
関東甲信越地方が海の日を過ぎても梅雨が明けず、予定していた南アルプス、北アルプスへも行けそうに無いのでシカタナイ。ということで北海道は利尻山登山に行ってきました!
まあ結果としてはそこでも雨に降られて大変だったわけですが…w
コースタイムは登り5時間5分、下り3時間45分のトータル8時間50分。天気予報がイマイチだったのでサクサク進んだところ登り4時間、下り3時間の合計7時間程度で往復できたようです。
まず飛行機で羽田空港→新千歳空港→利尻空港で上陸して田中屋 ひなげし館さんに宿泊。
なお、この島の宿は空港や登山口と宿との送迎をしてくれます。(※希望に応じて送迎は変更可能で、僕は空港→宿→登山口(下山後、電話連絡)→利尻温泉にしてもらいました。利尻温泉からフェリー港まではタクシーで690円だったかな)
お宿の食事。新鮮なウニ、ホタテ、カニが美味しゅうございました。
ビールはやっぱりサッポロクラシック。翌日3時半〜4時起きなのでほどほどに。
翌日、朝5時に他の登山客と一緒に宿の車で登山口まで送迎してもらいました。登山開始です。
なだらかな登りを少し歩くと水場(甘露泉水)に到着。名水百選にも入っているらしいです。利尻山は水場がここしかないので水の準備はしっかりと。
しばらくはゆるやかな林道をゆっくりと登っていきます。
道幅は一人分程度しかありません。
黙々と登って6合目、第一見晴台に到着。この時点では天気は曇り、風も弱く礼文島もしっかり見えてます。
木々が登山道に覆い被さっていて気をつけないと頭を打つので注意しましょう(何回もぶつけました…)。
木々のトンネルを黙々と登って7合目、胸突き八丁へ。少しだけ見通せる場所があります。
岩が多くなってきて若干歩きにくくなってきました。
第二見晴台に到着。
利尻は強風が吹くことが多いようですが、木々のおかげで直撃は免れることができます。
8合目、長官山に到着。稜線に出ました。
長官山から少し歩くと(コースタイム15分)、避難小屋が見えてきました。
避難小屋に到着。ここで行動食を取って少しだけ休憩。
季節的に高原の花々が大変キレイでした。晴れてればもっと良かったなーw
まだ雨は降ってないものの、葉についた露がウェアを濡らし始めました。
やっと九合目に到着。普通の山ならあともう一息と言うところですが利尻山の場合、ここからがちょっと大変。
というのも足場が火山の砂礫に覆われていてかなり歩きにくい!(力をかけると崩れて滑る)
片側が完全に崩落してる箇所も何カ所か。慎重に進みましょう…。
崩落が多いせいか、頂上付近はところどころ道が整備されています。
息切らせながらなんとか登頂!この頃から雨が降り始めていよいよつらい状況にw
周囲は真っ白で何も見えません!
ひとまず無事下山をお祈りしました。
下山はいったん避難小屋に立ち寄り、宿で用意してもらったお昼をとりつつ、黙々と下山しました。全身ずぶ濡れになりつつ下山するのは精神的につらかったです…w
下山後、登山口で宿の方に電話連絡して利尻富士温泉まで送ってもらいました。ずぶ濡れの体に温泉が染み渡りました!
温泉でゆっくりした後、タクシーに乗って鴛泊(おしどまり)港まで移動し、14時35分のフェリーに乗って稚内へ。
本格的な雨登山は昨年の奥穂高岳以来となりましたが、なんとか登頂できました。次があるとしたら、今度は晴れてる時がいいなぁ…w
※ちなみに晴れてるとこんな感じ(写真は2014年8月礼文島訪問時、フェリーから取った利尻山)
さて、次はどこに行こうかな?(日本アルプス行きたい…w)