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『蕎麦がき研究入門』

遂に完成!「蕎麦がき分類図」!

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どうも。蕎麦がき理論家、片手袋研究家の石井です。この写真は私が確立した「片手袋分類図」です。このブログの第2回で
簡単に触れて以降、当たり前のように「片手袋」とか「片手袋研究家」という単語を使ってしまっていますが、途中から読み始めてくださった読者の方々には何のことか意味不明ですよね。純粋に蕎麦がきへの興味から記事を読んで下さっているのに、所々訳の分からない地雷が埋まっているんですから、ご心中お察しいたします。
☆あらためて片手袋の簡単な説明を
これが「片手袋」です。よく道端なんかに落ちている、片方だけの手袋。そして嘘みたいな話ですが、私はそれを15年間、撮影や研究し続けています。その過程で完成したのが、「片手袋の分類法」であり先ほどの「片手袋分類図」です。簡単に説明致しますと、片手袋の分類は3段階を経て行われます。

・第1段階「目的で分ける」
落ちている片手袋が、もともとどんな目的で使用されていたのかで分けます。作業用なのかファッション用なのか、そういった違いで落ちている時期や場所に変化が表れます。

・第2段階「過程で分ける」
ここが一番重要なのですが、片手袋と聞いてみなさんが思い浮かべるのは道端に「落ちている」ものだと思います。それらを私は「放置型」と名付けました。落とし主や通行人に放置されたまま、寂しく忘れ去られているからです。しかし片手袋にはもう1種類あって、それを「介入型」と呼びます。

これが介入型です。これは放置型の片手袋を見つけた誰かが、落とし主が見つけやすいように目立つ場所に移動してあげることで発生するのです。落とし主以外の手が加わっているので、「介入型」です。片手袋は寂しいだけじゃなくて、人の温かみも感じるものなんですね。

・第3段階「状況・場所で分ける」
そして最後、放置型と介入型それぞれに発生しやすい場所や状況によって分けるのです。

以上を踏まえますと、例えばこれは「ファッション防寒類介入型三角コーン系片手袋」と分類できるのです。こういう研究を続けてきたのが私なのですが、もっと詳しいことに関しては昨年末に出版された私の著書、『片手袋研究入門』をぜひご覧になってください。

☆ずっと感じていたプレッシャー
そんな私が何故蕎麦がきの研究を始めたのかというと、「片手袋は誰もが一度は目にしたことがあるのに、誰もちゃんと追求する人がいなかった。蕎麦がきも昔から存在しているのに一度もバズったことがなく、誰もちゃんと向き合ってこなかった食べ物。つまり、片手袋と蕎麦がきは全く一緒!蕎麦がきをきちんと研究するのは私の使命である!」。こういう勘違いが元になっているんですね。でもだったら当然、皆さんはこう思いますよね?

「おいおい、じゃあさっさと蕎麦がきの分類図を見せろや!分類図もないのに研究なんて言えないし、片手袋と蕎麦がきが一緒だなんてよく言えたもんだな!ふざけんな、この豚!縄跳び膝ぶっ壊し野郎!」

ってね。あ、私、コロナ自粛で異常に太ってしまい、現在一生懸命縄跳びを頑張ってるんですが、自分の体が重すぎて膝がぶっ壊れてるんですよ。この罵倒を飛ばした人、随分私について詳しいですね。蕎麦がきに分類図が存在していないことは私もずっと気にしていました。でもなかなか「何を基準に各段階分けていくか?」が思いつかず、作成に着手できないままでした。

☆ようやくイメージが降ってきた!
でも、前回の「トマト蕎麦がき」を作ったことで、何か物足りないと感じていた選別基準に大事な要素が加わり、ようやく全体の構成が浮かんできました。そうなったら片手袋の経験もあったので、完成はあっという間でしたよ。まだまだ手直しが必要だし、デザイン能力が皆無なのでその辺ブラッシュアップしていきたいですが、今日はとりあえずのβ版を公開&ご説明致します。

こちらが「蕎麦がき分類図」です。片手袋の分類は3段階でしたが、こちらは4段階。順を追ってご説明致します。

第1段階「蕎麦粉」
蕎麦がきは「蕎麦粉と水」だけで作るシンプル極まりない料理。故に工夫の入り込む余地は材料の段階ではあまり多くありません。しかしこのブログで色々なレシピにトライしてみた結果、蕎麦粉自体にも手を加えることが可能になりました。

例えば蕎麦粉だけじゃなくて砂糖を加えてみる。あるいは粉チーズなんかを混ぜちゃう。


まだ試してはいませんが、二八蕎麦みたいに小麦粉を加えたり、白玉粉を混ぜたり、まだまだ実験は出来そうです。あるいは今までのレシピは全て二番粉を使用していましたが、三番粉で作ってみるのもありかもしれません。

第2段階「水分」
ここを前回のトマト蕎麦がきで思いついたんですよね。「蕎麦がきを作るとき、蕎麦粉に加えるのは水」という固定概念。これを覆せたのも、ブログを始めて良かった点です。

牛乳やトマトジュースでも蕎麦がきはできるし、何より美味しい!ここもまだまだ実験のし甲斐がありますよね。例えばカルピス原液で蕎麦がき作ったらどうなっちゃうんだろう…?

第3段階「味の方向性」
ちょっと漠然としてますが、これも重要だと思ってます。私は基本的に蕎麦がきは主食的なものだと思っていましたが、リモート蕎麦がきを経て「スイーツ的な可能性にも満ちてるんじゃない?」と気づきました。その結果、最近ではむしろ甘いレシピの方が増えてるかもしれません。便宜上「おかず系」「おやつ系」という分け方をしてみました。


第4段階「調理法」
最後に、どう調理するか?ここが一番工夫のし甲斐もあるし、可能性は無限大です。色々実験してみて何より驚いたのは、「蕎麦粉の味や個性の強さ」。

唐辛子ベースの辛いスープにぶっ込んでも、蕎麦がきの味が死なないんですよね。だから、むしろまだまだ全然無茶がたりてない気がしてます。今のところ「素(そのまま)・焼く・煮る・揚げる」しか入れてませんが、「蒸す」なんてのも良いですよね。

これで分類の完成です。作ってみて思ったのは「片手袋の分類図とはやや違うな」ということ。これは分類図というよりはチャートに近くて、上から順番に選択肢を決めていけば新しいレシピの作成もしやすくなりそう。あと「そうか、おやつ系のレシピで揚げるやつはまだ作ってないんだな」とか、これまでの実験に足りてない部分も分かりやすい。実際、分類図を作りながら既に幾つか試してみたいアイディアが浮かんできましたよ。「蕎麦がき作ってみたい!」って人に向けた手引書としても機能しそう。これをプリントしたクリアファイルとか良いかもな。

さあ、ようやく「片手袋研究家」に続いて「蕎麦がき研究家」を名乗っても良さそうな雰囲気が漂ってきました。だからどうか皆さん、私のことを「膝ぶっ壊れ豚野郎!」なんて罵らないで!

是非是非、皆さんも「蕎麦がき分類図」を活用してくださいね!

sobagakiさんの出品

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