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ちょっと寄り道。

あっち行ったりこっち行ったり
寄り道が好きな管理人のつぶやきです。

STAY!!!!!

2015-03-18 00:29:55 | ドラマ


6話しかないから大事に大事に見ました。
「The Killing Season4」
リンデン&ホールダー


「淋しいしいわ。。。」
これから先この二人に会えないと思うと。

シーズン1からずっと重苦しくて
友人にも薦められず
語れる相手もいなくて
個人的にもずっと苦しかったわ( >Д<;)

ファイナルシーズン
これまた今まで以上に重苦しく
登場人物、全員が出口見つけられず、さ迷い続けてた。


本来の犯人探しと並行して
罪を犯してしまったふたりにハラハラどきどき(°°;)"((;°°)
いったい全体どんな結末を迎えるの?

きっときっと
「悲劇で終わるのよね・・・」
もう胸が潰れる思いで見てました。

と思いきや
(´;ω;`)こんな展開が待ってとか
監督さん「ありがとう~~~~」
                






ずっと家庭と言うものを探していたリンデン。

リンデン:今思えば私たち家庭だった
(犯人探しに奔走してたあの車こそがリンデンにとっての家だったのね)
      

    :ごめんなさい
    :あなたはどんな時でもいてくれたのに。。。

 
 
 
 
こんなに近くにいたのに。。。
至近距離過ぎて気がつかなかったのね。

一方、ホールダーは究極の選択を迫られる。
子供かリンデンか
     
ずっとリンデンに思いを寄せていたけれど
ホールダーもまた、家庭と言うものを求めていたんだよね。
結局、リンデンを守った。
結果的にリンデン&ホールダーが刑務所に入る事はなかったから良かったものの
生まれて来る子が犯罪者の娘になったかもしれないと思うと
キャロラインとの離婚は仕方ないかも。。。

  
  

ホールダーの娘カリアちゃん。(*´`)
ヒンドゥーの女神(カーリー)からとったって言ってた。
ホールダーらしいわ( ´▽`)
      
リンデンの息子ジャックも大きくなったなあ。
   
ちゃんと家庭があったのに
これまたそれに気づかず、ジャックを手放すはめに。
そしてまた家庭探し。。。

ラストシーンで
ホールダー:・・・stay
     :STAY。。。
力強いSTAYじゃないんだよ。
優しく包み込むようなstayなんだわ。
ホールダーとしては、リンデンを引き止めたくても
去って行こうとするリンデンを無理には止めない。
いつでもリンデンの気持ちが優先。

でハグのあと
一旦、さよならした二人。

ああ~~~リンデン、また目の前にある大事な人を掴まないのね。。。
仕方ないか
やっぱりこれがリンデンだもんとか思ってたら

     
この湖を見たあと(この絵面すごくイイです)
ホールダーの元へ
思わずガッツポーズな私





ホールダーの元へ行く事を決めたリンデンがとっても綺麗。
青いマフラーが印象的だった。
リンデンに「新しいマフラー買ったのか?」って言ってたホールダー。
少しの変化にも気がついてくれる人
これ以上のパートナーはいないでしょう。
リンデン、ホールダーの元に戻ってホント良かったわ。

リンデン&ホールダー
これで見納めなんでしょうか?
残念無念。。。
またシーズン1から見直しますわ(;・∀・)
   
   
      



おまけ
キナマンのニュー彼女凄すぎて(((゜Д゜;)))
     
タトゥアーティストでモデルらしい。。。
キナマンの腕もどんどん絵が増えてるなあ~とか思ってたら(ーー;)










     













































ぶれない人

2014-12-09 00:10:42 | ドラマ


濃いうぉ!!!!!!
なんとも濃厚なドラマでしょう


「True Detective」全8話見ました。

なんたって全米話題作。
1100万人が視聴して、高い評価をあげた作品。
しかも最も旬な俳優マシュー・マコノヒー+個性派俳優ウディ・ハレルソン
とドラマ蹴ってもおかしくない二人が出演したとあって

