うつびょうき☆

万年うつ病中。なんとか生きています
気分にむらがあるため書いたり書かなかったりのブログであることをご了承ください。

『ある子供』

2006-07-30 22:57:34 | 映画
『ある子供』最近見た映画の中でインパクトありました、この映画。
ずっと書こうと思ってたんだけど、遅くなりました。
一気に見たという感じ。
哀しい映画です。
無知とは哀しいものなのですね。

でも、希望がまったく無いわけではなかった、この映画は。
そして、たぶんこの世界にも。




http://www.bitters.co.jp/kodomo/index.html

ブリュノ、20歳。ソニア、18歳。ふたりはソニアのアパートで暮らしている。ある日、ふたりの子供・ジミーを出産したソニアが退院してくる。だが、部屋には見知らぬ男女の姿。ブリュノが金のために貸したのだ。何とかブリュノの居場所を探し出し、会いに行くが、ブリュノはチンピラ仕事の最中。ソニアが嬉しそうにジミーを抱かせようとしても、気もそぞろだ。

ブリュノは、手下のように使っている子供・スティーヴたちと共に、小さな盗みをしては盗品を売った金でその日暮しをしている。子供相手と言っても、分け前をごまかすことはしない。

「真面目に働いて欲しい」とソニアは頼むが、ブリュノは相手にしない。ふたりは職業斡旋所に行くが、ブリュノは長蛇の列を見て辟易してしまう。列にはソニアが残り、ブリュノはジミーを連れて散歩をする。ふと、昨晩、取引をした女の言葉を思い出して電話するブリュノ。「いくらで子供を買う?」――ブリュノはソニアに黙って、子供を売った。

彼はまだ何も知らなかった。涙も、働く汗も、本当の愛も、命の重ささえも。ショックを受け、倒れるソニア。ブリュノは自分の犯してしまった過ちに気づくのだが・・・・・・。


バトル・ロワイヤル

2004-10-10 11:23:13 | 映画
いまさらながら、この映画みました。
例の女の子の事件があったので、どんなものかと…。
確かに残酷なシーンが多くR15指定は当然だと思った。でも、確かに残酷なシーンは多かったけど、加えて人間の弱いところとか社会の矛盾とかよく描かれていて、かなりの映画だと思う。社会に対して問題提起する方法として間違っているかもしれないけれど、こんなにもインパクトのある残忍性を盛り込まないと、情報が氾濫する中、人々に受け止められないのかもしれないと感じたのかもしれない。
俳優人としては、ビートたけしの淡々とした演技がすばらしかった。