おみくじの内容を読み解く日記・その3

幼い頃からのお気に入りで、今でも月に数回は足を運んでいる中野不動尊。
筆者は参拝に行く度に1回引いているが、ただ運勢を知るだけでなく内容も理解すると面白いものだ。
ということで、実際に引いたおみくじを見て意味を調べ、ブログに書き残しておこうと思う。

このジャンルの記事は年末年始になるとアクセス数が増加している。
検索からこのブログにお越しになった方の参考になれば幸いだ。

※おみくじを何回も連続して引く行為は避けましょう。特に混雑する初詣では周囲の迷惑になります。
　また、神様に対して失礼です。おみくじは神様からのお言葉を記したものであって、おもちゃのガチャではありません。

☆下記のタイトルをクリックして飛べば、必要な情報がすぐに確認できます。

●和歌を読み解く
「渦を巻く 谷の小川の 丸木橋 渡る夕べの こゝちするかな」

●各項目を読み解く

願望(ねがいごと)・・・「出来兼る様に危惧を覚えるが後調う」

待人(まちびと)・・・「さわりあり 来らず」

失物(うせもの)・・・「出がたし 下にあり」

旅行(たびだち)・・・「吉日を選べ」

商売(あきない)・・・「買うのは損控えよ」

学問(がくもん)・・・「安心して勉学せよ」

相場(そうば)・・・「売れ 大利益あり」

争事(あらそい)・・・「時を待ねば勝てず」

恋愛(れんあい)・・・「将来幸福になる」

転居(やうつり）・・・「さわがぬ方がよろし」

出産(おさん)・・・「産前を用心すれば安産」

病気(やまい)・・・「信心すれば治る」

縁談(縁談)・・・「他人の口舌に惑わされるな」

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～和歌を読み解く～

「渦を巻く 谷の小川の 丸木橋 渡る夕べの こゝちするかな」

筆者なりに現代語に変換すると
「流れの激しい荒れた小川の橋を渡るような心地である」

物事のはじめはヒヤヒヤするような心配事が生じるが、のちに平和に収まる。小さなことも用心せよ。
油断せず危機を乗り越えれば吉となる。人生、必ずしも安全な道ばかりではない。

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～各項目を読み解く～

●願望（ねがいごと）・・・出来兼る様に危惧を覚えるが後調う
➡目標や望みが達成されないかと思われる出来事が起こるが、叶う。最後まで諦めず走り切ることですね。

●待人（まちびと）・・・さわりあり 来らず
➡待ち人＝何らかの障害があり来ない。人生のキーパーソンはまだ来ないようだな。

●失物（うせもの）・・・出がたし 下にあり
➡失くし物は出にくい。下のほうにある。もし何かを失くした時は下を探しましょう。

●旅行（たびだち）・・・吉日を選べ
➡縁起の良い日を選んで旅に出ると良い。どこかに出かけたり何かを始めるときは大安の日が良さそう。

●商売（あきない）・・・買うのは損控えよ
➡買いは損。なるべく控える。売ることに専念したほうが良さそうです。

●学問（がくもん）・・・安心して勉学せよ
➡何も心配せず努めなさい。人生は勉強の繰り返しです。

●相場（そうば）・・・売れ 大利益あり
➡売ると大儲けするぞ。相場とは投資全般のこと。

●争事（あらそい）・・・時を待ねば勝てず
➡好機を待たないと勝てない。"その時"が来るまでは焦らず待ちましょう。そもそも喧嘩はやめようね。

●恋愛（れんあい）・・・将来幸福になる
➡この先、幸せになれるだろう。いやぁ、そうは言っても彼女いないんで・・・

●転居（やうつり）・・・さわがぬ方がよろし
➡あまり大げさにしないほうが良い。とは「むやみに公言するな」とも解釈できますね。

●出産（おさん）・・・産前を用心すれば安産
➡用心していれば安心して子どもを産める。これは女性にとって大切な項目ですね。

●病気（やまい）・・・信心すれば治る
➡信じて治療していれば治る。医者や薬も大切ですが、肝心なのは自分の行動です。

●縁談（えんだん）・・・他人の口舌に惑わされるな
➡周囲の話に惑わされないように。人を信じすぎて疑わないと痛い目に遭います。

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