政面:人件費総額見込み額の経年変化は?)

人事考課、モチベーション管理
職員の皆さんが、より一層やりがいを感じて働ける職場作り、
やったものが報われる、成果を出すものが正当に評価され、それが給与に反映されるような
仕組み作りはいかがお考えでしょうか?③

人材育成、キャリア管理、研修
また、地方自治体として、どのような人材が今後、求められますか?
またそのような人材の育成についての取り組みをお聞かせください。④

(3)広域業務連携の取り組みについて伺います。
相楽郡東部3町村(笠置、和束、南山城)の広域業務連携についてという3町村合同の広報誌
によりますと、広域業務連携の狙いとして、次のようなことが書かれています。

○各町村では、それぞれの業務について少ない職員で対応していることから、専門性の
向上を図ることが困難な状況にあります、3町村が同一の事務を共同で実施することにより、
その事務についての専門性の向上が期待できるとともに、3町村合計すると、これまでより
少ない職員でその事務に対応することが可能となります。

○法令で設置が義務づけられている施設や組織について、各市町村が単独で設置するよりも、
共同で設置した方が効率的・合理的な行政運営が期待できます。とあります。

また、具体的な取り組みや検討項目として、
総務部門においては、広報発行、職員研修、防災訓練、条例等の制定、改廃、編集、保存など。
税務部門において、納税相談、滞納整理、新築家屋の評価、税の徴収、台帳の整理、保管など。
電算システムにおいては、電算システムの一元化。
土木建築部門では、共同発注、各種検査等の相互実施。
教育部門では、教職員の研修、体育協会、成人式、教育委員気の共同設置。
環境部門では、環境事務の全般を一部事務組合で実施。
福祉部門では、福祉輸送、予防事業の実施。
といったことが挙げられている。

城陽市においても、効率的で合理的な行政運営のためにも、是非、近隣市町などとの、
広域業務連携の取り組みをできうる部門から検討、実施を目指していただきたく考えます。
そこで、城陽市においても、税務共同化、後期高齢化医療制度において、
広域での取り組みの検討を始められていると聞いております。

税務共同化にむけた取り組みの現状は、9月議会の総務委員会での報告を
伺いました。まずは、府を中心に各市町村による、税金滞納者への取り組みの共同化を
すすめられることを第一段階とし、移行の計画を検討中と伺いました。
また、後期高齢者医療制度は、国の指導のもと連携が図れていると伺っております。
そこで、質問です、後期高齢者医療制度の概要と、期待される効果を教えてください。①



次に、2、JR複線化に向けた取り組みについて、お伺いします。
JR山陰線の複線化工事が平成22年春を目処に終了するとのことで、
その終了と同時に、JR奈良線の複線化の工事に移行することができないかと
期待されております。

城陽市としてのJR奈良線複線化への思いはいかがお考えでしょうか?①

あわせて、近隣市町などとの連携と実情について伺います。
複線化へ向けた現在の取り組みの状況はどのようなものでしょうか?お教えください。②


続いて、3.循環型社会に向けた環境問題への取り組みについてお伺いします。
城陽市におかれては、環境ということに関しては、平成14年4月環境基本条例、
平成15年3月環境基本計画など、環境面に対しては、一定、力を入れてこられている
との印象はもっております。
しかし、より一層の環境への取り組みを切望し、質問をさせていただきます。

環境への取り組みは、市役所内のみ、さらに都道府県や国であっても
行政が行うべきものではありません。
多くの市民の方や、民間企業との連携の中で、多くの方々にいかに「きづいて」いただけるか
が大切であると考えます。
行政のできることは、率先し環境問題に取り組むこと、そして、多くの市役所の外にいる方々
をひっぱていくこと、サポートしていくことが主になってくると考えます。

そこで、まずは、(1)市内の公的機関等の環境に対する取り組みに関して伺います。
環境に対して、市役所や学校ではどのような取り組みをされていますか?

次に、(2)市民、NPO団体等の活動と支援の体制についてのお考えをお聞かせください。
平成15年10月25日、城陽環境パートナーシップ会議の、環境を守り育てる市民の誓いの中に、
私たちは、城陽市環境基本条例に基づき、市、市民、市民団体、事業者のパートナーシップ
により、みんなで力を合わせて、良好な環境を守り育てることを誓いますとあります。

私も、いかに、多くの市民の方、また団体の方々に環境に対する取り組みの重要性を
理解いただき、そして、実際に行動をしていただき、輪を広げていただくかは
大切なことと思います。また、このサポート役として、行政が、関わっていけたら、
循環型社会に向け一歩を踏み出していけるのではないかと思っております。
現在、市民の方、NPO団体などの方々との関わりと支援の状況はどのようになされていますか?

以上で、第一質問を終わります。

11月の活動

2007年12月09日 01時26分03秒 | Weblog
11月に参加したことをご報告いたします。

1日環境パートナーシップ会議
3日ゴミ拾い、産業祭り
4日グランドゴルフ大会
5日城南衛生管理組合決算委員会、姉妹都市(慶山市)歓迎会、交流会
6日姉妹都市(バンクーバ市)歓迎式、会議
7日慶山市研修会、市政35周年記念式典、会議
8日会議、会議
9日戦没者追悼式、自民党青年局役員会、会議
10日オータムコンサート
11日福祉ふれあい祭り、会議
12日決算委員会、そのさき弘道と鍋する会
13日決算委員会、商工会披露式典、会議
14日環境パートナーシップ視察、会議
15日決算委員会、会議
16日決算委員会、自民党学生部
17日環境フォーラム、自民党政治大学校、会議
18日グランドゴルフ、ジュニア議会、地下水フォーラム
19日決算委員会
20日決算委員会
21日打合せ、会議
22日打合せ、西田よしひろ元参議院議員お葬式、会議
23日バケツリレー
24日会議、自民党政経パーティ
25日マラソン大会
26日決算委員会
28日城南衛生管理組合定例議会、安心安全講演会
29日マラソン大会、建設常任委員会臨時視察(埋立地)随行
30日打合せ、講演会

富山市・加賀市(城南衛生管理組合視察)

2007年12月04日 22時06分06秒 | Weblog
富山市にある、自動車のリサイクルの会社の様子です。
富山は、環境に配慮し、産業廃棄物をゼロにすることを目指した
ゼロエミッションを掲げている先進都市でした。

富山エコタウン。
http://www.toyama-ecotown.jp/index.html


写真は、車のリサイクルの際の、車の解体の様子です。
タイヤや、ドアなど部分としてリサイクル可能なものは先に取りはずし、
その後、写真のように機械で壊していきます。
鉄や鉛、アルミなどに分け、資源として活用されています。

ここでは、車のほかに、
剪定後の枝、食品、廃油、プラスチック、繊維、木材なども
生まれ変わります。

循環型社会の見本となる、施設でした。
また、すべて株式会社の形態を取り、民間の企業がされていることも
特徴の一つでした。