そのさきの城陽(まち)のために。

園崎弘道(そのさき弘道)の日々の活動や思いをブログにしてまいります。

一般質問、終わりました。

2007年09月30日 00時05分00秒 | 城陽市議会
初めての一般質問が終わりました。
やはり、調べなくてはならないことが多く時間がかかり、
質問の直前まで原稿を書いておりました。
参考までに、当日に行いました、私の発言は原稿として
残っておりますので、掲載させていただきます。


失礼致します。1番議員自由民主党新風会の園崎弘道でございます。

誠に恐縮ではございますが、本年4月に多くの方々の御支援をいただき、

城陽市議会に籍をおかせて頂くこととなりまして、初めての登壇でございますので、

一言ご挨拶を申し上げることをお許し願いたいと存じます。

今後任期である4年間、微力でありますが、私心を捨て、城陽市8万名の市民の皆様の

幸せのため、初心を忘れることなく全力で尽くしてまいる決意であります。

若輩者の私ではありますが、市議会の緒先輩方、また市役所の方々、

さらには市民の皆様、その他あらゆる関係者の方々から学ばせていただきたく

考えております、どうか引き続きまして、ご指導の程宜しくお願い申し上げます。

それでは通告に従いまして、第一質問に入らせていただきます。

第一質問

1.合併任意協議会解散と今後について、質問させていただきます。

8月27日、第6回合併任意協議会において、突如として解散がなされました。

9月12日の全員協議会で市長よりご説明をいただきましたが、

まだまだ納得することのできない方々が多いのが現実ではないでしょうか?

ご自身の選挙公約でも、合併協議の推進をとの記述があり、当選されました。

この選挙公約は、城陽市民の皆様との約束であります。

また我々自民党との政策協定の中でも掲げられた

50年先を見越した平成の大合併を推進するという項目は何だったのでしょうか、

また、今月20日に行われた宇治市議会全員協議会での久保田市長の発言

「城陽市長の協調性のない利己的主張から信頼関係が崩壊した」。

或いは、7日、宇治田原町長、「これ以上、信頼関係を維持するのは無理」

或いは、21日、井手町長、「騙されたなぁという気持ち」

から、わかります通り、近隣の首長の信頼を失う結果となったことは、

近隣市町村との大きな関わりがあり、協力なくしては語れない地方自治において、

城陽市にとって悲しい悲劇と私は捉えます。

先日、野村議員の質問へのご答弁の中でも、合併に依存しないまち作りを

宣言されましたが、果たしてそれは可能でありますか?

城陽市側から謝罪し、再度、任意協議会の呼びかけを3首長に行うこと、

これは城陽市の未来にとって価値のある行為だと考えます。

しかしながら、市長は、合併に依存しないまち作りを、先日掲げられましたので、

当面、我々城陽市は単独での財政運営、この厳しい道を乗り切らねばばなりません。

合併により、スケールメリットを生かした行政の効率化も考えることができたでしょう。

また2市2町が一つになることで、南山城全体の地域の力を結集し、

合併に参加されたすべての自治体の価値を高めたことでしょう。

城陽市の貴重な選択肢である合併が消えてしまった今、

直面する財政危機にどう立ち向かっていこうとされるのかその決意と、

その前に、果たしてこの局面を乗り越えることが可能なのかを切り口に早速、

質問をさせていただきます。

まず1点目。緊急財政健全化計画の総括について。

緊急財政健全化計画とは、平成14年12月に発表され、平成15年~23年を計画期間とする

城陽市の厳しい財政を立て直すための具体的な実行計画でありました。

先日(平成19年6月)、活き生き改革プランが発表され、その総括として、

「緊急財政健全化計画により他市に先駆けた取り組みにより多大な成果を生み出された」

との記述があります。

しかしながら、緊急財政健全化計画の目標である、平成16年度経常収支比率85%以下、

は、達成されておられません。また、平成23年度経常収支比率80%以下の目標も

達成をできないように思われますが、どのように認識されておられますか?

(参考、平成14年91.8%、平成17年95.9%)



次に2点目。緊急財政健全化計画のそれぞれの項目の目標について。

平成15年度~23年度までの効果額104億の目標からすれば、

今回総括をされた平成14年~18年度の5ヵ年での47億円の効果額は悪くない数字に見えます。

しかし、47億円の内訳の中身には当初効果額として算出をされておられない

下水道料金の値上げのよる4億5千万円、未利用私有地の売却に伴う9億8千万円、

給食センターの一部民間委託による2億3千万円なども多く計上されております。

これは、追いかけるべき項目が、しっかりと追えていないということではないですか?

効果額47億円の算出方法に疑問が残りますが、いかがお考えでしょうか?