潜入感バリバリで入りましたが
あっと言う間の8話
充実感いっぱいのドラマでした。

ちょっと想像してたのとは違いました。
「24」のようなアクション満載の早い展開と思い切りや
北欧ミステリーのように淡々と重く
犯人探しと言うより
二人の刑事を通して
人間の奥深い部分をえぐっていくような
クライムサスペンス。


マコノヒー演じるコールの哲学的発言に
時について行けず
うううん?
そんなコールとは対象的に
ハレルソン演じるハートは
現実的で普通でどこかホッとする人物。
そんな普通な人にも
色んな事が待ち受けてるんですねぇ~~
浮気→家庭崩壊→転職→孤独
      

マコノヒーの演技は
全く無駄のない指先ひとつにも気を遣った
神経が研ぎ澄まされるような演技。
ハレルソンは普通の人をフツーに演技。
どちらも唸るものがありました。
   

17年後、ハートの髪はだいぶ、寂しくなります(;_;)
              

二人はプラべでも仲良しで
相棒役としてマコノヒー自身がハレルソンを指名したようです。
 


17年間を過去と現在の場面が交差しながら進んでいくので
切り替えが必要。
脳の活性化にも良いドラマなのかも。。。

流石に最も旬な男
なんでも様になるわぁ~~
 
ただタバコ吸って草むら歩いてるだけなのに
なんでしょう?このオーラ(゜O゜)

最も好きなシーンは
 
50代半ばになってるであろうに
ロン毛とこの白の妙に襟だけバリッとしたシャツが似合うのなんのって\(☆o☆)/
とてもアイロンかけるとかクリーニングに出す生活とは思えないので
形状記憶か?(どうでもよい(^_^;))



タバコ吸ってるシーンも好きだったけど
吸いすぎだろ!ってちょっと心配してしまった。

身体大事にしてね(^人^)


で腰の位置が高い!
     

「マジック・マイク」で見せた鍛えられた肉体も絶叫モノでした\(◎o◎)/!
マット・ボマー目当てで見たけど
途中からマット出てたの忘れてしまってた( ̄▽ ̄;)
  
  
このシーンはちょっと笑えた( ´▽`)

どんだけスタイルいいのよぉ!と思ってしまいますが  
お父さんがアメフト選手だったかのスポーツマンで
恵まれた体型を受け継いだのもあるでしょうが
やっぱり努力の人です。
役作りの為ならなんのそのです。
日夜鍛えてるんでしょう。

このドラマのどんなシーンも捨てがたく
映像がなんとも言えない雰囲気を醸し出してるんですね。
  

どんな監督かと言いますと
天は、この人に一体、何物与えたのでしょう?
と思えるような
才能と容姿を兼ね備えた希に見る見栄えのする監督です。
  
キャリー・ジョージ・フクナガ
37才。
日系3世の父親とスウェーデン系アメリカ人の母親を持つ日系4世のアメリカ人監督であります。
この血筋だけでなんとなく容姿他想像できてしまう。

日本人の持つ緻密なセンス+美形を生み出す国スウェーデンですよ
あのキナマンを生み出したスウェーデンよ!
キナマンばりの美形がゴロゴロ歩いてる国、スウェーデン!!!!
なんだかなあ~
いいとこどりだわよねぇ。
おまけに色々な国に住んでいたらしく語学もものすごく堪能らしい。
生い立ち読んでたら、凄すぎて、ため息出てきた。
こんな人いるんだわって感じ。
あの才能は、きっとこの環境から生まれてきてるのね。
非常に納得(^-^*)(・・*)(^-^*)(・・*)

エミー賞で監督賞をもらった時
会場が騒然としました。
三つ編みだし、イケメンだし
誰?誰?って
まさかの監督さん。
完全に俳優、食ってましたね( ̄▽ ̄;)
『Victoria para Chino』『闇の列車、光の旅』『ジェーン・エア』
是非是非見たいですね。




「人の本質って変わらない」
「ぶれない人になってみたい」
そう思えたドラマでした。



   
              



















デイヴ→ボブ

2014-07-19 00:40:00 | 映画


こんなに猫が似合う男はそうそういないわ。
売れないフォークシンガー、ルーウィンと猫。


    
『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』

最近の映画の邦題は残念すぎるけど
これも、長すぎて残念( >Д<;)
かと言って、インサイド…を省いて『名もなき男の歌』だったら、多分見に行ってない。
とりあえず原題残してくれて良かったわ。

「太陽がいっぱい」みたいな素敵な邦題にはもう出会えないのでしょうか?


