S.O.C.J. 会員の CATERHAM 訪問記


※ ケーターハムサウスの前での記念写真です。

ケーターハム訪問記
S.O.C.J. 7307 野口 亨





 家族が転勤でロンドン在住になったので、2013年8月16日から8月23日まで夏休みに訪問していました。
 
8月19日(月)午前にダートフォードの工場と午後はケーターハムサウスのショールームを訪問しました。


 当日の朝、ウエストアクトン(ロンドン郊外西部地区住宅地)を息子の運転する車で出発しました。 (家内は孫の面倒をみる為にアクトンでお留守番でした。)
 平日の朝なので通勤ラッシュでしたが(ちょうど東京の外環道の様な道路)大きな渋滞もなく無事にダートフォードの本社工場に到着しました。


 事前に予約していたので直ぐに見学開始です。


私と息子です。


 大まかな生産ラインは3個有りました。それぞれがカートに載せられてライン上を手押しで流れて行きます。







 月曜日、それも夏休み明けだった様子で、ラインはゆっくりと流れていました。


 しかしこのDURATECエンジンでもオルタネーターは排気管近くなのですね。

 まあこのタイプですと放熱性も良いのでこれ程近くでも大丈夫なのでしょう。VALEOの苦労を知っている旧いSEVEN乗りには疑問が残ります。MATSUDA FORD ではこの設計なのでしょうかね??


 一台ずつにオーダーフォームが付いていて、それぞれオプション部品が装着されています。


 生産ラインの脇には整備工場も併設されており、通常のメンテナンスが行われています。


また隣の部屋にはSP/300.Rが生産されていました。

 エンジンは FORD DURATEC 2000 のスーパーチャジドモデル(310bhp)が搭載されていて、6速のパドルシフトです。
 ボディ全体を含めた造りの質はSEVENシリーズとは別格です。でもサイズ的には幅がかなりワイドに思えました。



 ちなみに生産ラインはすべて新型のDURATECエンジン搭載車で、リア足回りはド・ディオン式ワッツリンクサスペンションで、SVシリーズもかなりありました。(英国人は身体が大きいからロータス時代から続くシリーズ3が基本のフレームではしんどいかもしれません。)
 フレームの溶接がロウ付け溶接からTIG溶接に変更になったそうです。



 SEVEN 620R を見たいとお願いしたら、何と敷地外に路駐してありました。(さすがにボディカバーは掛かっていましたが・・・)



 現在ケーターハムの生産台数は年間1000台に増え(以前は500台と聞いていました。)、主たる輸出先は日本とフランスの様です。



午後はケーターハムサウスを見学しました。



 以前はケーターハム駅前にありましたが、現在は移転しています。約20台程度の中古車が販売されていました。





お約束のチョロQ SEVENも立派な展示車両でした。


とても綺麗な環境で見学することができます。

 ほとんどは現行生産型のDURATECエンジン搭載車です。ちなみにローバーエンジン搭載車はクラシックと呼ばれていました。わたしの乗っているケントエンジン搭載車は何と呼ばれるのでしょうか??(聞いてみればよかったです ^_^;)





以上、駆け足ですが紹介させて頂きました。




追伸
もし実際に訪問される方がいらしたらご注意を一点。



 M4とか表示されている2車線以上の通り(フリーウェイ)には「オービス」がいたる所に設置されています。黄色い箱がそれです。(半分はダミーと言われているそうですが。)もう一枚はNシステムでしょうか?カメラマークが有りましたから。ポータブルカーナビには警告音が入っています。しかし注意してください、極端な場所は1マイルに2か所設置されていました。





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