次に3点目。現在の認識(活き生き改革プラン)について


先日(平成19年6月)、活き生き改革プランが発表されました。そこから質問させていただきます。

これまでの行政改革の取り組みと、今後の改革の取り組みに関しての計画とのことですが、

平成14年12月に作成された緊急財政健全化計画においては掲げられていた

具体的な数値目標が今回はほぼ書かれておりませんが、いかがお考えですか?

平成14年度12月より現在の財政状況をよいものだとお考えではありませんか?

このような緊急財政健全化計画の実態、また現在の財政状況は、私のような新人議員が

申し上げなくてもすでに把握されておられると思います。

緊急財政健全化計画、非常によくつくられた計画だとお見受けいたしておりますが、

計画当初(平成14年)に記載された対策効果予測とその対応の項目において、

「人件費対策、歳出対策、歳入対策をそれぞれ実施すれば、平成15年度~23年度までの

対策効果額は約104億となる。緊急財政健全化の各対策は相当厳しいものであるが、

本市の財政状況は危機的な状況であり、本対策を持ってしても短期的には全体収支は

なお不足する状況となる」とのこの認識は、どこへ行ってしまわれたのか。

申し上げたいことは、緊急財政健全化計画を出された平成14年度12月よりも

活き生き改革プランが出された本年度6月の財政状況は改善はしていないという事であります。

また、緊急財政健全化計画のはじめの橋本市長のご挨拶の中(平成14年)で、

「このような状況を放置すれば数年後にはほぼ会計総額の20%の赤字が予想され、

財政再建準用団体に転落しかねない。財政再建準用団体とは企業経営に例えれば

倒産寸前の状況です。」とまで橋本市長おっしゃられた、その日が迫ってしまっている

ということではありませんか?

最後に、4点目。城陽市単独での財政健全化の対策。

城陽市単独で、この危機的状況を乗り切られる自信はおありでしょうか?

あわせて、対策をお聞かせ願います。

第2質問

確かに、平成14年~18年までの5ヵ年で47億の効果をあげられた事に関しては

評価すべきことではありますし、関係者各位のご苦労とご努力に感服いたします。

また、47億といった財政(分子)の改善がなされたにも関わらず、それ以上の

交付税など(分母)の減少があり、全体として現在、財政状況はより厳しいものとなって

いること確認させていただきました。

平成14年度に取り組んだ緊急財政健全化計画と同等もしくはそれ以上の財政健全に

むけた取組が早急に求められることも同時に理解いたしました。

そこで、再度取り組むにあたり、緊急財政健全化計画の反省をしっかりと踏まえて

いただきたく、さらに分析を進めさせていただきます。

第一質問でも申し上げましたが、47億円の内訳であります。

財政健全化に向けての目標として追いかけるべき各項目の目標をあげられました。

しかし、ご努力のあとは見られますが、未達成に終わっているケースが多く存在します。

一例を申し上げます。

市税徴収率対策。

単年度目標1億200万円の効果額に対して、

平成17年度単年で8912万円、平成18年度単年で2730万円の効果額。

維持補修費、補助費に関しても同様。

繰出金(くりだしきん)の削減
(一般会計と特別会計または特別会計相互間における予算充用のために支出する経費)

単年度目標1億4400万円の効果額に対して

平成18年度単年で1700万円の効果額。

市内での買い物や公共施設の活用や受益者負担のお願いなども掲げられましたが、

十分に実施することができましたか?

それぞれの項目ごとの細かなご答弁は必要とはいたしませんが、

一度立てられた目標が達成できない項目が多いということは今後の課題であると考えます。

達成できなかったその理由としましては、

①達成可能な目標が設定されていない。あるいは、

②一度掲げられた目標を達成するために最後まで努力することができなかった。

の、どちらかに分析がなされます。

また、今年3月に作成の第3次城陽市総合計画においても、経常収支比率(現状95.9%に対して)

5年後に85%以下と今もなお立てられております。実現可能な目標の設定をいただきたく願います。

また、参考程度に目標を設定されるのは、やめていただきたく思います。

第一質問と少し重複いたしますが、改めて、緊急財政健全化計画の総括と、今後の課題と改善ポイントを

お答えいただけますでしょうか?


