今、目の前にちょっとした挑戦的な課題があったとして、その人がその課題にどう取り組むか?
ちょっと試して無理そうだと思えばすぐに諦める、それも一つの方法だし、いつまでも粘り強く取り組んで、それでも上手くいかずに悔しい思いをする、そんなこともある。
それはもう、その人の性格だったり、その社会の文化だったりするけれども、日々の基本動作として少しずつ積み重ねられるから、半年、一年と経過すると・・その差は明瞭にその人や社会のキャラクターや能力となって表面に現れてくる。
・・・
午後、ピアノの発表会の打ち上げランチ。ご飯を食べてから、かなり難易度の高い(一見簡単そうなんだけど)図形パズルに没頭していた女の子、どうしても解決しなくて、本当に悔しくて「もうお家に帰る時間だよ」とお母さんに引き連れられながら、泣いてしまいました。
大人になってしまうとね、限られた時間の中で、ある程度納得のいくレベルの成果を出せれば、それで及第点。落第・失格にさえならなきゃ、とりあえずそれで良いし、たまに満足な成果を出せれば合格点。失敗するくらいなら、損失の小さいうちにさっさと見切りをつけて、ダメージの最小限化に努めるのも才覚の一つ。
な~んていう「妥協」の感覚が育ってしまうのだけれども、そういう一生懸命に問題に取り組もうとしている子供の姿を見ると「こうやって人は成長するんだよなぁ」と、ついつい、その後ろ姿を応援してしまいます。
学校で習う教科書の内容や、テスト問題には、必ず正解があるけれども、世の中に出たら「何が大正解なのか分からない」ことだらけ。だからすぐに正答が出てこないような難問パズルとか、すぐに上達しないピアノとか、じっくり、真正面から、全力で取り組むっていうプロセス(持続的に努力できる知的・精神的な体力)こそが、子供にとって大切なんだと思う。
その女の子のピアノ演奏、とっても上手でしたよ。
ちょっと試して無理そうだと思えばすぐに諦める、それも一つの方法だし、いつまでも粘り強く取り組んで、それでも上手くいかずに悔しい思いをする、そんなこともある。
それはもう、その人の性格だったり、その社会の文化だったりするけれども、日々の基本動作として少しずつ積み重ねられるから、半年、一年と経過すると・・その差は明瞭にその人や社会のキャラクターや能力となって表面に現れてくる。
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午後、ピアノの発表会の打ち上げランチ。ご飯を食べてから、かなり難易度の高い(一見簡単そうなんだけど)図形パズルに没頭していた女の子、どうしても解決しなくて、本当に悔しくて「もうお家に帰る時間だよ」とお母さんに引き連れられながら、泣いてしまいました。
大人になってしまうとね、限られた時間の中で、ある程度納得のいくレベルの成果を出せれば、それで及第点。落第・失格にさえならなきゃ、とりあえずそれで良いし、たまに満足な成果を出せれば合格点。失敗するくらいなら、損失の小さいうちにさっさと見切りをつけて、ダメージの最小限化に努めるのも才覚の一つ。
な~んていう「妥協」の感覚が育ってしまうのだけれども、そういう一生懸命に問題に取り組もうとしている子供の姿を見ると「こうやって人は成長するんだよなぁ」と、ついつい、その後ろ姿を応援してしまいます。
学校で習う教科書の内容や、テスト問題には、必ず正解があるけれども、世の中に出たら「何が大正解なのか分からない」ことだらけ。だからすぐに正答が出てこないような難問パズルとか、すぐに上達しないピアノとか、じっくり、真正面から、全力で取り組むっていうプロセス(持続的に努力できる知的・精神的な体力)こそが、子供にとって大切なんだと思う。
その女の子のピアノ演奏、とっても上手でしたよ。