2019 SOCJ SLALOM in 大磯ロングビーチ イベントリポート
10連休となったゴールデンウィーク最初の日曜日
大磯ロングビーチの青空のもと、ジムカーナの熱い戦いが繰り広げられました。
2015年からスタートし、早や5回を数えることとなったSOCJ SLALOM in 大磯
ロングビーチ スーパーセブンを愛する猛者たちにとどまらず、
腕に覚えのある素晴らしいドライバーを含め、82台の参加をいただきました。
大磯ロングビーチ駐車場を大きく使った走りがいのあるコースが、
[challenge][middle][expart]で設定され、ドライバーを待ち構えます。
いつもながら、すべてのクラスで奥深く、そしてワナが隠された素敵な
コースです。
コースが広いので、派手に流してみせる走りをするもよし、いつもはできない
全開スロットルを試すもよし、地味に、でもタイムをしっかり刻んでニヤリと
するもよしと、楽しみ方いっぱいです。
本日は、いつもお世話になっているインストラクター 小林選手、長島選手に
加え、西野選手も参加いただき、圧巻の試走や走行レクチャーをしてもらいま
した。いつもながら、全日本ジムカーナドライバーを迎えてのイベント、
ほんとに豪華です。
開会式では、会長の開会宣言に続き、ジムカーナ走行の注意点が説明されます。
年2回のSOCJジムカーナイベント、続けていくことで、参加者も慣れてきた
感じがします。
午前中は、クラス毎の練習走行です。
インストラクター3選手の試走を参考にしながら、自分の走りを確認していきます。
コースに集中すると走りがもうひとつに、走りに集中するとコース上で頭が真っ
白にとジムカーナの洗礼を受けつつ、午後のアタックに向けて、各人集中です。
今回は、スーパーセブン以外のクルマも多数参戦いただき、し・か・も、
ガチの現役選手が、スーパーセブン勢を追い立てる展開になりました。
エキスパートクラス 練習1本目は、1~3位のタイムをセブン以外に独占
され、「大人げない」人たちの胸に火がついてしまいました。
練習2本目は、「もう本番だっけ?」と思えるような走りが、各クラスで展開
させてれました。
出店テントでは、お得なレーシングギアや、空くじ無しのくじ引きなど
協賛企業様にもイベントを盛り上げていただきました。
午後のアタックに向けて、否が応でも盛り上がる気持ちを、おいしい昼食で
いったんクールダウン。シュウマイがおいしい中華弁当に舌鼓。
し・か・し、やっぱり、みなさんクールダウンしてはいませんでした。
食事後の小林選手、西野選手によるタイムアップ講座は、
攻略法の質問が止まらない展開になりました。FF,FR,MR,4WD それぞれの特性と
走り方のアドバイスをもらい、午前の反省と午後の作戦に勤しみます。
その流れのまま、各インストラクターとコースを完熟歩行。
実際にパイロンを見ながら、進入の角度やスピード、ブレーキコントロールと、
ここでも質問は尽きません。
いよいよ、午後のアタック開始です。
タイムアタックは、3本走行のベストタイムで争われます。
前走者の走りが気になりながらも、自分のコースイメージを確認。
スタートを待ち、ステアリングを握る手にも、緊張の色がうかがえます。
午前以上に、嶋田さんのアナウンスが高らかに響き渡ります。
「ミスコースッ」「ミス クォ~~~ スッ」
そんなに高らかに連呼しなくても… そりゃ、間違ったほうが悪いけど、でも、
そんなに…
って言われたドライバーの心の声が聞こえてくるような。
はい、火が付いた人々の「大人げない」走りが、真剣に繰り広げられました。
エキスパートクラス7位、ゼッケン82の走行風景です。車両はCaterham 7 KENTです。
SOCJ会員のSさん動画の提供、ありがとうございました。
タイムが読み上げられ、次々とタイム更新がアナウンスされます。
自分のタイムにも、他の選手のタイムにも、一喜一憂。
3回のチャンスが、あと2回、あと1回と減る中、
思い通りの走りができたひと、できなかったひと、
ぜーんぶミスコースしちゃったひとさまざまでした。
3本目のタイムは、表彰式までお預けです。
エキスパートクラス 2位、ゼッケン80の走行風景です。車両は Caterham 7 VXR です。
副会長、動画提供、ありがとうございました。
「タイムをアナウンスしたいよー」、「タイムをききたいよー」
もやもやを抱えつつも、3本のアタックは、全車無事終了です。
ラウンジにあがり、お待ちかねの表彰式。
チャレンジクラス、ミドルクラス、エキスパートクラスそれぞれで、
「8位、6位、5位、4位」「3位、2位、1位、7位」が表彰されました。
やっぱり7(セブン)賞は栄誉です。
下記リザルトをクリックするとpdfが見れます。
各クラス 優勝は、なんとかセブンがとれました。SOCJイベントの意地?
きっと、「大人げない」ひとの意地が勝ちを引き寄せたのでしょう。
いろいろな車種が競い合うことで、それぞれに新しい刺激が得られたことと
思います。
恒例のじゃんけん大会では、豪華賞品が飛ぶように勝者の手に。
じゃんけんでも、熱く熱く勝負しました。
会長より閉会のあいさつをいただき、2019SOCJ SLALOM in 大磯ロングビーチは
無事終了いたしました。
このイベントは、スーパーセブンオーナーはもちろん、スーパーセブンオーナー
でなくても参加できます。
参加者が多くなれば、その分、刺激や気づきが多くなります。
これからも、イベント盛り上げてまいりましょう。
最後に、
協賛いただいた
横浜ゴム株式会社 株式会社オリフラム プロジェクション
三貴プリパレーション有限会社 株式会社アクト・トレーディング
トタル・ルブリカンツ・ジャパン株式会社 有限会社ステージング
有限会社アブロード ダートフォード サマーアイプロジェクト
株式会社トワイス AUTO PRODUCE THE CROSS
会場協力いただいた
大磯プリンスホテル 大磯ロングビーチ
いつもイベント運営で多大な協力をいただいている
Scuderia・CeT(敬称略)
感謝いたします。
そして、ご参加いただいたすべての方に、感謝をお伝えします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。