最終、要望

市の担当部局から、実現可能とのご答弁をいただき、私としましてもそのことを信じたく思います。

民間会社においては、全く読めない市場環境の中で、経営という舵取りをなさねばなりません。

環境が読めないため計画の数字がないというのはいかがなものかと思います。

具体的数字のないプラン・計画でどう社員の皆さんが

具体的に活動ができるのでしょうか?どう意識を共有できるのでしょうか。

また具体的数字のない計画で再建を達成された実例はおありでしょうか?もし、ご存知であれば

お示しいただきたく思います。

私は、会社が買収されるという経験をいたしました。

明日からどうなってしまうかという不安を感じました。

このまま財政の健全化ができなければ、吸収合併をされざるをえなくなります。

あるいは、夕張市のように財政破綻という結果にもなりかねません。

それであれば、今、合併をするということ、これを戦略的に

進めていかねばならないと私は、考えるわけであります。

あるいは、緊急財政健全化計画を超える財政の抜本的な見直しに取り組んでいただく必要があります。

そこで、提案させていただきます。



現在、財政健全化にむけ先頭にたち進められているのが行財政改革推進部の皆さんであると聞いております。

その皆様、あるいは別途、全体の進捗をおいかけ、責任を持たれる組織をお作りいただき、

財政健全化実現のため、市役所全員の皆様と具体的な目標に向かいあうことができる、

より動きやすい体制を再度検証なされてはいかがでしょうか?

あらゆる関係部局の皆様が、城陽市の財政問題を危機として把握し、

責任部が具体的な数字を掲げたプランを今後作成いただき、

そのプランに乗っ取り、責任部の指示と進捗管理の元、努力を全市役所的に行っていただくことを要望します。

②点目 是非、他市町村の研究分析を行っていただきたく思います。

城陽市におかれましてもHPにて民間公告を募集されることを実施されておられます。

例えば、西宮市では職員の給与明細の裏面にも民間公告を募集されております。

また、京都市においても、広報誌に加えて、公園施設内、公共下水道、庁内で発行される

冊子や、リーフレット、封筒にも拡大をされております。

小中学校の電気代を含めた公共料金の削減をお願いするだけでなく、

削減された何割かを学校側に翌年の予算として還元されている市もあると聞いております。

是非、他の市町村の取組を研究され、城陽市に当てはまる項目を貪欲に行っていただきたくご提案

いたします。

最後、3点目

財政健全化のためのアイデアを広く市役所の内外から公募をされ、実施されてはいかがでしょうか?

以上が、ご提案です。

繰り返しになりますが、財政健全化にむけて計画がたてきれないのであれば再度、

任意協議会の申し入れをいただくか、財政健全化に向け、これまで以上の改革の

強い意志をお示しいただき、進まれるのか。いずれにしても、市としての強い思いを持たれ、

その情熱でもって、周囲の方々にもご理解ご協力をいただき、掲げられた適正な目標を

必ずややり遂げられるということを、要望させていただき、終わらせていただきます。

初の一般質問の日程が決まりました。

2007年09月21日 06時08分16秒 | Weblog
12日より9月議会が開かれております。
すでに各委員会は終わり昨日より各議員の一般質問が始まっております。
私も26日のおそらく13時過ぎからさせていただく予定。
もしご都合のつかれる方がございましたら是非、
城陽市役所4階の議会までお越しいただき傍聴いただけましたら
嬉しく思います。

合併解散とその後、年金の着服問題の有無、妊婦さんの救急医療の問題についてを
テーマに現在準備を進めております。

http://www.city.joyo.kyoto.jp/gikai/oshirase/ippan.htm

追伸
一昨日のお茶する会(11回)も8名の参加をいただき開催いたしました。
また当日の写真を取るのを忘れてしまいました。
新規の飛込みでの参加も大歓迎ですので、気軽にお立ち寄りください。

2学期スタート

2007年09月03日 09時10分53秒 | Weblog
いよいよ学校の2学期がはじまりました。

見守り隊として、一学期同様、できる限り見守り活動に毎朝参加
したいと思います。初日である今日も参加いたしました。
梅川酒店交差点(友が丘バス停前)に7時50分から8時15分ごろまでです。

何か用事がある場合、そしてどうしても城陽市の中で、
皆様にお伝えしたいこと、お話させていただきたいことがある場合は、
休ませて頂き、駅などでの演説の時間とさせていただきたく思います…。


深谷校区防災訓練

2007年09月03日 09時06分14秒 | Weblog
昨日は深谷校区防災訓練でした。

防災訓練がニュースであったり、防災関連グッズが
小売店でエンド展開されているのは、今週が防災週間だからでした。

今年で11回目の防災訓練が盛大に行われました。
サイレンがなり小学校に地域ごとに集合、開会後
地震体験の車、消防隊の救出の訓練、消防団の放水、
バケツリレーなどが行われた。

私も12年前、1995年1月17日。
西宮で大きな揺れを体験いたしました。
幸い西宮北部に住んでおり、
食器が割れ、家具は倒れるなどの被害はありましたが、
家は無事でありました。

大きな揺れの後、ピンと空気の張り詰める恐怖の中、
家族で声を掛け合ったことを今も覚えています。