話し戻って、この映画、好きでした。
ストーリーは、1961年のニューヨーク、グリニッチ・ヴィレッジが舞台。
デイヴ・ヴァン­・ロンクの回想録をベースに
売れないシンガーソングライター,ルーウィン・デイヴィスのよれよれ人生を
綴る(1週間の出来事)コーエン兄弟監督作品です。

とにかくグリニッチ・ヴィレッジあたりの景色がたまりません(@ ̄ρ ̄@)
     
   
   

   

建物、タクシーや地下鉄等の乗り物、無造作に置いてある自転車や木々でさえ
全てが芸術。

キャストも興味深い。
    
ルーウィン・デイヴィス役に「オスカー・アイザック」
この人、ガチで歌もギターも上手いと思ったら、ジュリアード音楽院卒なんですね。
この映画で初めて、「デイヴ・ヴァン­・ロンク」と言う実在したシンガーを知りました。
ボブ・ディランにも影響を与え、映画のラストシーンでは、ディランらしき歌手が登場しています。
声は確かに、ディラン。

   
   向かって左がデイヴ・ヴァン­・ロンク、右がオスカー・アイザック

   
   これは、ボブ・ディランとデイヴ・ヴァン­・ロンク
   

    
ジャスティン・ティンバーレイクにキャリー・マリガンも出てます。
キャリー・マリガンは、マーカス・マムフォードの嫁であります。
マーカス・マムフォードもこの映画の共同音楽プロデューサーとして参加しております。



この猫ちゃんに役者魂感じました。

    
いい演技です。


    

なんで『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』ってタイトルなんだろうと思っていたら



アルバムタイトルだったんですね。


家も金もコートも無く、シカゴまで仕事求めて旅に出る姿
あれ辛すぎる。
凡人の自分ならとっくに音楽あきらめて、ぬくぬく生活を選んでるわ。    
     

     



劇中、ルーウィンが歌っていたライブハウスのようなとこがありましたが
あれは、実際、デイヴ・ヴァン­・ロンクが根城にしていた「ガスライト・カフェ」と言うクラブです。
ジョニ・ミッチェルやボブ・ディラン等、後に大物になったシンガーをたくさん排出しています。

   
1960年代のガス・ライトカフェ


現在は、こんな風になっています。
建物自体は残ってるようですね。
   


    
    
    
1960年代のアート溢れるグリニッチ・ヴィレッジ


この時代にこの場所で好きな音楽をやれた事
それこそが最高の幸せなのかもしれないです。
















        





   
      









  









帰りにドーナッツ買いました。

2014-06-22 23:15:50 | 映画


   
「チョコレートドーナッツ」見ました。

各地で賞を総嘗めとか感動作とか
触れ込みが凄すぎて
かなり身構えて見ました。

そんなコピーが似合わない実に淡々として
凄くいい映画でした。

1970年代のアメリカ・ブルックリンで実際にあったダウン症で母親に育児放棄された子どもと同居するゲイカップルの話しです。
       

ずっと淡々と流れて
最期まで淡々と終わってしまうんですが
やはりこの映画の最大の立役者は、なんと言っても

ラストでアラン・カミングが歌う
「I Shall Be Released」と言う曲です。

この曲無くしては、この映画は成り立たないと言っても過言じゃないです。

私は映画の予告を何気に見ていて
まさかぁ!って飛び上がりました。
この曲にまた巡り会えた事にビックリ(°д°)でした。
もう、映画の内容はどうであれ、絶対にこの映画は見に行こうと決めていました。

「I Shall Be Released」は、ボブ・ディランが作った曲ですが
「The Band」が歌った曲なんです。
以前にも書きましたが、自分の中では、未だどんなバンドも越える事の出来ないバンド
それが正しく「The Band」なんです。

