
曲調はアコースティックで、ボサノバっぽい感じ。「小気味良い」サウンドです。
初期ならではのニーナの途絶えそうでも芯のあるウィスパーヴォイスが何とも切なさを醸し出しています。
はてさて、歌詞がこれまた切ないのです。
主人公の女の子が、1人の青年を見ており、彼はセリアという女の子をいつまでも想っているのですよ。
彼は光を嫌ってカーテンを開けもしないで、夜も遅くまで起きて、セリアが去ってしまったことをいつも考えてる。セリアの純粋さ、美しさ、愛らしさにまだ魅かれていて、忘れられないの…。
ああ切ないわ。
特別な思い入れがあったわけじゃないんだけども、たまにはこんな曲がへこんだ時に丁度良かったのです。
ですが。つい先日、この作詞をしたマグナス君がこの曲について
「当時彼女“になりそうだった人”のことを書いたんだ。彼女はセシリアっていう名前なんだけど、セリアの方が歌には良いと思ってね。」
と言っていました。
え~っ?!なんかがっくり…。
自分勝手に色々イメージの世界を作っていたのが悪いんですが、そんな私情が絡んでいるとちょっと興ざめしてしまう。
知りたかったけど、知りたくなかった!
書いた人のその時の想いがこもっていることは重々承知ですが、恋の歌についてそこまでオープンにされるとつい具体的な顔で想像しちゃいまして。しかもまだそこまで遠い出来事じゃないだけに…。

うーん、実は思い入れが強かったのかしら?
とにかく、気に入っていた曲ですがどうしてもマグナス君の顔が出てきちゃうので、ちょっとしばらく聴けそうにありません。

やっぱり思い入れが強かったのかな~(悩)?うーむ。