「お母さんは、サンタさん来ないと思うよ。だっていい子にしてなかったもん」
『いい子じゃない時もあったけど、いい子の時もあったでしょ?』
「サンタさんが見に来た時にいい子にしてたかな?」
『お母さんの誕生日の頃だよね?いい子にしてたかなぁ。。』
絵本でサンタさんの1年をかいたものがあり、サンタさんは夏にいい子にしているかどうか見て回り、プレゼントをあげるかどうかを決める、というお話のことを言っているのでした。
そんな会話をしていたので、25日の朝、枕元にあったピンクの包みを持って起きて来た娘の最初のひと言が、
『お母さん、これ置いた?』
どっきーーーーーん
「え?なんで?」
『だって、お母さん、サンタさん来ないって言ってたでしょ。。』
「お母さんは知らないよ。何が入ってるんだろうね。あけてみたら?」
『うん』
ガサコソガサコソ・・・
『あ、、、ドレスだ
』
「サイズ見てみたら?130じゃなきゃ他の子のと間違えたってことでしょ?」
『う、うん、見てみる』
袋から取り出した娘。どこにサイズが書いてあるのか分からない様子。
「このへんだと思うよ~。」
『あ、130って書いてある
あたしの?』
「そうだと思うよ。着てみる?」
パジャマの上からドレスを着て
『うわ~・・・・
』
『あたしの所にサンタさん、来ちゃったね
』
『お母さんにはサンタさん、来ないの?
(ドナルド)ダックさんが欲しいですってお手紙かかなかったの?』
「あのさ、いい子にしてないとサンタさん来ないでしょ?
いい子の子っていうのは子どもの子でしょ?サンタさんは子どもにしか来ないんじゃない?」
『お母さんは○○子でしょ?子がつくじゃん。サンタさん来るよ
』
ん~そうきたか。。困った。。。それじゃぁ
「お母さんは、お小遣い貯めて欲しい物が自分で買えるようになった時、サンタさんに、今までありがとう、今度から自分で買うのでプレゼントはもういいです、ってお手紙書いたんだよ。お姉ちゃんも妹もそうしたの。だからもうサンタさんは来ないの。
あなたも自分で買えるようになったら、サンタさんにもういいです、って手紙書こうね」
とっさによく言えたものです
真実を知るのはもっとあとでいいよね。。