その「The Band」の最後のライブ映像を映画にした「ラスト・ワルツ」の中で
ボブ・ディランを中心に神々の面々で大合唱したのが「I Shall Be Released」でした。

チョコレートドーナッツのラスト・シーンとラスト・ワルツの大合唱シーンが重なって
号泣しました(´;ω;`)

アラン・カミングの「I Shall Be Released」も、そっとそっと心に忍び込み
気がつくと魂、揺さぶられてました。
そして、またしてもこの曲に殺られてました(^^;

       


アラン・カミング良かったわぁ。
ホントに表情が豊かな人です。
マルコといる時は、母性に溢れ
ポールといる時は女の子になってるし
      


そして信念を曲げない態度は実に男らしい。
      
     

      
このシーン好きでしたね。
ポール(ギャレット・ディラハント)がルディ(アラン・カミング)のネクタイを結んであげるとこ。

余談ですが、ギャレット・ディラハントの男前っぷりが素敵でしたが
ヅラ?もしかして??????
そう思い始めたらもうドロ沼です(; ̄ェ ̄)

アラン・カミングは、実生活でもシーファーさんと言う男性の方と2012年に結婚式を挙げております。

余韻の残る映画でした。
映画館では、しばらく誰も立ち上がらなかったです。
          
字幕ありがとうございますm(._.)m




         
もの凄いメンツ。
どうあっても今後、このような光景を見る事はできないでしょう。




          
繊細で脆いリチャードの声
何度聞いても、泣けてきます(;_;)

再びこの曲に会えた事に感謝します。





      
      

      
  





惜しまれつつ終了した米ドラマ

2014-06-12 00:54:29 | ドラマ
   
アメリカドラマ史上、最高の作品らしい
「ブレイキング・バッド」
やっぱり面白い。

序盤の残酷シーンに、ちょっと尻込みしました


あっと言う間に引き込まれてました!!!!

ストーリーは、ガンを宣告された高校の化学教師とその教え子が
麻薬売買に手を染めて行くと言うものです。

まだシーズン1しか見てませんが
すでに虜。

アメリカでは1000万人が視聴して
社会現象にまでなったらしいです。

それにしても教師が貧乏でバイトまでしてると言う感覚は
少し驚きでした。
日本では、安定の公務員ですから。

アメリカは地方自治が破綻しているらしいです。

アメリカが抱えてる問題が、ちらちらと見えるドラマでもあります。
1000万人のアメリカ人は、きっと自分と重ねながら見たのよね。

日本人の自分にも共鳴するとこは多々ありました。
つくづく生きるって大変な事なんだと思います。
因みにBreaking Bad とは、スラングで「道を外れる」って意味らしいです。

シーズン1全話通して、印象に残ったシーンですが
ウォルター・ホワイト(教師)が身重の妻と
大富豪になった昔の友人宅のパーティに出席。
夫妻は、めっちゃがんばってオサレをして行きました。
   


しかし、パーティ会場に来ているお金持ちは
みんな「ベイジュ」じゃないかぁ!byウォルター
   

そこ!
とか言われそうですが

なるほど、アメリカの富裕層は、ナチュラル志向なんですね。
マーガレット・ハウエルのような
白とか生成りとか着る人こそが、本当のお金持ちって事なんだ
へぇ~~~~とか思いました。


マネーロンダリング(爆)
  

印象に残るシーンがたくさんありました。
視覚に訴えると言うのか
映像が凝ってて、ワンシーンごとにこだわりを感じます。
丁寧なドラマだなあ。

加えて
演技力
半端ない!!!
主役のブライアン・クランストンは、もちろん
    
    
     ズボンは、風にとばされました(笑) 
   
周りの役者さん
すべて、素晴らしい!!!!


特に、ジェッシー・ピンクマン役(教え子)のアーロン・ポール
    
        
魅力ありです。
演技、上手っ(°д°)
    
    


音楽もイイです。
結構色んなジャンルの音楽が使われていて
ちょっと重たいシーンで、ノリのイイ曲が流れ
気分が中和されたりとか。

中毒になる事、確実なドラマです。
また眠れない日々です(´O`)