ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

Serendipity そしてSTAP細胞

2014-02-04 22:47:23 | 釣り
イマージャー系フライの一つ。まさに羽化せんと浮上している虫。
このフライの名前はフライパターン・マニュアルによると「思わぬものを偶然発見する才能」。ということで話題のSTAP細胞と絡めてみる。

まず、Serendipityセレンヂピティのタイイングそしてフライの写真はココを見てください。
フライをしない人が見ると、このフライって釣れそうにないですよね。
多分、こういうフライとか、こういうのんがよく釣れると思うんじゃないかと。
Serendipityの様な構造が地味なフライの方がよく釣れます。

フライパターン・マニュアルによると次の通り
語源:18世紀のおとぎ話
主人公達が探してもいない珍宝を偶然発見することから派生した用語
命名由来:
期待せずに使ったら偶然にも効果抜群だった。のだろう
考案者:
Craig Mathews and John Juracek
Books:Fly pattern:
Nymph (イマージャーの方が良いと思う)
特徴:
紐状によじったアントロンをボディに巻くことでリブの質感と煌めきを得る

さて、STAP細胞の発見ストーリーに強引に絡めると、一番始めの「ガラス細管通過前後で幹細胞が形成される」ことを発見する才能がまさにSerendipity。

ここにはSTAP細胞の最も効果的な条件を手当たり次第試して弱酸性条件が効果的だったことと、海苔の養殖で弱酸性が効果的だったことを絡めておられます。(フライ関連は忘れ去られたとのことですが、著書にあったのでココで紹介)。

さて、STAP細胞は既にノーベル賞級の大発見というふれこみです。
数年後にヒト細胞での実証がなされ、臨床へ開始される時に受賞するか、いきなり今年に受賞するか、そこが気になります。
雑誌Natureの拒絶査定(でいいのかな)に対する彼女の執念はどこから生じたのか不思議です。罵倒されてましたしね。。。私ならもうどうでもいいや。となりそうです。

海苔の養殖のおじさんが特許を申請しなかったことは、カラオケマシンの発明者になんとなく似ています。高枝鋏で特許横取りがあったとかなかったとか。

執念。これは偶然のたまものじゃないってことだけは事実。





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