活動の記録。

日時:3月4日
内容:最高執行役員会(富山市)。とやまの森づくりサポートセンター様訪問(事務的相談)。地域ケア推進事業。



感想:
私が
菅総理の参謀ならば
今月中に
東京オリパラの中止を諫言し
撤退します。




それは
同時に
近代オリンピックと近代競技スポーツの終焉

国家が主体となり
国力を競う
ナショナリズムスポーツの終焉を意味します。



そして
日本がまず
近代のギリシャローマ的な世界観から脱し
大きな建築としてのオリンピックスタジアムを解体し

近代の脱構築を為すべきです。



隈研吾先生の志向する
自然な建築
負ける建築は

ギリシャローマ的な建築
近代高層建築の終焉を
原初から内包し

そのメタファーは
リアルに顕現します。



そして
装飾としてのスギは
見事にその役割を終え

燃え盛る炎に
放擲されます。



本来
スギの表層こそ荒々しい肌目と
相反する脆い本質は
建築材に相応しくないです。



そのことを知悉しながら
敢えて
装飾として杉を多用する
隈研吾先生。


それは
最終的に勝つための
負ける建築の策謀です。



今年の東京オリパラが中止となり
オリンピックスタジアムが解体され
近代の崩壊を惹起する契機になれば

おそらく
隈研吾先生も
その思想とイマージュの実現に
秘かに喜悦するでしょう。




おわり




高橋記(目標:近代建築の終焉)

春日八郎／別れの一本杉

春日八郎／別れの一本杉