少年と金魚とビートルズ

息子の成長と、大好きな金魚とビートルズの話と、その他いろいろ。

①リュウキン

2015-08-01 17:53:26 | きんぎょ図鑑

2018.04.25更新(加筆・画像追加)
2018.05.08更新(画像追加)
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2019.06.24更新(加筆)
2019.08.19更新(画像追加)




リュウキン/琉金
ryukin/fringetail goldfish/fantail goldfish


金魚の中で
和金と並びポピュラーな品種です。

(東京タワー水族館にて撮影/2018.4)

(すみだ水族館にて撮影/2019.8)

(すみだ水族館にて撮影/2018.9)


ずんぐりとした体と
優雅に伸びるヒレが特徴です。

(すみだ水族館にて撮影/2018.9)

(野本養魚場にて撮影/2015.8)


特に尾ビレは変化に富んでいて
三ツ尾、四ツ尾、サクラ尾があります。
フナ尾(吹き流し尾)の琉金も見かけますね。

(すみだ水族館にて撮影/2018.9)

(足立区生物園にて撮影/2018.8)


ワキンの変異種として生まれ
固定された品種です。

江戸時代に中国から
琉球経由で薩摩に輸入されたので
「琉」の字が使われているのだとか。

(野本養魚場にて撮影/2015.8)

(すみだ水族館にて撮影/2018.9)


ずっとサンズイの“流”金だと思ってました。
お恥ずかしい(- -;)

(足立区生物園にて撮影/2018.5)

(アリオ西新井店にて撮影/2018.9)

(アリオ西新井店にて撮影/2018.10)




キャリコ(キャリコリュウキン)/calico


(すみだ水族館にて撮影/2018.9)


明治時代に
米人のフランクリンパッカード氏より注文があり
秋山吉五郎氏が琉金と三色出目金を交配して作り出しました。
依頼者がアメリカ人だったことと
当初は主に輸出向けの金魚だったことから
「まだら」を意味する「calico」と名付けられました。
この品種の登場以降
同様の体色を持つ品種を「キャリコ○○」と呼ぶようになりましたが
単に「キャリコ」といえば
この「キャリコリュウキン」のことを指します。
浅葱(あさぎ)色という青系の色に
黒、赤、銀色の入ったモザイク模様が特徴です。

(すみだ水族館にて撮影/2018.9)




トサキン/土佐金/土佐錦
curly fantail goldfish


弘化二年から嘉永四年の頃、
(1845~1851)
土佐藩の下級武士、須賀克三郎なる人物が
作出したと伝えられています。
琉球経由の尾長(リュウキン)と
オオサカランチュウの血が入っているというのが
最近の定説です。
戦災と終戦翌年の昭和南海地震で
トサキンは絶滅したかに思われましたが
高知県の料理店に
6匹が奇跡的に生き残っているのが発見されました。
現在のトサキンは全てこの6匹が元となっているそうで
血が濃いせいか、病気に弱く
飼い方は少し特殊な扱いが必要です。
昭和44年に高知県の天然記念物に指定されました。

反転した尾ひれ(そり尾)を持ち
カールしているように見える事から
「カーリーファンテイルゴールドフィッシュ」
(Curly fantail goldfish)の英名が付けられています。

当歳魚のうちは
丸いすり鉢で飼育し
尾ひれを鉢の縁にこすりつけて泳がせ
このトサキンの特徴である優雅なそり尾を作り上げます。

(水元公園金魚展示場にて撮影/2018.10)






エドアカネ/江戸茜


国産のアルビノ琉金。
東京都水産試験場(現・金魚展示場)で
作られた品種です。
たそがれの茜色からこの名前が付けられました。

1972年に発見された眼の赤い和金のメスと
水産試験場で発見された眼の赤い琉金とを交配して
作り出されたそうです。

(水元公園金魚展示場にて撮影/2018.10)








染谷知孝ウェブサイト「金魚スタジオ






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