ケセラセラ

明日は明日の風が吹く~♪シングルマザーの独り言

信じるということ

2006-06-11 07:08:18 | 娘のコト
子どもって純粋で無垢ですね。
サンタクロースを信じたり、雷が鳴るとおヘソ取られないように手で隠したり・・・
次第に夜中にこっそりプレゼントを置くのは親だと知り、おヘソを取るなんてウソだと知っていく。
みんなが経験していくことですね。
こうして少しずつ信じるチカラって奪われていくのかもな~・・なんて最近、思いました。

娘の前の保育園(2歳児までの受け入れ)のお友だちが、卒園する年の1月にインフルエンザにかかりました。一命は取りとめたものの脳症の後遺症が残りました。前の保育園には園庭がなかったので毎日、午前中は近くの公園へ、午後は近くの商店街(午後は通行止め)へとお散歩に連れて行ってくれました。そのお散歩の途中、小さいお地蔵さんがあり、みんなで入院中のお友達が「早く治りますように」とお願いして通るのが日課のようになっていました。
先日、久しぶりにそのお地蔵さんの前を通ると、娘が「ちょっと待って、お願いするから」と言って「○○○君の病気が治りますように」と手を合わせていました。そして「お母さん、あたしいつも病気が治りますようにってお願いしているのに○○○君、どうして治らないの?」
どうしてかな?病気のバイキンのチカラがすごく強いからじゃないかな?
「ふ~ん、そうなんだぁ。。。」
娘は、先日行ったプラネタリウムの流れ星にも、初詣でのお参りの時にも「○○○君の病気が治りますように」と願っていました。
彼の後遺症(言語障害、知的発達障害)は治るのか、どこまで回復するのか、誰にも分かりません。
娘は必ず治ると信じ続けています。